はじめに
気分屋な人との付き合い方に悩んだことはありませんか?
コロコロ変わる言動に振り回されたり、約束や計画を守られないことにイライラしたり、ストレスを感じてしまうことも多いですよね。
しかし、いくつかのポイントを押さえれば、気分屋な人との円滑な関係を築くことも可能です。
このブログでは、気分屋の特徴と上手に付き合うための方法について詳しく解説します。
具体例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
このブログを読むことで、
・気分屋な人の気持ちが理解できるようになる
・ストレスを減らすことができる
・円滑な関係を築けるようになる
こんな方にオススメです。
・気分屋な人と接する機会が多い方
・気分屋な人とのコミュニケーションに悩んでいる方
・気分屋な人と良好な関係を築きたい方
ぜひ、最後まで読んでみてください。
気分屋の特徴
気分屋さんは、まるで天気のようにコロコロと気分が変わる人です。その移り気な性格は、周囲の人を振り回してしまうこともありますが、一方で柔軟性や好奇心旺盛といった長所もあります。
飽き性で集中力が続かない
気分屋さんは、一つのことに熱中することが苦手です。すぐに飽きてしまい、困難に直面すると簡単に諦めてしまう傾向があります。
・興味が移りやすく、長続きしない。
・「もうしたくない」という気持ちが、「しなければならない」という気持ちを超えてしまう。
・困難に直面すると、粘り強く取り組むことができない。
計画変更やドタキャン
気分屋さんは、予定を変更したり、ドタキャンしたりすることがよくあります。
・前日まではノリノリで計画を立てていたとしても、次の日には気分が変わってしまい、「面倒くさい」と思ってしまう。
・相手の都合を考えずに予定を変更する。
・「行きたくなくなってしまった」「他の場所に行きたくなってしまった」という気持ちが優先される。
言動に一貫性がない
気分によって発言や行動が変わるため、言動に一貫性がありません。
・昨日と今日で意見が変わる。
・仕事に対するスタンスや考え方まで気分によって変わる。
・感情の波が激しい。
・周囲を振り回してしまう。
気分屋との付き合い方
気分屋の人と付き合うのは、正直疲れてしまうこともありますよね。しかし、いくつかのポイントを押さえれば、円滑な関係を築くことも可能です。
不機嫌スイッチを把握する
気分屋の人は、特定の言動や態度によって不機嫌になることがあります。まずは、そのスイッチを把握することが重要です。過去の言動を振り返り、どのような状況で不機嫌になったのか分析してみましょう。
・自分の言動を振り返り、不機嫌になったタイミングを特定する。
・同じ轍を踏まないように、注意する。
・相手の機嫌に振り回されないように、冷静さを保つ。
必要最低限の会話に留める
仕事上などでどうしても関わる必要がある場合は、業務上必要最低限の会話に留めましょう。プライベートな話題は避け、仕事に関することだけを話すように心がけましょう。
・仕事以外の話はしない。
・業務上必要なことだけを話す。
・相手の気分に左右されないように、自分のペースを保つ。
機嫌が良い時だけ話しかける
気分屋の人は、機嫌によって態度が大きく変わるため、話すタイミングも重要です。機嫌が良い時だけ話しかけることで、不快な思いをせずにコミュニケーションを取ることができます。
・相手の機嫌を観察し、機嫌が良い時だけ話しかける。
・不機嫌な時は、無理に話しかけない。
・機嫌が良い時に、関係を築いていく。
距離感を保つ
気分屋の人と親密になりすぎるのは避け、適度な距離感を保つことが大切です。距離を置くことで、相手の気分に振り回されることなく、冷静な関係を維持することができます。
・必要以上に親密にならない。
・一定の距離感を保つ。
・自分自身の心身を守ることを優先する。
期待しない
気分屋の人は、約束や計画を守れないことがあります。そのため、相手に期待しすぎると、裏切られたと感じてしまう可能性があります。期待せずに接することで、心の負担を軽減することができます。
・相手に期待しない。
・約束や計画はあくまでも参考程度に考える。
・柔軟に対応できるように心の準備しておく。
自分の気持ちに正直になる
気分屋の人と接していると、ストレスを感じたり、疲れてしまうことがあります。そのような場合は、自分の気持ちに正直になり、相手に伝えることが大切です。我慢しすぎると、関係が悪化してしまう可能性があります。
・自分の気持ちを正直に伝える。
・ストレスを感じている場合は、相手に伝える。
・無理せず、距離を置くことも大切。
これらのポイントを意識することで、気分屋の人との付き合いが少しでも楽になることを願っています。
具体例
気分屋の人は、そのときの自分の気分によって、話し方や態度がまるで違います。
機嫌がいいときは、ニコニコしながら挨拶をしてくれて、こちらが話しかけても「何でも話してよ」と快く対応してくれます。
しかし、不機嫌なときは、こちらが挨拶をしても、ロクに返事をしてくれず、話すときもやけに攻撃的になったりするのです。
このタイプのやっかいなところは、いつどこで不機嫌になるかがわからないところにあります。
ですから、気分屋の人と話すときは、相手の機嫌の良し悪しを観察することが大切です。
U子さんは、同じ部署の先輩とのコミュニケーションに悩んでいました。
たとえば、先輩と二人で、今後の仕事の方向性について話し合っているときのことです。
「新しい企画をどんどん出していくために、ランチの時間帯を使ってチームでミーティングをするのは、いいアイデアだね。U子さんはいい意見を出すよね」
とU子さんをほめて、その意見を採用したかと思えば、翌日には、
「やっぱり、ランチの時間帯を使って仕事の話をするのは、よくないよ。休憩のときくらいは、仕事のことを考えずにのんびりしたいからね。U子さんの意見は現実的じゃない」
とぶっきらぼうに言われて、意見を却下されるのです。
この先輩は、どんなことに対しても、そのときの気分次第で言動が変わるので、結果としてチーム全体の仕事がなかなか進みません。
U子さんは、「先輩だから口答えすることはやめておいたほうがいい」と思いながらも、心の中では、「先輩の言動に振り回されるのはつらい」とストレスを感じていました。
そこで、U子さんは、その先輩の機嫌のいいときにだけ、話をするように心がけました。
たとえば、打合せでの意見を却下した後はしばらく不機嫌なので、なるべく話しかけないようにして、機嫌がよくなった頃を見計らって、
「先輩、さきほどの意見は他のメンバーも『いいね』と言ってくれましたよ」
と話して、意見を認めさせるようにしたら、仕事がスムーズに運ぶようになったのです。
気分屋の人に振り回されないためには、不機嫌なときに話しかけないことです。機嫌のいいときに話しかけるようにすれば、痛い目に遭わずに済むのです。
本日のまとめ
気分屋の特徴
・飽き性で集中力が続かない
・計画変更やドタキャン
・言動に一貫性がない
気分屋との付き合い方
・不機嫌スイッチを把握する
・必要最低限の会話に留める
・機嫌が良い時だけ話しかける
・距離感を保つ
・期待しない
・自分の気持ちに正直になる
・具体例