人を怒らせてしまう人の特徴
空気を読めない
KYタイプの人は、場の空気や話の流れを読まずに、「え? いま、なぜその発言をするの?」ということを平気で言います。
例えば
・こちらが話している最中なのに、カットインしてきて話を奪ってしまう
・相手の立場や事情を理解せずに、発言してしまう
・言わなくてもよい、余計な一言を言ってしまう
いずれも、周囲を不愉快にさせてしまう言動です。そのため、人を怒らせてしまいます。
話を聞かない
話を聞かない人は、人の話に興味、関心を持ちません。話すことは自分のことばかりです。
人が話をしていても、いい加減に相槌を入れて、自分が話すタイミングを常に伺っています。
人の話を聞かないため、何度も同じことを言わなければならなくなります。
結果、相手をイラっとさせて、怒らせてしまいます。
否定する
否定する人とは、こちらの話に対して「いや」、「でも」、「だって」といった否定の言葉から、話し出す人です。
こうしたタイプの人は、否定から話し出すことが、口癖になっている場合があります。
自分が話したことを否定されて、気分が良い人はいません。
否定されることが、度重なると、相手は気分を害して怒らせてしまいます。
人を怒らせてしまう話し方に注意
上司を怒らせてしまう言葉
何のためにやるんですか
事務仕事でも、接客の仕事でも、「なぜこんなことをする必要があるのか」と思ってしまう業務はたくさんあります。
例えば、普段、経理の仕事なのに、物販の手伝いを頼まれたときに
×「何のためにやるんですか」
このような聞き方をすると、
上司は心の中で「うるさいなぁ。いいから黙ってやってよ」とイラっとしてしまいます。
もし、頼まれた仕事に納得できないなら、
〇「急な注文が入ったので、在庫の確認をするのですね?」
というように
「~だから、〇〇をするんですね」と確認をする言い方をしましょう。
前向きな言い方をすることで、コミュニケーションを取ることができ、仕事もスムーズに進みます。
職場仲間を怒らせる言葉
はぁ~(ため息)
上司の中には
・「あとは、よろしく」と仕事を丸投げしてくる
・意味もなく、大きな声で怒鳴る
・新しい提案をしても却下ばかりする
「はぁ~、もう勘弁して~」とため息の1つもつきたくなりますよね。
こんな上司の下で仕事を続けていかなければならない辛さやいら立ちを、職場のみんなに知ってもらいたい気持ちから
×「はぁ~(大きくため息)」
職場でのため息は、不穏な空気がただよって、聞かされた周囲の人のモチベーションを下げます。
程度の差はあるにせよ、みんな、何かしらの不満や悩みを抱えているものです。
ため息を聞かされた周囲は「辛いのは、あなただけでない」「しんどいアピールはやめて」とイラっとします。
辛いときは一人になれるところで
〇「ハァーッ」
と息を吹き出して、深呼吸をしましょう。
でも、〇〇ですね
「〇〇さんって仕事、早いですよね」
×「でも、時間にはルーズですよね」
誰かのことをほめている会話に、「でも」をかぶせて発言してしまうこと、ありませんか?
特に、悪気はなくて、思っていること素直に言っているだけでしょう。
しかし、口癖のように「でも、でも」と発言を否定されると、聞いているほうはうんざりしてしまいます。
自分が否定されているわけではないけれど、否定的な話は不愉快に感じさせるものです。
どうしても、ほめられている人のよくないところを指摘したいなら
〇「たしかに、〇〇さんは仕事が早いですね。時間がルーズなところが直れば、もっといいんだけれど」
と、冗談交じりで言ってみましょう。否定から入るのと、印象が随分変わりますよ。
※会話中に相手を怒らせてしまったときは、こちらをご覧ください。
本日のまとめ
人を怒らせてしまう人の特徴
空気が読めない
話を聞かない
否定する
人を怒らせてしまう話し方
上司に対して「この仕事、何のためにやるんですか」と聞く
職場での「はぁ~(大きなため息)
人が話したことに「でも、〇〇ですね」と言って相手の話を否定する