褒めるとは?
褒めれば、人は喜ぶと考えるのは大きな間違いです。
心のこもっていない口先だけの褒め言葉は、相手に「突然なに?」「何か魂胆があるのでは?」と警戒心を抱かせます。
褒めるとは、相手に心の底から誠意のある言葉で「尊敬できること」や「感謝していること」を伝えることです。
そのためにも、日頃から、周囲の人が「何を大切にし、どこを褒めれば嬉しいのか」をしっかりと把握しておくことが大切です。
褒め方の具体例
スタイルに気を配っている人に対して
「〇〇さん、いつお会いしても、背筋がピンとされていていますね。私も見習いたいです」
⇒普段から、相手が関心を持っていることを発見しておきます。
仕事を手伝ってくれる同僚に対して
「ありがとう。助かります。いつも〇〇さんの気遣いに感謝しています」
⇒感謝の気持ちを具体的に伝えます。
気配りができる目上の人に対して
「××さんのように気配りができる女性に、私もなりたいです」
⇒尊敬できる点を具体的に伝えます。
本日のまとめ
①褒めるとは、尊敬や感謝の気持ちを具体的に伝えることです。
・上っ面な褒め言葉を並べても、警戒されてしまいます。
②褒めるには、普段から周囲の人が「何を大切にし、どこを褒めれば嬉しいのか」を把握しておきます。
・人の長所や優れているところを把握しておきましょう。
③「褒めてあげる」というような上から目線はNGです。
・謙虚な気持ちで誠実な言葉で伝えることです。