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【傷つきやすい人の特徴と接し方】傷つきやすい性格のメリットとは?

傷つきやすい人の特徴と接し方を解説

ちょっとしたことで傷つきいたり、ものすごく落ち込んだりする人がいます。本日は、傷つきやすい人の特徴と接し方を解説しています。そして傷つきやすいことのメリットを生かす方法を紹介しています。

 

傷つきやすい人の特徴

感受性が高い

 傷つきやすい人の特徴の1つは、感受性が高いことです。

 感受性が高い人を最近では「HSP(Highly Sensitive Person)」と呼ぶことが増えています。

HSPは

・物事を深く考える

・刺激に敏感すぎる

・感情的な共感力が強い

・些細な刺激にも気づきやすい

 といった特徴があります。

 このタイプの人は、心が繊細であり、敏感に反応しやすい傾向があります。

優しい

 傷つきやすい人は、感受性が豊かで心も繊細です。そのため、小さな物や人が気づかないところにも愛情をかけられる優しい心の持ち主でもあります。

 敏感であるがゆえに、相手に気を使うことができたり、相手の表情などをうかがいながら行動することができたりします。

 このタイプの人は、人の気持ちに寄り添ったり、自分の力を人のために使ったり、人助けをすることが得意です。

 一方、相手に親身になりすぎて、自分の心がとても疲れてしまうということもあります。

ネガティブ思考

 ネガティブ思考も傷つきやすい人の特徴です。

 たとえば、「100点満点のテストで70点だった」という場合、ポジティブに受け取る人は「やったー!70点も取れたー!」と喜ぶでしょう。

 しかし、ネガティブに受け取る人は「70点しか取れなかった…30点もミスしてしまった…」とできていない部分にばかり注目して落ち込んでしまいます。 
 物事をネガティブに受け取るのは決して悪いことではありません。ネガティブな部分を見つけて改善するのは自分自身の成長に必要なことだからです

 しかし、過剰にネガティブに受け取る性格だと、ちょっとしたことでも「自分はダメだ」「自分は何もできない」と傷ついてしまいます。

傷つきやすい人との接し方

注意するときは責めない

 傷つきやすい人は、こっちが責めているつもりはなくても、責められているような気持ちになる傾向があります。

 ですから、何か注意しなければならないことがある場合なども、責め立てるような言い方はせずに、やんわりと注意することが望ましいです。

 感情的にならずに、必要なアドバイスを淡々と伝えるようにします。

長所を生かすことを考える

 傷つきやすい人は過敏で繊細ゆえに、人の気持ちがよくわかり、人の立場を配慮した行動がとれます。

 そこを信じて、人の気持ちを配慮したきめ細かな対応ができるはずといった期待を伝えることで、対人関係にも萎縮せず、前向きに動けるようになります。

傷つきやすい性格のメリットとは?

人に配慮できる

 傷つきやすい人は、自分が人の言葉や態度に過敏なだけに、他者の傷つきに対しても非常に敏感です。

 人の傷つきや落ち込みに対する共感性が高いため、人が傷つかないように配慮することができます。

 傷つきにくい人は、自分が鈍感なため、人の気持ちにも鈍感で、人を傷つけるようなことも平気で言います。

 いわゆるがさつな人は平気で人を傷つけるようなことを言います。自分が図太いため、

「こんなことを言ったら傷つくだろう」

「こんな言い方をしたら気分を害するんじゃないか」

 といった配慮がありません。

 傷つきやすい人の気持ちがわからないのだからしかたがありません。

 

 それに対して、自分が傷つきやすければ、ちょっとした言葉や態度で傷つく人の気持ちがよくわかるため、

「こんな言い方をしたら感じ悪いだろう」

「こんな対応をしたら傷つくかもしれない」

 と人の気持ちを配慮することができます。

 傷つきやすさがあるからこそ相手の気持ちを思いやることができますし、相手も配慮ある人なら深くかかわることができます。

 人の心の痛みや弱さにも共感できるため、相手と気持ちを共有し合えるような深い関係を築くこともできます。

※気遣いができる人の特徴について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

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反省して修正できる

 傷つきやすい人は、いろいろ気にしすぎて、くよくよしてしまいます。

 人のことをあまり気にせず、くよくよしない人を見て、うらやましいと思う気持ちが強いはずです。

 でも、くよくよする性格だというようにネガティブに捉える必要はありません。

 自分は内省力があり、人のことをよく配慮できる性格だし、自分のまずい点を修正していける向上心の強い性格だとポジティブに捉えましょう。

 

 ものごとをあまり気にしない人は、人の気持ちを傷つけてもそれに気づかないため、また同じようなことを言ったり、同じような態度を取ったりして人を傷つけてしまうことがあります。

 仕事でも、ミスをしてもあまり気にしないため、似たようなミスを繰り返すことになりやすいです。

 

 それに対して、気にするタイプは、人の気持ちを傷つけてしまうようなことがあると気になってしかたがありません。そのため、

「あの人はこういうことを言うと傷つく」

「あの人にこういう態度を取ると怒らせてしまう」

 といったことが頭に刻まれ、その後はうまく対応できるようになります。

 仕事でも、ちょっとしたミスをしても気になってしかたがないため、同じようなミスはしなくなります。

 つまり、気にする性格であるために、自分の言動を振り返り、まずいところを修正していくことができるのです。

本日のまとめ

傷つきやすい人の特徴

・感受性が高い

・優しい

・ネガティブ思考

 

傷つきやすい人との接し方

・注意するときは責めない

・長所を生かすことを考える

 

傷つきやすい性格のメリット

・人に配慮できる

・反省して修正できる