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【は?それって、誰のことなの!?】会話に主語がない人の特徴とは?

主語がない人の特徴とは?

皆さんのまわりに会話をするときに主語がない人はいませんか?親しい仲であれば、「誰のこと?」と聞くことができますが、職場の上司や目上の人にはなかなか聞きにくいものです。本日は、会話に主語がない人の特徴を紹介しています。そして、実際の会話例を挙げて、主語がない会話は周囲に余計な誤解を生むことを解説しています。

 

 

会話に主語がない人の特徴

相手の立場に立つことが苦手

 主語がある人とない人の決定的な違いとは、相手の立場で物事を考えられるのか?それとも自分の立場でばかり考えるのか?の違いです。

 相手の立場で物事を考えられる人の場合、「こう伝えると相手にはどう伝わるのか?」を考えるために、主語なしで言葉を伝えることは混乱を起こし、伝わらないことを理解できます。

 しかし、自分の立場ばかりで物事を考える人は「自分の頭の中で会話が勝手に進んでいる」ため、相手に伝わるかどうかが重要ではなく、自分の中で上手に伝えられたかどうかが重要となります。

 相手の立場に立つことが苦手な人は自己中心的な性格な傾向があります。

言葉を略すことが多い

 主語がない人は何かと言葉を略すことが多く、「あれ」や「これ」といった言葉を使うことで相手を困らせてしまいます。

 何でも言葉を略してしまう人は、せっかちな人とも言い換えることができ、「あれ」とか「これ」だけで要件を済ませようとする人は、少しでも省略することで時間を有効に使おうとします。

 自分にとっては有効であっても相手にとっては迷惑となることもあるため、あくまで自分の立場で考えての有効な時間となります。

自覚症状がない

 主語がない人は自覚症状がないので、自分の会話がおかしいことに気づいていなかったり、相手が会話を理解できないことが理解できません。

 つまり、主語がない人に対しては、まずは自覚を持ってもらうことが必要となります。

 自覚症状がない主語がない人からすれば、自分が会話下手であることに気づいていないことは当然のこと、他人に注意されたところで深刻に受け入れないことが、改善できない原因となりがちです。

主語が抜けた話し方は余計な誤解を生む

たとえば職場で、上司のひとりごとが聞こえたとします。

「まったく、何を考えているんだよ」

恐らく、その場に居合わせた部下たちは一瞬息を止めて、

「課長は、私のことをいっているのか?」

と、それぞれが不安になるでしょう。

とやく愚痴やぼやきを口にするときは、「誰が」が抜け落ちます。

身近にいる人たちに誤解を与えることもありますから、要注意です。

 

 課長は社長室からまわってきた指示書を見ながら、つい口から飛び出したぼやきですが、そんな事情がわからない部下たちは

「私の仕事のやり方に積もり積もった不満がああいう言い方になって~」

と思いがちです。

 ネガティブな情報が入ってくれば、それを自分の責任に結び付けて疑う、このような心理はよく見られます。

 

 何かと愚痴やぼやきが多い人は、「自分がどんな思いでいるのか、身近にいる人に知ってもらいたい。できればなぐさめてもらいたい、励ましてほしいという心理が隠れています。

 

 課長は、「また社長から無理難題を押しつけられて、ああ、やってられないよ。この苦しい立場を、部下たちよ、せめて君たちだけにはわかってほしい」という心理が、つい口から出たのでしょう。

 しかし、立場上、部下たちの前で社長を批判するわけにはいかず、(主語抜き)のぼやきになります。

 

 家にいてブツブツいっている旦那さんも、

「毎日自分は会社で辛い思いをしているんだよ」

と、奥さんだけにはわかってほしいのです。

 けれどもそんな弱音は吐かないで我慢すると、それがまた(主語抜き)のぼやきになります。

 

 理解してほしい相手から誤解され、相手を傷つけ自分まで傷つくのであれば、もっと素直にわかってほしい心情を吐露するのがいいでしょう。

 部下に向かって、「社長がね」と主語をちゃんと入れて、「こんなことをいってきて困ったよ」とぼやきをいえる上司も素敵ではありませんか。

 そんな弱みを見せられる上司は、部下にとって「ほっと安心できる上司」だとも言えます。

 奥さんにも、夫たるもの弱みは見せられないなどと強がるのではなく、「会社でね。こんな情けないことがあって」と打ち明けるほうが、夫婦の間に誤解が生じなくて済みます。

 かえって風通しのいい、いい夫婦になっていくのではないでしょうか。

本日のまとめ

主語がない人の特徴

・相手の立場に立つことが苦手

・言葉を略すことが多い

・自覚症状がない

 

主語が抜けた話し方は余計な誤解を生む

 特に、愚痴やぼやきを言うときは、主語が抜けることがある。ネガティブな話は、周囲の人を不安にさせる。主語が抜けると、あらぬ誤解を招き、身近な人を傷つけてしまうことがある。