敵対心を持つ人の特徴
自慢をする
敵対心が強い人は、自分を大きく見せたい気持ちが強い性格です。
・仲間が集まる場の雑談中に、いつのまにか「自慢話」に発展する。
・SNSやブログでフォーローし合っている人では、「自慢話のネタ」を入れ込んだ日記などをアップする。
このように、自分の素晴らしさを他の人に認めさせようとします。
一方、他人の自慢話には無関心です。常に自分が優位でいたいという気持ちが強いため、他人の自慢話は雑音のように感じるのです。
結果、周囲の人からは嫌われてしまいます。
自分よりも優れている人に嫌悪感を示す
敵対心が強い人は、どのような場においても、常に自分が一番でいたい気持ちを強く持っています。
ですから、自分よりも優れている人をあからさまに嫌います。
そして、このタイプの人は、劣等感も持っているので、「あの人はいずれ自分の場所を奪いかねない」と考えます。
自分の地位を脅かしそうな人を敏感に探し出し、その人に対してあからさまな攻撃を仕掛けて潰そうとします。
たとえその人が彼らに危害を加えたわけではなくとも、「相手が自分よりも優れた存在である」ということが気に入らないのです。
自分よりも優れた人を見つけるたびに、無視をし始めたり厳しく接しはじめたり、嫌悪感をあらわにして攻撃的な態度を取り続けます。
他人を見下す
敵対心が強い人は、他人を見下した言動や行動をとる傾向があります。
上から目線な態度や物言いによって、「自分はあなた達よりも格が上の存在だ」とアピールしています。
このような態度や物言いは、相手が自分のことを「1番の存在だ」と認めるまで続きます。
しかし、どこへ行っても横柄であるため、結局のところ、人から尊敬を集めることなどできません。
それどころか、陰で多くの敵を作り、最後は彼ら自身が人から攻撃されるようになってしまうというケースも珍しくありません。
※人を見下す人の特徴について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
敵対心を持つ人の対処法
自慢話をしない
敵対心が強い人は、自分よりも相手が下であると感じると、相手に対しての敵対心が減少していきます。
そのため、自分が相手よりも優れているということをひけらかさないようなことが大切です。
また、このタイプの人は、嫉妬深いです。自分よりも「幸せな自慢話」をされると、内心ムカムカしています。自分よりも心地よい状態なのが許せないのです。
何か目をつけられてると思ったら、自慢話はしないようにします。
どこか出かけた時のお土産を渡すときも、「良かったらどうぞ」だけにして、「楽しかった?」と聞かれても「ええ」と控えめに返事にとどめておくようにしましょう。
共感を示す
敵対心の強い人は自分の考えに従って欲しい気持ちが強いので、自分の考えに同調、共感してくれる人が好きです。
相手の話の内容にうなずくだけではなく、相手の話の内容に耳を傾け共感を示しましょう。
どうしても間違っていることを言っているときや悪口には相槌だけでOKです。否定も肯定もせず「そうなんですね〜」と流します。
一緒になって悪口をいうともっと気に入られますが、あなた自身も悪口を言ってた仲間となるので注意しましょう。
敵対心むき出しな人との接し方
勝手に敵対心を抱く同僚
社内の全員と仲良くすることは困難です。
とは言え、勝手にこっちをライバル視して、険悪な態度を取る人がいた場合、人間関係がこじれて仕事に支障が出てしまう前に何か手を打つ必要があります。
おすすめなのは、こちらからほめることです。
相手は敵対する人間からほめられたことで当然警戒し、混乱することでしょう。
人間には自分と他人の認知の不一致が生じると、不協和音を解消または低減する心理作用があります。
ですから、「自分をほめるっていうことは、アイツは俺を認めている?悪いヤツじゃないのかも‥‥」という心理に収まるのです。
これを繰り返すうちに疑念は確信に変わり、相手にとってあなたはお互いを認め合う仲間という立ち位置に立てます。
良好な関係になれば、あなたにもメリットが生じることでしょう。
もうひとつおすすめしたいのが、「ウィンザー効果」を使ってほめることです。
「人間は、好意をその当人から直接伝えられるよりも、第三者を介して伝え聞くほうがよい印象を抱く」という心理効果のことです。
この心理テクニックを使うことで相手へのほめ効果が倍増します。
本日のまとめ
敵対心を持つ人の特徴
・自慢をする
・自分よりも優れている人に嫌悪感を示す
・他人を見下す
敵対心を持つ人の対処法
・自慢話をしない
・共感を示しす