みなさんの周りに気難しい人はいませんか?気難しい人には「すぐに不機嫌になる」「自己中心的」などの特徴が見られます。本日は、気難しい人の特徴と対処法について解説しています。そして職場で気難しい人との付き合い方について具体例をあげて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
気難しい人の特徴
自己中心的で協調性がない
気難しい人は、自己中心的な傾向があります。
自分以外の人の立場に立ってものを考えることが苦手なため、すぐに愚痴を言ったり、黙り込んだり怒りを爆発させたりします。
反対に自分以外の人の立場に立てる人は、気難しい表情を見せることがあまりありません。
不機嫌そうにしていると周囲の空気が悪くなることを理解しているので、極力朗らかに過ごします。
また、気難しい人は周りにいる人のことを意味見下している部分があり、協調性がありません。
そのためチームワークを活かして何かをすることに意味を見出せず、面倒くさいと感じて、孤立してしまうこともあります。
完璧主義で頑固
気難しい人の特徴の一つに完璧主義があります。自分で描いた理想があり、理想と少しでも違うと機嫌を損ねてしまいます。
このタイプの人は、人からのアドバイスを聞き入れることも苦手です。
非常に頑固な性格をしている傾向があり、自分にとっていい内容かどうかを判断する前に、跳ね返してしまうことが多いです。
そのため、短所やウィークポイントが一向に改善されません。
コミュニケーションを取るのが苦手
気難しい人の中には、単にコミュニケーションを取るのが苦手で、人と関わらないで過ごすうちに、周囲から「気難しい人だ」と受け取られてしまうケースがあります。
このタイプの人は、本当は気難しいわけではないため、心を開いて話せるようになれば楽しい友だちになれるかもしれません。
一見気難しそうな人と感じても、実はコミュニケーションが下手な場合もあるので、どのタイプかを見極めて、本当に気難しい人ではなさそうな場合はこちらから積極的に話しかけてみるのもいいでしょう。
※頑固な人の特徴と付き合い方について、こちらで解説していますので、ぜひ参考にしてください。
気難しい人の対処法
相手の興味がある話題を振って話を聞く
気難しい人は、こちらからいきなり積極的に話しかけても、基本的にあまり他人の話を聞こうとしてくれません。
そのため、まずは一旦相手の好きそうなテーマについて話をさせてみて、それについて掘り下げていくのが効果的な対処法です
このとき、気難しい人の話を丁寧に聞くように意識することがポイントです。
考え方や何に面白さを感じるのかという点がわかれば、付き合いやすくなるでしょう。
会話のきっかけをうまく掴めば、どんどん会話が発展して、自然とラリーが続いていることも少なくありません。
相手を尊重し、冷静に話を聞く
「気難しい」人は、こだわりが強い分、プライドも高い方が多い傾向にあります。
仮に、自分と意見が異なっていたとしても、頭ごなしに否定するのではなく、一旦相手の意見を受け入れて理解を示してから、自分の意見や気持ちを述べるようにしましょう。
また、相手を褒めて、いい気分にさせてから話を始めるとスムーズに会話が進みます。
こうすることで、相手との摩擦を減らすことが可能です
気難しい人との付き合い方
職場にいる気難しい人
どこの職場にも気難しい人というのはいるものです。
気難しさにもいろいろありますが、大まかに分けると「プライドが高い」「感情の起伏が激しい」のどちらかになることが多いでしょう。
プライドが高くて気難しい人の場合、自尊心が高いために他人から指図や意見をされるのを非常に嫌います。
また、特定の分野に強みがあるとそれを強烈に守り抜こうとします。
こうした相手には、敵ではないと腹のうちを見せてしまうのが最善の策です。
相手が得意なもの、大切にしているものを見極めて
〇「それ、私は苦手なんですよね。どうしてもできなくて」
と言っておきましょう。
そうすると気をよくしていろいろと教えてくれるなど、いきなりいい人に豹変することがあります。
後者の感情の起伏が激しい人の場合、
これは「そういう人だ」とあきらめるのが最善の策です。
こうした人に合わせていると、こちらが疲弊するばかりできりがありません。
それよりも一定の距離を置いて、大きなサイズの子どもとでも思っていたほうがよほど被害を受けずにすみます。
けっして感情で付き合ってはならないタイプの人です。
本日のまとめ
気難しい人の特徴
・自己中心的で協調性がない
・完璧主義で頑固
・コミュニケーションを取るのが苦手
気難しい人の対処法
・ 相手の興味がある話題を振って話を聞く
・相手を尊重し、冷静に話を聞く
気難しい人との付き合い方
〇職場にいる気難しい人
・プライドが高い場合は、相手に敵ではないことを見せる
・感情の起伏が激しい場合は、「そういう人」とあきらめて、一定の距離をおく