ネガティブな言葉のデメリット
「どうせ」「やっぱり」といったネガティブな言葉を口ぐせのように言う人がいます。
この人は知らず知らずのうちに損をしているんだろうな、と思います。
「どうせ無理」「やっぱりダメ」というように、悪い意味で、決めつけにつながることが多いからです。
「どうせ」「やっぱり」という言葉は、自分の能力を押し下げてしまいます。さらに、周囲にもネガティブな印象を与えます。
ポジティブな言葉に変換する会話例
新しいことにチャレンジするとき
×「どうせ無理に決まっている。やるだけ無駄だよ」
過去の苦しい体験がトラウマになり、今、自分が持っている能力に積極的にイメージが抱けないときに出る言葉です。
周囲の人は「ネガティブ人だな」という印象を持ち、一緒にやっていくことが難しいと考えるようになります。
ポジティブな言い方に変換すると
○「結果はわからないけど、やってみよう」
「やってみたらできた」ということは人生にたくさんあります。周囲の人にも、積極的な印象を与えることができます。
ダイエットのため、スポーツジムに通う
友人から「どう?少しは効果でた?」と聞かれ
×「ああ、やっぱり三日坊主で終わっちゃった」
×「ああ、やっぱりね」
「やっぱりダメだった」「やっぱり、うまくいかなかった」「やっぱり、無理」など、自分を卑下するような言い方は、自分の能力を押し下げてしまいます。
これを多用すればするほど、「自分下げ」になり、周囲もそのような目で見ますから、「ああ、やっぱりダメだったんだな」と悪い意味で決めつけてしまいます。
ポジティブな言い方に変換すると
○「今、中休みしているけど、また頑張るよ。ジムは楽しいよ」
○「やせたら、海に行くんだ。一緒に行こうね」
自分にも周りの人にも、いつも明るく「希望のある会話」を重ねていけば、お互いが前向きになれます。
他にも気を付けたいネガティブワード2選
「でも」
「でも‥」は相手の話を否定してしまう言葉です。「でも」は「そうだね」に変えると、会話がスムーズに流れます。
「雨が降ってきたから、すぐに帰ったほうがいいよ」
「でも、買い物の途中だから、まだ帰れないよ」
「そうだね~、買い物の途中だから、まだ帰れないよ」
「だって」
「だって‥」は言い訳をするときに使う言葉です。「だって」は「そうね」に変えてみましょう
「もう、30分も遅刻だよ」
「だって、電車が遅れていたんだもの」
「そうね。電車が遅れてなければ、間に合う予定だったの」
※どんなときでもポジティブな言葉を使おう。
本日のまとめ
①ネガティブな言葉は自分の能力を押し下げてしまいます。周囲にもネガティブな人と印象づけてしまいます。
②ネガティブな言葉はポジティブな言葉に変換しましょう。