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失敗が怖いあなたへ:失敗を恐れずに挑戦できるようになるヒント

失敗を恐れる人の心理を解説

失敗を恐れるのは誰でもあることですが、過度に恐れると好機を逃してしまうことにもなりかねません。本日は、失敗を恐れる人の心理と失敗を恐れない人になるための方法を解説しています。そして、失敗を恐れる人との付き合い方を具体例をあげて紹介しています。

はじめに

 誰しも、人生において失敗を経験します。試験に落ちて希望の大学に進学できなかった、就職活動で内定をもらえなかった、ビジネスで大きな損失を出してしまったなど、失敗の経験は人それぞれです。

 失敗は誰にとっても苦い経験であり、できれば避けたいものです。しかし、失敗を恐れて何も挑戦しなければ、人生の可能性を狭めてしまうことになります。

 このブログでは、失敗を恐れる心理メカニズムと克服方法について解説します。また、失敗を恐れない生き方や、失敗を恐れる人との付き合い方についても紹介します。

 

このブログを読んで、以下のことができれば幸いです。

・失敗を恐れずに挑戦できるようになる

・自己肯定感を高め、自信を持って行動できるようになる

・周囲の人とのコミュニケーションを円滑にできるようになる

 

 このブログは、失敗を恐れて人生の可能性を狭めてしまっている人に向けて、少しでも役に立つ情報提供できれば幸いです。

失敗を恐れる人の心理

人の評価を気にしすぎる

 失敗を恐れる人には、自意識過剰で人の評価を気にしすぎるという心理傾向があります。

 たとえば、仕事で小さなミスをしたとします。

 周囲に迷惑をかけるような大きなミスならともかく、小さなミスであれば誰でも犯すものですし、あまり気にしない人も多いでしょう。

 しかし、失敗を恐れる人は、小さなミスをしたときでも、「ミスをした自分に対する評価は低下したに違いない」と考えます。

 このタイプの人は、周囲の人からの評価が低下することを怖れるため、必要以上に失敗を気にします。

自己評価が低く自信がない

 自己評価が低いというのも、失敗を恐れる人の心理の1つです。

 たとえば、何か新しい仕事を上司から指示された時、失敗を恐れる人は積極的にその仕事に取り組むことができません。

 新しい仕事をレクチャーされると、「自分の能力ではこなせないのではないか」と考えるため、失敗を恐れるようになってしまうのです。

 「実際にやってみたら、案外かんたんにできた」ということもあります。

 しかし、失敗を恐れる人はネガティブに考えてしまうため、できることもできなくなるということが少なくありません。

※自分に自信がある人の特徴と自信を持つ方法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

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プライドが高く傷つきたくない

 失敗を恐れる人はプライドが高い傾向があります。

 プイライドが高い人は、自尊心が高く、失敗することで周囲からの評価が下がることをひどく気にします。

 たとえば、友達がやっているスポーツを、友達から「いっしょにやらない?」と誘われても、失敗を恐れる人はなかなかその誘いには乗りません。

 うまく行かない時に、友達から「自分はできない人間だと思われてしまう」、「見下されてしまう」ことが恐いからです。

 つまり、自分が傷つきたくないという気持ちが強いのです。

失敗を恐れる心理を克服する方法

失敗は悪いことではないと解釈を変える

 トラウマや固定観念などがあると失敗をマイナスに捉えがちになりますが、そもそも失敗は決して悪いだけのものではありません。

 失敗は成功の元という言葉があります。失敗は結果だけを見れば、成果を得られないように見えますが、実はその過程で実にたくさんの学びがあります。

 そこで、まずは失敗がデメリットばかりではないというように、自分の中での解釈を変えてみましょう。

 「失敗したらその分もっと成長できる」とか「失敗から学べる」などのメリットに目を向けることで、失敗することを怖がる気持ちがだんだんと薄れていきます。

できることからコツコツ取り組む

 失敗するのが恐ろしいのなら、恐怖を感じずにできることからコツコツ取り組んでいくのもよい方法です。

 失敗を恐れて立ち止まってしまうのが最もよくありません。

 ですから、一旦、目の前の不安から目を逸らし、可能な範囲で行動していきましょう。

 1つ仕事が片付いたという時には、目標のために少しでも頑張れた自分をしっかり褒めてあげて下さい。

 最終目標達成までの道のりがまだまだ遠かったとしても、1歩進めたことをちゃんと認めて、達成感を得ていくことが大切です。

 そうすることで、失敗するのが恐ろしいという気持ちも、落ち着いてくるでしょう。

職場の失敗を恐れる人との付き合い方

つまらない言い訳は気にしない

 失敗を恐れる人は、失敗はかっこ悪いものだ。かっこ悪い姿を人に見せたくないと、常に思っています。

 そこで、わざと手を抜くということをします。

 本気で取り組んでうまくいかなかったらかっこ悪いし、自分は能力がないということになって傷つくことになります。

 しかし、適当に手を抜いて失敗したなら、自分が能力がないということにならずに済みます。

 「本気になったらこんなもんじゃない」といった言い訳の余地を残せるからです。

 このような心理戦略をセルフ・ハンディキャッピングといいます。

 たとえば、仕事のやり方にまずい点があって、改善してもらわなければと思ってアドバイスしても、

「本当にやりたいのはこういう仕事じゃないのに、なぜかこの部署に回されてしまって…」

 などと関係のないことを言う人がいます。

 本当にやりたいことじゃないから力を発揮できていないのだと言い訳しているのです。

×「つべこべ言わずに、そのやり方を改善しろ」

と言いたくなりますが、声を荒げても逆効果にしかなりません。

 

 営業成績がなかなか向上しないため、先輩がコツを伝授してやろうとしても、

「別に営業成績を上げて出世しようと思ってないので、大丈夫です」

 などと言って耳を貸そうとしない人もいます。

 「できない自分」を「できるようになりたいと思わない自分」に見せかけようとするのです。

 

 失敗を恐れる人がこのようなセルフ・ハンディキャッピングを用いたとしても、その心理メカニズムを指摘して責め立てないようにしましょう。

 失敗を恐れる人が身を守るために採用している戦略ですから、それを指摘して傷つけても、お互いにとって何もいいことはありません。

 歯がゆいかもしれませんが、相手の弱さを踏まえて気長に見守ることが大切です。

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本日のまとめ

失敗を恐れる人の心理

・人の評価を気にしすぎる

・自己評価が低く自信がない

・プライドが高く傷つきたくない

 

失敗を恐れる心理の克服方法

・失敗は悪いことではないと解釈を変える

・できることからコツコツ取り組む

 

失敗を恐れる人との付き合い方

・失敗を恐れる人のつまらない言い訳は気にしない