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【誰も教えてくれない!】良い質問の仕方と質問力の高め方とは?

 

質問力を高める方法について解説しています。

人と会話する上で、質問は欠かせないものです。本日は質問力を高める方法について解説しています。

 

 

 

 セミナーや講演会などで質疑応答の時間になると、「困った質問者」が現れることがあります。

 困った質問者は、発言時間がやたらと長いのです。

 それも自分の意見や経験を脈略なく語り、結局何が聞きたいのか分からなくなることがあります。

 質疑応答の時間はだいたい予定より短くなりがちで、質問数はおのずと限られることが多いです。

 それを一人で占有してしまうわけですから、他の参加者にもかなり迷惑がかかります。

 おそらく、こういう人は「質問の作法」というものを、体系的に訓練する機会に恵まれなかったのでしょう。

 では、具体的に「質問の作法」について解説します。

できる人は「具体例+本質的」な質問をする

 質問はコミュニケーションの基本です。

 たとえば会議でも、主張を述べ合うだけでは議論にはなりません。

    「問い」と「答え」を繰り返すことで焦点が絞られ、結論を得ることができるのです。

 この時、議論をリードしたり、全員に新しい視点を提示したりするような質問をすれば、「できる人」に見られるでしょう。

 逆に的外れな質問をしたり、終わった議論を蒸し返したりすると、たちまち「残念な人」になってしまいます。

 会議とは、「質問力」が問われる場でもあるのです。

 

 では、「できる」と「残念」を分けるものは何でしょうか。

    その境界線となるポイントは、2つあります。

 1つは、「本質的」であること。

    もう1つは「具体的」であることです。

    両方ともクリアして初めて、「及第点の質問」になります。

 

 これは、「具体的-抽象的」を縦軸、「本質的-非本質的」を横軸とする座標軸をイメージすれば分かりやすくなります。

 自分の発する質問が、常に右上(第一象限)のスペースに当てはまるか、つまり、具体的であると同時に本質的であるかをチェックすることが重要です。

 

 たとえば、プロ野球のヒーローインタビューで、お立ち台の選手に対し、

「あのホームランは狙って打ったのか?」

と尋ねたとしたら、これは「具体的」かつ「本質的」な質問となります。ファンも聞きたい内容でしょう。

ところが、

「今朝、何を食べた?」

と尋ねたとしたら、「具体的」ですが「本質的」ではありません。

「あなたにとって野球とは?」

という質問は「本質的」ですが「抽象的」です。

「今日はいい天気ですね?」

と尋ねたら、もはや「具体的」でも「本質的」でもありません。

    選手は困惑し、ファンからはブーイングの嵐が起こるでしょう。

 

 これは極端な例ですが、日常でも同じレベルの「愚問」を繰り出して悦に入っている人が少なくありません。

 質問をする時は、ぜひ、座標軸を思い浮かべるようにしましょう。

質問力を高めるには?

質問力を高める方法は、大きく3つあります。

他者の質問をチェックする

    1つ目は、「他者の質問をチェックする」ことです。

 会議でもいいし、テレビの対話番組でもよいので、そこで繰り出される質問をピックアップして、自分なりに「A~D」のランクを付けてみます。

    「具体的」「本質的」であることを前提として、さらに場を盛り上げるような質問なら、評価は高くなります。

 こうして「選球眼」を養えば、自分の質問の精度も高められます。

 

事前の情報収集

2つ目は、「事前の情報収集」です。

 頭の中だけでいくら考えても、底の浅い質問しかできません。

 どんなテーマであれ、基礎的な知識すらなければ、相手は説明から始めなければならなくなります。

 その状況で、いい質問などできるはずがありません。

 今やネットを検索すれば、どんな情報でも瞬時に手に入る時代です。

    もう少し知りたいと思えば、新聞や雑誌の記事を購入してもいいし、書店で関連書籍を探すこともできます。

 いい質問をするため、つまりはコミュニケーションを深めるためと思えば、当然のステップではないでしょうか。

 そのひと手間を惜しむようなら、いつまでも「残念な人」から卒業できないのです。

「そもそも論」を質問する

 そして3つ目は、「具体的」「本質的」というキーワードを、そのまま質問に使うことです。

 たとえば抽象的な回答しかない相手に対しては、

「もう少し具体的に言うと?」

とダイレクトに尋ねてみます。

 相手がうまく答えられないなら、そもそもの議論には意味がなかったということになります。

 あるいは議論が錯綜してきたら、

「本質は何でしょう?」

と、「そもそも論」を問いかけてみるのです。

 会議の場を「交通整理する」役割を担えます。いずれも、ほぼ万能で使えるフレーズです。

 ただし、すでに「具体的」かつ「本質的」な議論が進行している時にこの質問をすると、たちまち「残念な人」「場の空気が読めない人」に転落するので注意が必要です。

 

※良い質問とは?質問力がえる人の特徴を解説しています。

 

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本日のまとめ

良い質問をするコツ

・質問の内容を座標軸でチェックする

    「いい質問」の条件は、「具体的」かつ「本質的」であること。質問する前に、この2点をクリアしているかどうかをチェックしよう。

 

質問力を高める3つのポイント

 

・他者の質問をチェックする

    会議やテレビの対話番組など、そこで繰り出される質問をピックアップして、自分なりに「A~D」のランクを付けてみよう。

 

・事前に情報収集する

    基礎知識や常識的な内容を質問してはいけない。調べられるものは自分で調べ、相手のアイデアや意見の部分のみ、質問を集中させること。

 

・「具体的」「本質的」という言葉を質問に使う

    議論が錯綜してきたら、「具体的に言うと?」「本質的にはどういうこと?」と尋ねれば、たいてい本質的な回答に戻る。