ヒステリックな人の特徴
根に持って指摘してくる
ヒステリックな人は、自分の中でのルールを持っており、そのルールを人一倍、他人に守ってほしいという思いが強いです。
もし、そのルールを他人が破ってしまうと、いつまでもグチグチと指摘します。
そして、一旦、怒り出すと過去に怒りを感じたことが次々に思い出されます。
相手に怒りをぶつけるとき、相手の過去の過ちも引き合いに出して、いつまでも攻め立てきます。
急に怒り出す
ヒステリックな人は、急に声を荒げて怒り出すことがあります。
怒りの大きさに応じて声も大きくなっていくため、周囲の人は驚いて委縮してしまいます。
そして、怒りのトリガーとなるものがわかりづらいというのも特徴です。
普通に会話をしていたと思ったら急に怒りだすこともあります。
相手の気持ちなどおかまいなしで、怒鳴り散らしたり、暴力的になったりする場合もあるので注意が必要です。
イライラするとものに当たる
ヒステリックな人は、ストレスの解消を上手くできないという特徴があります。
他の人なら、ショッピングしたり、運動したりして気分転換します。
しかし、ヒステリックな人は、すぐにストレスを発散したいので、近くのモノや人にあたってしまうのです。
たとえば、パートナーとケンカをして、相手が「話し合おうよ」といっても、聞き入れず、パートナ-に手当たり次第にものを投げたりします。
こうした行動で、周囲から情緒不安定な人というレッテルを貼られてしまい、避けられてしまうことになります。
ヒステリックな人の対処法
プライドが高いため立ててあげる
ヒステリックな人は、非常にプライドが高いです。高いプライドを守るために、ヒステリーをおこすことがあります。
そんなヒステリックな人の標的にならないためには、相手を立ててあげる姿勢が大切です。
ヒステリックな人でも、良い面の1つや2つは持っているはずです。その部分を認めて、尊重するのが大切です。
そうすることで、ヒステリックな人の承認欲求は満たされて、癇癪を起こすことも減るでしょう。
報連相をマメに行う
ヒステリックな人は心配性なため、報連相をマメに行うことが大切です。
ビジネスであれば、同じ職場の人だけでなく、取引先のヒステリックな人に対しても非常に有効な方法です。
ヒステリックな人は、心配なことがあると自分の中に溜め込むので、すぐにヒステリーを起こしてしまいます。
ですから、少しでも心配なことがあれば、早めに相談しましょう。
ただし、相手が忙しいときは避けてください。忙しいときに相談をすると、パニックをおこしヒステリックになってしまいます。
機嫌がよいときを見計らって声をかけるのがコツです。
職場のヒステリーな人と衝突を避ける方法
ヒステリックな上司
ヒステリックな上司には、相手の感情がおさまるまで待とう。
相手が感情をぶつけているときは、何を言っても時間とエネルギーの無駄です。
こちらまで感情的になったら、同じ土俵に上がることと同じで、泥沼の戦いになります。
そうなると怒りのエネルギーが凄まじい分だけ相手が上で、あなたは疲れるだけです。
昂奮状態になっている相手は、あなたの言うことを聞く耳など持っていません。とにかく怒りがおさまるのを待ちましょう。
しばらく怒りが続くようなら、椅子に座ってもらったり、コーヒーをすすめたりするのもいい方法です。
座ったり、飲み食いをしたりすると攻撃傾向が弱まることが多いです。
ヒステリックな同僚
ヒステリックな同僚には、あえて知らん顔をしましょう。
このタイプは、神経が通っていないのかと思うくらい強気に見えますが、変なところに神経が細かく小心だったりします。
怒りがおさまって冷静になると、醜態をさらしてしまったことを悔やみ、周囲の目を気にし始めることがあります。
あなたとしては、そういうタイミングをとらえて、
×「あのくらいのことで本気で怒るなんて」
と言いたくもなりますが、あえてそう言わず、気にもとめなかったフリをしてあげましょう。
闘争心が強くプライドが高いだけに、敵に回すと面倒です。言われたことが図星でも、カチンときて、またまた復讐心を燃やされたらやっかいです。
ヒステリックな部下
ヒステリックな部下には、警告しましょう。
このタイプは、誰かが注意しない限り、態度を改めようとはしません。
問題を起こしたら、なるべく早いうちに処罰を与えるなどして、今後も同じことをしたらどうなるか警告を与えます。
黙認していると好き勝手な振る舞いを続けるようになり、ひどい場合は組織内での不満分子の親玉になったりして、あなたが管理責任を問われかねません。
本日のまとめ
ヒステリックな人の特徴
・根に持って指摘してくる
・些細なことで怒る
・イライラするとものに当たる
ヒステリックな人の対処法
・報連相をマメに行う
・プライドが高いため立ててあげる
職場のヒステリーな人と衝突を避ける方法
◎ヒステリックな上司
・ヒステリックな上司には、相手の感情がおさまるまで待とう。
◎ヒステリックな同僚
・ヒステリックな同僚には、あえて知らん顔をしましょう。
◎ヒステリックな部下
・ヒステリックな部下には、警告しましょう。