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【誰でもできる!】ほめ上手になるための簡単テクニック

 

ほめ上手とは?

「ほめ言葉」は人間関係を円滑にする、潤滑油のようなものです。ほめ上手な人の言葉は、的確で説得力があり、どれも心に響きますよね。本日は、ほめ上手な人の特徴について解説しています。そして、ほめ上手な人の話し方の具体例をあげて紹介しています。ぜひ、ご参考にしていただければ幸いです。

 

はじめに

人は誰しも、認められたい、褒められたいという気持ちを持っています。

しかし、つい人の悪いところばかりに目が行ってしまい、なかなか褒めることができないという人も多いのではないでしょうか。

実は、褒めることは人間関係を円滑にするための重要なコミュニケーションスキルの一つです。

褒め上手な人は、周囲の人から好かれ、信頼されます。

このブログでは、ほめ上手になるためのヒントを紹介します。

ぜひ参考にして、あなたもほめ上手になって、周りの人々とより良い関係を築いてください。

このブログでは、以下の内容について解説します。

・ほめ上手な人の特徴

・ほめ上手になるための具体的な方法

・ほめ言葉の例

・ほめるタイミング

ほめ上手になることで、あなたの人生はより豊かになるでしょう。

さあ、一緒にほめ上手を目指しましょう!

ほめ上手とは?

いいほめ言葉には2つの特徴があります。

1つは「発見」です。

    相手がほめてもらいたがっていることを見つけてほめます。

    あるいは、相手が気づいていない長所を見つけてほめるのです。

 

2つ目は「感謝」です。

    結果に不満でも、相手の努力に感謝する。

    あるいは、相手の美点に刺激され、学ばせてもらったと感謝するのです。

    ほめ上手な人は、この2点のポイントをおさえて、言葉にして表現しています。

 

    一方、ほめ下手な人には、2つの傾向が見られます。

    1つは要求水準が高すぎることです。

    ほめることは、人間関係の潤滑油でもあるので、ハードルは下げるのが得策です。

もう1つは

「ほめると相手が調子に乗る」と、お堅く考えている場合です。

「人にほめられたほうが成長し、そうなれば自分も幸福」と柔軟に考えましょう。

ほめ上手な人の特徴

相手の短所より長所を見ようとする

 人には防衛本能があり、危険を察知するため、無意識に相手の悪いところ探す癖があります。

 自分が傷つくのを過剰に恐れる人は自己防衛しがちで、相手の悪いところを意識的に見つけて「この人は悪い人だ」と考え、距離を置くことがあります。

 しかし、ほめ上手な人は悪いところではなく良いところを見つける能力が高く、一見、短所と思える部分も長所として捉えることができます。

他人をよく見ている

 ほめ上手な人は、一人一人をしっかりと見ています。ほんの少しの変化も見逃さないので、変化にすぐに対応することができるのです。

 また、鋭い観察力があるため、相手が何をほめたら喜ぶかが習慣的に分かっています。

 「相手を喜ばせたい」という気持ちさえあれば、日常に隠れている素敵な変化に気付けるのではないでしょうか。

素直で物怖じしない

 ほめ上手な人ほど、恥ずかしがらず、相手にはっきりと良いところを伝えることができます。

 物怖じしないので、ほめるだけでなく、ちょっと人には言いづらいことも上手く伝えることができます。

 逆に「お、素敵だな」と思ったことは、その時にしっかりと素直に伝えています。

 ほめ上手な人にほめてもらうと、相手も今まで気付かなかった「自分の長所」を知ることができます。

ほめ上手な人の話し方

教養や知性に着目する

 知り合いの自宅に招かれたり、取引先の会社を訪問したりすることがあると思います。

 そのようなケースでは、まずは自宅や社屋の様子をほめることが多いのではないでしょうか。

「立派なお宅にお住まいですね」

「立地が素晴らしいです」

 

 ほめ言葉から入ってこそ、招待されたひと時が楽しくなりますし、訪問も有意義なものになるでしょう。

 ただし、あまりにもありきたりなほめ方だと、相手から「単なるお世辞だろう」と感じられてしまうこともあります。

 

 何か気の利いた一言を言いたいときは、本棚に並んでいる本をほめる方法がとても効果的です。

〇「教養を高める努力を怠らないようにされているんですね」

〇「いつも本を読みたいと思いながら、なかなか実行できません。これからはあなたを見習って読書に励みたいです」

 

    家の大きさや立地など、いわば外面的なものをほめられるよりも、教養や知性といった内面的なものをほめられたほうが、自尊心を満たされて、よりうれしく感じるという心理傾向が、人間にはあります。

成長いちじるしい人に対して

    ほめているようで、ほめ言葉になっていない言い方があります。

「見直したよ」

「やればできるじゃないか」

といった言い方です。

 

そう言われた側は

「見直したということは、今まで私の能力を低く評価していたのだろうか。これまでは、なんの期待も寄せていなかったのだろうか」

「やればできる、ということは、これまでは努力の足りないダメな人間だと思われていたのだろうか」

と疑う人が出てきます。

 そのような疑念を抱かせる言葉は、あまりいいほめ方ではありません。

 

    成長いちじるしい人には無条件でほめるのが良いほめ方です。

〇「素晴らしい。誰にでもできることじゃないよ」

〇「やりましたね。あなたがいると心強いよ」

 このほうが、相手にとってはうれしいでしょうし、さらに上を目ざして頑張ろうと言う向上心もかき立てられます。

※職場で、部下をやる気にさせるほめ方のコツについてはコチラの記事を参考にしてください。

 

www.wakatusmile.com

 

本日のまとめ

いいほめ言葉には2つの特徴がある。

1つは「発見」

相手がほめてもらいたがっていることを見つけてほめる。

 

2つ目は「感謝」

相手の努力に感謝する。

 

一方、ほめベタには、2つの傾向がある。

1つは「要求水準が高すぎる」

 

2つ目は

「ほめると相手が調子に乗る」と考えている。

 

ほめ上手な人の特徴

・相手の短所より長所を見ようとする

・他人をよく見ている

・素直で物怖じしない