やっかいな人の特徴
自己中心的
職場などの集団生活が必要な場において自己中心的な性格の人がいると、周りの人たちから、やっかいな人だと思われてしまいます。
周りの人の状態や仕事の進捗状況などを優先しないで、自分を中心に考えた行動を取られてしまうと、迷惑がかかりますし、やっかいです。
このように自己中心的な人は、意見をまとめようとしても自己主張が強すぎてしまい、自分の考えが通らなければ駄々をこね、話を聞いた人が苦言を呈したところで聞く耳を持つ姿勢すら見せません。
職場で同じチームに自己中心的な人がいると、チーム全体の仕事がうまく回らないというようなことにもなりかねません。
気分次第で周囲を振り回す
誰しも日によってコンディションや体調があり、どうしても調子が悪い日やイライラしてしまう時もあるでしょう。
それをあからさまに表に出すような気分の浮き沈みが極端に激しい人は、周りの人を疲れさせ、空気を悪くしてしまいます。
人間いつでも同じメンタル状態でいられません。調子がいい時には自然に笑顔が浮かび明るい気持ちになりますが、逆に落ち込むようなことがあれば暗く沈ということもあります。
ですが、マイナスのテンションの時にそれをあからさまに表に出しては、周囲にいる人達の空気まで悪くしてしまいます。
このタイプの人は、社会生活を送る上ではそうした影響を考えて自制心を働かせるものなのですが、そんなことはお構いなしに振る舞います。
※人を振り回す人の特徴と対処法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
常に批判的
相手の言うことをいつも批判するような人や、物事に関して否定的なことばかり言っているような人も、やっかいです。
いい話を聞いても素直に感動を覚えたりはせずに粗探しを始めたり、自分以外の他者が褒められるような事態になれば足を引っ張ったりします。
確かに、物事に対して疑問を持ったり、自分の意見をしっかりと持っていたりして、それを主張できることは素晴らしいことす。
しかし、やっかいな人の否定や批判は、対象をひたすら貶めることを目的にしているのが特徴です。
悪口や陰口が大好きですし、他者を批判することで自分がマウントを取っているような錯覚に陥り、ターゲットになってしまうと攻撃的な態度を取られることが多くなります。
やっかいな人の対処法
相手を持ち上げる
やっかいな人とは、大抵の場合において、なにかしらの不満を持っていることが多いものです。
自身が置かれている現状への不満、職場の待遇やプライベートの交友関係など、満たされていないものがあるからこそ、やっかいな態度になっていきます。
そのため、やっかいな人とスムーズに付き合い、面倒ごとを避けるためには、「相手を持ち上げる」ことが効果的です。
相手のちょっとした行為を褒めるのはもちろん、些細な変化ひとつも大げさに褒めてみましょう。
一見、「かえって嫌味くさいかな」と思ってしまうようなことでも、やっかいな人はそれで満たされるパターンが非常に多いのです。
距離を置く
やっかいな人に対しては、距離を置くというのも一つの方法です。そもそも、やっかいな人とは関わりたくないですよね。
円滑な人間関係を構築するために、あなたがガマンして接する必要など、本来であれば無いはずなのです。
もちろん、それぞれの事情があってある程度の対処は進めるものですが、それでもなお、相手がやっかいな態度を改めて来ない場合は、距離を置くようにしましょう。
職場などで、完全に距離を置くことが難しい場合は、業務上の最低限の話で収めましょう。
やっかい者から身を守る方法
手に負えないほどやっかいな人というのは、どこにでも存在するものです。
こういう場合、
「1対1で言い合っても、負けてしまうだろう」
と泣き寝入りしたり、
「何を言ってもらちが明かないから、しょうがない」
とあきらめたりしてしまいがちです。
しかし、手に負えないからといって、まったく何も言わずにいると、状況は何も変わりません。ストレスも溜まっていく一方だと思います。
こんなときは、その相手に対して、周りで同じように困っている人がいないかどうか、探してみましょう。
そして、見つかったら、
「自分一人では手に負えないから、一緒に言いたいことを言いませんか?」
と協力してもらえるように頼むのです。
人間には、多数の意見に弱いという心理があります。
1人より2人、2人より3人が、相手も納得して、聞き入れざるを得なるでしょう。
かなりやっかいな人を相手に、1人で対抗して、解決しようとするのは難しいものです。
複数であれば、1人では伝えきれないことも、うまく伝えられるようになるかもしれません。
本日のまとめ
やっかいな人の特徴
・自己中心的
・気分次第で周囲を振り回す
・常に批判的
やっかいな人の対処法
・相手を持ち上げる
・距離を置く
やっかい者から身を守る方法
1人で何とかしようとするのではなく、周りで同じように相手のことをやっかいに思っている人がいないか探してみる。
見つかったら、複数人で相手に対抗するのがいい。