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【猜疑心にさいなまれる】猜疑心が強い人の特徴と対処法とは?

猜疑心が強くて人を疑う人

皆さんの回りに、猜疑心が強い人はいませんか?「どうして、そんなに人のことを疑うの?」「そんなに心配?」猜疑心が強い人が身近にいると苦労が絶えませんよね。今日は、猜疑心が強い人の特徴と対処法を紹介します。

 

猜疑心が強い人の特徴

新しい物事に対して消極的

 猜疑心が強い人は、すぐに人や物を疑ってしまいます。

 そのため、今まで自分の周りになかった新しい価値観を受け入れることが苦手です。これは、用心深さが強すぎることが原因と考えられます。

例えば、

・何か新しいことにチャレンジするときも、本当にうまくいくのかどうか疑ってしまうため、なかなかスタートがきれない。

・職場に新しいスタッフが増えても、信用をしていい人と確信するまで距離を置くため、打ち解けるのに時間がかかる。

 このように、用心深さが新しい物や人に対しても出てしまうことから、新しい物事に対して消極的になってしまいます。

心配性

 猜疑心が強い人は、疑り深い故に心配性です。何事に対しても「もし〇〇になったらどうしよう」と最悪のケースを想定してしまいます。

 自分ではどうすることもできないことまで心配してしまうので、リスクがついて回る新しいことにチャレンジするのは苦手です。

 

※心配性な人の特徴と付き合い方については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

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固定観念や思い込みが強い

 固定観念とは、いつも頭から離れないで、その人の思考を拘束するような考えのことです。

 猜疑心が強い人は他人の言うことを信じられない性格であるため、周囲の状況によって考え方を変えたり、他人に耳を貸したりすることがありません。

 よって、自分の考えしか信用せず、「あの人はこういう人だ」「この件はこうに決まっている」と物事を決めつける傾向があります。

 あまりに決めつけが度を過ぎてしまうと決めつけられた相手は不快な思いをしてしまうこともあります。

猜疑心が強い人の対処法

反論しない

 猜疑心が強い人は、「いや、そんなに疑う必要はないでしょ」などと反論すると、食ってかかってくることがあります。

 仕事のやり方などに対して何か意見を言われたとしても、「そうなんですね」とまずは肯定するようにしましょう。

 一旦、受け入れたうえで「こういう、考えてもあるのだけど、どう?」という言い方をすれば、聞き入れてくれることもあります。

※上手な「否定・反論」の仕方について解説しています。

 

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誠実に対応する

 猜疑心が強い人は不安心から相手のことを疑って、きつく問い詰めることがよくあります。

 しかし、そこで面倒な態度やうんざりした様子を見せてしまうと、火に油を注いてしまいます。

 誠実な対応を心がけて相手に安心感を持ってもらうようにしましょう。

 逆に一度、信頼を得ることができれば、あなたのことを誠心誠意サポートしてくれるようになります。

猜疑心が強い人の会話例

 困った事態に見舞わられたとき、まわりの人たちを疑うような話し方をします。

×大切な資料が見当たらないの。あれがないと困るのよ。あなた、勝手にどっかに持ってっちゃたんじゃないの?」

と、職場の同僚を疑うような話し方をする。

 

×「急に彼女が僕に冷たい態度を示すようになったんだ。なぜだろう?僕自身は思い当たるフシが一つもない。君、もしかして、僕の悪口を彼女に吹き込んだんじゃないだろうね?」

と、友人を疑うような話し方をする。

 

    いずれも、疑われるような言い方をされた側は

「冗談じゃない」

という不愉快な気持ちにされられます。

 はっきりとした証拠がない限り誰かを疑うような話し方をしてはいけません。

    まわりの人との人間関係がおかしくなっていくだけです。

 

「良い言い方」

 大切な資料が見当たらないのであれば

○「あれがないと困るの。申し訳ないけど、あなたも一緒に探してもらえませんか?」

とお願いをします。

 

 彼女の態度が冷たくなったのであれば、

○「最近、彼女に何があったのか、君は何か知らないかい?」

と尋ねるようにします。

 こういう話し方をすれば、相手は不愉快には感じないでしょうし、こちらの困っている事態に協力の手を差し伸べてもくれるでしょう。

 疑うような話し方をするのでは、相手は離れていくばかりです。

本日のまとめ

猜疑心が強い人の特徴

・新しい物事に対して消極的

・心配性

・固定観念や思い込みが強い

 

猜疑心が強い人の対処法

・反論しない

・誠実に対応する

 

 猜疑心が強い人は、困った事態に見舞わられたとき、まわりの人たちを疑うような話し方をする傾向がある。

 しかし、疑われるような言い方をされた側は「冗談じゃない」という不愉快な気持ちにされられる。

 したがって、はっきりとした証拠がない限り誰かを疑うような話し方をしてはいけない。 まわりの人との人間関係がおかしくなってしまう。