ユーモアのある人の特徴
話の引き出しが多い
このタイプの人は、普段から話のネタを集めるのが好きです。
そのため、話し続けても話題が尽きることはなく、会話が終わりそうになっても、「そういえばこの前、SNSでさー」などと新しい話題を振ってくれるなどと次々から楽しい話をして盛り上げてくれるでしょう。
普段から人との会話を楽しんで情報を収集していたり、本や新聞から知識を得ていたりします。
観察力がある
周りの事をよく見ている人は相手の趣味や笑いのツボを見抜くのが得意です。
たとえば、相手の好きなことを会話の中から見つけ出して、
「この人はスポーツの話題になると嬉しそうだから、きっとスポーツ好きだな」
「バックにバンドのキーホルダーを付けているから、音楽に関心があるんだろう」
など、相手の興味のあることをすぐに見つけられます。
相手からすれば、自分が興味を持っていることを話題にしてくれるので、楽しい時間を過ごすことができます。
親しみやすさがある
ユーモアがある人は話し上手で聞き上手な方が多いので、誰とも気兼ねなく話すことができます。
たとえば、
「いつも笑顔を絶やさず、気さくに挨拶してくれる」
「初対面の相手でもフレンドリーで、距離を詰めるが上手い」
といったことです。
誰にでも明るい振る舞いをする人は、とっつきやすく、相手を不愉快な思いにさせないため、ユーモアがあると思われているでしょう。
ユーモアを身につける方法
常に笑顔を心掛ける
会話がたとえ未熟だったとしても、笑顔がそれをカバーしてくれます。常に笑顔でいることは、ユーモアのある人になるための基本です。
話している相手が笑ってくれていると人は安心するものです。
なので、会話中に笑顔を心がけると、相手は心を緩ませて、親しみやすさを感じてくれるでしょう。
「相手が話している最中も笑顔で相槌を打つ」「会話のない間もそれとなく笑ってみる」など、笑顔を保ち続けることで、とっつきやすい人柄を演じましょう。
物事の良い面と悪い面の両方見るようにする
物事には必ず良い面も悪い面もあります。
片方しか見ていないと、固定観念に囚われてしまうかもしれません。新しい考えが浮かびにくくなり、柔軟な思考から離れていくでしょう。
そんな時は、先入観に左右されず良いものなら悪い部分を見ることで新しく気がつけるようになります。
たとえば、例えば職場に苦手な人がいて、その理由が「怖い」だったとします。悪い面が「怖い・厳しい」だとすると、良い面は「仕事に対して真面目・きちんとしている」などと考えられます。
普段から多角的な視点を持てるように、先入観を切り離す特訓を実践してみましょう。
※好感度の上げ方を教えます。相手との共通点の見つけ方を大公開。
ユーモアの効用
説得したい事柄に注意をひきつけることができる
たとえば、重要な打ち合わせがあったとします。当然、始まる前は緊張感かが漂っているはずです。
そんなとき、わざと本題に入る前の雑談中にユーモアを交えた話をして、相手の笑いを引き出すのです。
面白いもので、そうすると相手の注意がこちらに向くのがわかります。その状況をうまく利用して本題を切り出します。
そうすればこちらの話に耳を傾けてくれる度合いが高くなります。一度、笑っているので硬さもほぐれて本音の会話ができます。
気分が良くなり、前向きに考えてくれる
これは笑いの効用といって良いでしょう。
笑うことでその人の気持ちは楽しくなり、考え方もプラス思考になりやすくなります。
真剣に話した場合よりも肯定的に受け取ってくれるでしょう。
メッセージをより深く理解してくれる
ユーモアを挟むことで、こちらが伝えたいメセージの内容がはっきりします。そのため相手の理解度が深まります。
一般的にユーモアを話の中に活かせる人は能力の高い人、レベルの高い人と思われています。
その結果、あなた自身の評価も上がり、提案したメッセージ自体の評価も高く受け取ってもらえます。
そのためには、日頃から新聞やテレビ、インターネット、あるいは人と会う場面などでの情報収集が欠かせません。
また、相手との理解も共通していないと、せっかくユーモアのある話をしても通じない場合があるので、そこは注意が必要です。
とくに初対面の相手には無難な話題を選んだ方が良いでしょう。個人的な話や人の噂話などは避けるべきです。
相手の好きな話題がわかれば、それに関する面白い話を仕入れておくことです。
本日のまとめ
ユーモアのある人の特徴
・話の引き出しが多い
・観察力がある
・親しみやすさがある
ユーモアを身につける方法
・常に笑顔を心掛ける
・物事の良い面と悪い面の両方見るようにする
ユーモアの効用
・説得したい事柄に注意をひきつけることができる
・気分が良くなり、前向きに考えてくれる
・メッセージをより深く理解してくれる