WAKATU(話活)のススメ

~話し方で道は開ける~楽しい人生は話し方が9割。presented by WAKATUの広場

【興味津々】人に興味を持たせる話し方とは?

相手に興味を持たせる話術

人に興味を持たせる話し方ができたらいいなぁと思ったことはありませんか?そこで、本日は、相手に興味を持たせる話し方のポイントと「3つのステップ」を具体例を挙げて紹介しています。

 

相手に興味を持たせる話し方「4つのポイント」

相手にとって、メリットになる情報提供をする

 多くの人が、自分にとってメリットがあることであれば、耳を傾けようとします。

 例えば、相手に興味を持たせる話しが上手い営業マンは、商品やモノがどんなものかを説明するよりも、その商品を使うことで、どんなメリットがあるかを伝えます。

会話の中に、共感させるポイントを入れる

 どんなに良い商品やサービスでも、ややこしい、難しいと感じたら、人は興味を持とうとはしません。

 そのため、興味を持たせることが上手い人は、話の要所要所で例え話や比喩表現を使って、共感させるポイントを作ります。

 比喩表現は、相手にイメージを抱かせることができるため効果的です。

※共感については⇩

 

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5W1Hを意識した話し方ができる

 話が上手な人は、いつ、どこで、だれが、といった5W1Hを意識して、わかりやすく伝えることができます。

 5W1Hが無いと、話がわかりにくなってしまい、伝えたいことが伝わらないことがあります。

相手と話すスピードを合わせる

 相手と話をするスピードを合わせることは、とても重要です。

 ゆっくり話す人にはゆっくりと、早口な人には早めのスピードで話します。

 人は自分と同様な仕草や行動をする人に好感を持ちます。

 これは、ミラーリング効果という心理テクニックを応用したものです。

 

※ミラーリング効果については⇩

 

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相手に興味を持たせる話し方「3ステップ」

 相手に「もっと興味を持ってもらいたい」「買ってもらいたい」。

 このような時は、以下の3つのステップを順番に話すことで、興味や購買意欲を高めることができます。

「3つのステップ」

①相手:相手の関心があること

②相手の周囲:相手の身近な存在(家族・会社の同僚・友人など)

③社会:社会一般的な関心事、流行など

 この3つの関心(相手・相手の周囲・社会)が揃うと、人の興味や購買意欲はグッと高まります。 

「3ステップ」を使った具体例

フルーツ店

 ○○さんは、甘いものに目がなくて、特にフルーツがとてもお好きでしたよね。

○○さんにきっと、気に入ってもらえると思うんですけど。今が旬の桃です。とてもジューシーです。(ステップ①相手の関心があること)

 

 価格もお手ごろなので、きっと奥様にも喜んでいただけると思います。

 (ステップ②相手の身近な存在を出す)

 

 この桃は福島県産です。復興支援にもなります。

 (ステップ③社会が関心があることを話す)

アンテナショップ

○○さんは愛媛県の出身でしたよね。(ステップ①-1相手の関心があること)

今度、近くに愛媛県のアンテナショップができるんですよ。地元の特産品や土産品がたくさん出品されます。○○さん、きっと懐かしく思って頂けますよ。

(ステップ①-2相手の関心があること)

 

ぜひ、会社の同僚の方と一緒に来てください(ステップ②相手の周囲、身近な存在)

○○さんの地元を知って頂けますし、品揃えに満足して頂けると思います。

 

実は、ショップに、当社と地元で有名な△△産業さんと共同開発した、「ミカンジャム」を出品するんです。応援よろしくお願いします。(ステップ③社会一般的な話題)

 

本日のまとめ

 相手に興味を持たせる話術のポイント

・相手にとって、メリットな情報を提供する

・会話の中に、共感させるポイントを入れる

・5W1Hを意識した話し方ができる

・相手と話すスピードを合わせる

 

 相手を説得したいとき、大切なことを伝えたいときは、「相手」「相手の周囲」「社会」の3つの関心ごとを共通点として、会話の中に入れましょう。

 相手の納得感が一気に高まります。