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【親切の押し売りは御免】恩着せがましい人の心理や特徴とは?

恩着せがましい人

皆さんの周りにも「恩着せがましい人」はいますか?親切心で助けてくれているのかと思っていたら、実は下心があっって「こないだ、○○してあげたのにな」と言われたらガックリきますよね。恩着せがましい人の心理や特徴を解説し、気をつけてほしい恩着せがましい言い回しを会話例を挙げて紹介しています。


恩着せがましい人の心理

見返りを期待している

 恩着せがましい人は「〇〇したら○○してもらえる」と考えています。

 例えば、誕生日にプレゼントをするときに、「これ、けっこう高かったんだよ」と恩着せがましいことを言うことで、自分も高価なプレゼントをもらおうとします。

 恩着せがましい人は、相手のことを思って親切にするのではなく、恩を売ることで見返りを求めるといった物欲が大きい人が多いです。

他人から認められたい

 恩着せがましい人は、周囲に「いい人だと思われたい」「認められたい」という承認欲求が強く、一方的に親切の押し売りをしてきます。

 わざわざ、恩着せがましい発言や態度をとらなくても、周りの人は分かっているのに、満足ができないタイプです。

他人を思い通りにコントロールしたい

 人は、優しくしてくれた人に感謝や見返りを自然にしてしまうものです。

 恩着せがましい人は「この前○○してあげたんだから○○してね」と言うことで、相手を自分の支配下においてコントロールしたいと考えます。

恩着せがましい人の特徴

損得勘定で物事を考える

 恩着せがましい人は、自分にとって損なことに労力を使うのが無駄と思っています。

    損得勘定で動くので、見返りがなかった場合は「あ~損をした」という感情になります。

人と話すときは上から目線

 恩着せがましい人は、恩を売って自分を優位な立場にしています。そのため、人には常に上から目線で接し、偉そうな印象を与え周囲を不快にします。

 相手を自分より目下と思っているので、「やってあげた」という感覚になって、だから「感謝してよ!」という恩着せがましい態度や発言をします。

人の話を聞かず、自分の話ばかりする

 人の状況や心情よりも、まず恩を売ることを優先します。相手に話す機会を与えないで、自分の武勇伝などの自慢話をすることで、「すごいですね、○○さん」という言葉を待っています。

※【関連記事】自分の話ばかりする人の特徴とは?⇓

 

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気をつけたい恩着せがましい会話例

忙しそうにしている友人に対して

「大変そうだね。私が手伝ってあげる」

「~してあげる」は上から目線な言い方です。

 対等な立場である友達にこのような話し方をすれば、相手は見下されたような印象を受け、気持ちが良くはありません。

 また、友人は「感謝の言葉を要求されている」と不快に感じることがあります。

 友人に対しては、

「大変そうだね。よかったら手伝わせてくれない?」

「私でよかったら、お手伝いしたいんだけど‥」

 このようなな言い方だと、自発的な印象を与えるため、友人からしても気分よく手伝ってもらうことができます。

何かのお手伝いをした後に

「○○をやっておいてあげたからね」

 これも「~してあげる」と同様に、相手に感謝を求めるニュアンスがあります。

 本当にやってほしかったことならいいのですが、頼んでもいないことをやられたうえに、「~やっておいてあげた」と言われたら、気分が悪くなります。

「○○しておいたよ」

この一言で十分です。

 自称親切な人ほど「~してあげる」「~してあげた」が多いもの。心当たりのある人は気をつけてください。

本日のまとめ

①恩着せがましい人の心理

・見返りを期待している

・他人から認められたい

・他人を思い通りにコントロールしたい

②恩着せがましい人の特徴

・損得勘定で物事を考える

・人と話すときは上から目線

・人の話を聞かず、自分の話ばかりする

③「~してあげる」「~やっておいてあげた」は恩着せがましい言い方になる