WAKATU(話活)のススメ

楽しい人生は話し方が9割。

雑談を盛り上げ、ビジネスにつなげるコツ。雑談上手は「感謝」「気遣い」ができる人。

雑談をビジネスチャンスに変える

 雑談をすることは、相手のことを知る上で、とても大切なことです。お互いの共通点をリラックスして会話することで、相手との良好な関係作りにも役立ちます。ビジネスでの雑談の目的、雑談からスムーズにビジネスの話に展開できる話し方を解説しています。

雑談の目的は2つ

相手との距離を近づける

 初対面では「この人は感じがいいだろうか」「この人は信頼がおけるだろうか」と相手を探ってしまうものです。雑談はそれらを知る大事な機会になります。
 相手に対して、良い第一印象を与え、心を開いてもらえるように距離を近づけていくことが、1つ目の目的です。

相手の情報を収集する

 商談において、お客さまのニーズを正確に理解することはとても大切です。そのために「相手は何に興味があるのか」「何が相手のキーワードになるのか」などを雑談中に探っていきます。相手の話によく耳を傾け、相手の反応を注意深く観察し、少ない時間で相手の情報をより多く得ることが2つ目の目的です。
 この2つの目的をしっかり意識すれば、よく考えられがちである「雑談=井戸端話」ではなく、「雑談=ビジネスチャンス」という考えが適当であることがわかります。

雑談から本題に入る会話例

天気の話

相手)「毎日、毎日、暑いよね。今日は37度あるらしい」

営業)「ほんと暑いですね~」などと会話をして、距離が近づいてきたら、        

営業)暑さがお体に障るといけませんので、早速、本題に入ります」

   ⇒相手に対する気遣いを述べ、自分の話に入ります。

出張から帰ったばかりの人

相手)「先週、1週間、ずっと出張だった」

営業)「それは大変でしたね。どちらに?」などと話しを続けて、相手の仕事の情報を     仕入れることができたら、

営業)「お疲れのところ、貴重なお時間を頂きましてありがとうございます。短時間で、ご説明させて頂きます」

  ⇒相手への感謝を言葉にして、本題に入る。

宝塚歌劇ファンのお客様

相手)「先日、宝塚を観に行ったんだよ。宝塚の大ファンでね。ほんとに楽しみにしているんだよ」

店員)「宝塚のファンでいらっしゃるんですね。素敵ですね!次の公演はいつですか?」

相手)「10月です」

相手のニーズを仕入れることができたら、

店員)「秋ですね。季節に合った洋服を、私がお選び致します。こちらの洋服でしたら…」

   ⇒相手にお役立ちたい気持ちを表現して、提案に入る。

 会話の途中で、自分の話に入ることは、相手の話を遮ることになります。

 相手への「感謝」「気遣い」といった気持ちを表現することで、できるだけ、相手に不快な思いをさせることなく、自分の話に入りましょう。

本日のまとめ

①雑談の目的は「相手との距離を近づける」「相手の情報を収集する」の2つ

②雑談から本題に入るときは、感謝、気遣いの気持ちを表現する