嫌味を言う人の特徴
嫉妬心が強い
幸運に恵まれた人や才能を発揮している人は、誰にとっても羨ましいものです。
嫌味を言う人は、羨ましいと思うだけで収まらず「あの人ばかり上手くいってずるい」という強い嫉妬心を持ちます。
他人の幸せを素直に喜べないため「調子に乗っていると、後で痛い目にあうよ」「実力というより、運が良かっただけだよね」などと嫌味を言います。
自分に自信がない
自己評価が低く自分に自信がないという人は、常に周囲と自分を比較してしまいます。
どちらが上か下ということに固執しているため、相手の欠点を探して不必要に強調したり、相手を貶めることで相対的に自分が優位に立っていたいと考えます。
完璧主義
完璧主義な人は、他人にも完璧さを求めがちです。
例えば、仕事で失敗をしてヘラヘラしている人に対して「そんな生き方ができて羨ましい」「私も、あなたみたいになりたいわ」と嫌味を言います。
嫌味を言われたときの対処法
聞き流す
嫌味を言われたら、否定も肯定もせずに「あ~」「そうですねぇ~」などと適当に相槌を入れて、その場から離れましょう。
嫌味を言う人は、嫌味を言うことで自分のストレスを発散していることが多いので、「この人に言っても聞いてもらえない」とわかれば、次から言ってこなくなります。
「そうなんです」と肯定する
相手の嫌味に対して、ポジティブな言葉で肯定をします。
例えば、
「あなたみたいな不器用な人と、ずっと付き合っている彼氏の顔がみてみたいわ」
と嫌味を言われたら、明るい表情で、
「そうなんです。私も驚いてます。感謝、感謝ですね」
と言った感じで応えます。
ポジティブに反応して、嫌味を受け付けないという姿勢を見せます。
そうすることで、嫌味を言ってくる人が寄ってこなくなります。
ただし、嫌味に対して、嫌味で返さないように注意をしましょう。
嫌味を言われないようにする対策
気弱にならない
嫌味を言ってくる人は、気弱なタイプの人をターゲットにしてきます。
したがって、普段から自分の意見や考えをはっきりと言う、ハキハキと話をするように心がけましょう。
自分の言動を見直す
嫌味を言ってくる人に問題があるのですが、もしかしたら、自分の言動が嫌味を誘発しているのではないかと考えてみましょう。
自己主張が強すぎないか、見栄っ張りになっていないか、傲慢な態度になっていないかなどチェックしてみて下さい。
自分を俯瞰してみつめる気持ちを忘れずに持っておくことが、嫌味を言われないための対策になります。
嫌味に聞こえてしまう会話例
嫌味を言われないように対策することは大事ですが、自分が嫌味を言わないようにすることは、もっと大切です。
特に相手を褒めているときは、褒め言葉のつもりが、相手からすれば嫌味に聞こえてしまうケースがあるので注意が必要です。
嫌味に聞こえる言葉3選
悩みがなさそうでいいね
いつも明るく、元気にしている人を褒める
☓「〇〇さんは、悩みがなさそうでいいよね」
相手は
「私は、そんなに能天気な人間じゃない!」と反発心を抱きます。
○「大らかな性格でいいよね。だから、みんなから好かれるんだよね」
口が達者ですねぇ
話が流暢で、楽しませてくれる人を褒める
☓「〇〇さんは、口が達者ですね」
相手は
「なんか、詐欺師のように聞こえるじゃないか」
とイラッとします。
○「お話が面白いから、あなたとお会いするのを楽しみにしています」
マニアックですね
専門的な知識が豊富なことを褒める
☓「〇〇さん、マニアックですね」
相手は
「変わった人だと言いたいのか!」
と変人扱いをされたと、気分を害します。
○「凝っていらっしゃいますねぇ。ここまで凝るのはなかなかできません」
嫌味は相手と比較したときに出る
「いいですねぇ」の使い方に注意
相手「来週は有給休暇を取って、九州へ旅行に行きます」
私 「いいですねぇ。私なんて、今までに有給休暇なんて取れたためしがない…」
夫から妻
夫「専業主婦ってお気楽で、いいよねぇ」
この2つの例をみてわかるように、自分と相手を比較したときに、嫌味の言葉が出てしまいます。
言っている本人は無自覚なのでしょうが、相手の耳には嫌味となって届きます。
※失礼な人の特徴や対処法について解説しています。
本日のまとめ
嫌味を言う人の特徴
・嫉妬心が強い
・自信がない
・完璧主義
嫌味を言われたときの対処法
・聞き流す
・「そうなんです」と肯定する
嫌味を言われないようにする対策
・気弱にならない
・自分の言動を見直す
嫌味は褒めるときや、相手と比較してしまったときに出やすい。
無意識に嫌味を言ってしまっていることがあるので、普段から自分の言い回しに注意しておこう。