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断られても大丈夫!人に気持ちよく頼みごとをするための秘訣

頼みごとをするときの心構え、上手頼み方を紹介

皆さんは人に頼みごとをするのが上手ですか?本日は、頼みごとをするときの心構えから、頼みごとが上手な人がやっていること、上手な頼み方の具体例を紹介しています。

はじめに:頼みごとをする際の心構え

信頼できる人


 あなたは人から頼みごとをされたとき、どのように感じますか?

 「喜んで!」と快く引き受ける場合もあれば、「正直、ちょっと面倒だな…」と躊躇してしまう場合もあるのではないでしょうか。

 実は、頼みごとをする際のちょっとした心構えで、相手の反応は大きく変わります。

 このブログでは、人に気持ちよく頼みごとを引き受けてもらうための秘訣についてご紹介します。

 まず、最も重要なのは、「断ってくれてかまいません」という心構えを持つことです。

 相手には断る権利があることを尊重し、無理強いしないという姿勢を示すことで、相手は安心してあなたの話を聞くことができます。

 次に、頼み上手な人の言動を参考にしましょう。

 頼み上手な人は、相手の気持ちに配慮した言動を心がけています。

 例えば、他の人ではなくその人を選んだ理由を伝えたり、なぜ自分がやらないかを話したり、無理強いをしないなどです。

 さらに、問いかける、感情に訴える、恩着せがましくならないなどのテクニックも効果的です。

 これらのポイントを意識することで、相手に負担をかけずに、気持ちよく頼みごとを引き受けてもらえる可能性が高くなります。

 このブログでは、これらのポイントを具体的に解説し、さらに上手な頼み方の例も紹介します。

 ぜひ参考にして、あなたのコミュニケーションスキルをアップさせてください。

頼みごとが上手な人の言動

プレゼンする人

他の人ではなく、その人を選んだ理由を伝える

 頼まれた人は「どうして自分に頼んでくれたのか」「ほかの人でもよかったのではないか」と考えることがあります。

 そのため、他の人ではなくその人を選んだ理由も頼みごとと一緒に伝えるようにしましょう。

 例えば、重い荷物を運んでほしくて頼むときには「〇〇さんってとても力持ちに見えるから」と付け足します。

 頼まれた人は、「自分しかできないことなんだ。だから頼まれたんだ」と理解することができます。

なぜ、自分がやらないかを話す

 人から頼みごとをされたときに

「そんなことくらい自分でやればいいし、自分でもすぐにできることじゃないか」と相手に対して不信感を抱いたことはありませんか。

 あなただけではなく、相手もまたあなたと同じようにそのようなことを思っている可能性があります。

 そのため、なぜ自分でやらないのかその理由も述べるようにしましょう。

 自分でやらない理由として「自分はセンスがないから」とか「力がなくて重いものを持つことができないから」などと伝えましょう。

無理強いはしない

 人に頼みごとをしたいときは、忙しくて余裕がないときが多いと思います。 

 そのため「この人なら頼みごとを聞いてくれるに違いない」という人に、無理やりにでもお願いをしてしまうこともあるでしょう。 

 しかし、あなたが逆の立場だったらどうでしょうか。

    有無を言わさずに頼みごとをしてきて、こちらの状況を考慮してくれないとなれば、気分が良いものではありません。 

 したがって、必ず相手の状況を聞き、この頼みごとを引き受けてくれるかどうかの相手の気持ちを聞き出すようにしましょう。

上手な頼み方の具体例

握手する人

問いかける

人間関係に配慮した頼み方のひとつに、「問いかけるかたちで依頼する」というものがあります。

〇「これは、あなたに頼めるかなあ?」

〇「やっていただけますか?」

〇「任せたいんだけど、どう?」

といった言い方です。

 このように、できるかどうかを相手に問いかけるかたちにするだけで、ずいぶん言い方が柔らかくなります。

 相手にしても、「お願いできますか?」と、問いかけられるかたちで言われる方が、「承知しました」とすんなり言えるのではないでしょうか。

 

 たとえ、上司など上の立場からであっても、断定的に、押しつけがましく、

×「これは、あなたがやってくれ」

×「任せるからね」

×「君にやってもらわないとな」

といった言い方をされると、相手は反発心を起こしてしまうのではないかと思います。

 下の立場の人に頼む時には、特に、この「問いかける」という言い方をするほうがいいでしょう。

感情に訴える

仕事で忙しいとき、つい、

×「今忙しいので代わりにお願い」

×「自分のことで手いっぱいだから、やってくれる?」

こういう言い方は、自分の都合の押しつけになります。

相手から、

「こっちも忙しいんですけど」

「私のほうも手いっぱいなんだ」

と断られることにもなるのではないでしょうか。

 

人に頼む時には

〇「やっていただけるとうれしいです」

〇「引き受けてもらえれば、とても助かる」

 このように言いかえれば、自分の都合の押しつけにはなりません。

 人間には、基本的に「誰かのために何かしてあげたい」という感情があります。

「うれしい」「助かる」という言葉が、「何かしてあげたい」という意識を上手に引き出すことができるのです。

恩着せがましくならない

人にものを頼むときに、

×「この前、私はあなたのために尽力してあげたんだから、今度はあなたが私のために力を貸してくれる番ですよね」

といった言い方をする人がいます。

 確かに、人と人とは、助け合いで結ばれているという側面はあるでしょう。

 相手から助けられたり、自分が相手を助けたり…といった相互関係です。

 しかし、だからといって、「この前は私がしたから、今度はあなたが私のために」といった言い方は、あまり印象がよくありません。

「圧力をかけている」という感じを受けるからです。

 

 人間には、基本的に、「自分の意思で行動したい」という心理があります。

ですから、率直に

〇「お願いしたいことがあります」

という言い方をするほうがいいのです。

そのほうが、相手も素直に、「あなたのためなら喜んで」と言ってくれるのではないでしょうか。

※頼みごとをするときのポイントについてはコチラの記事を参考にしてください。

 

www.wakatusmile.com

 

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本日のまとめ

頼みごとをするときの心構え

人に頼みごとをするときは、「断ってくれてかまいません」という心構えでいること。

 

頼みごとが上手な人の言動

他の人ではなく、その人を選んだ理由を伝える

・なぜ、自分がやらないかを話す

・無理強いをしない

 

上手な頼み方の例として

・問いかける

・感情に訴える

・恩着せがましくならない