KYな人の特徴
口が軽い
KYな人はおしゃべりが大好きで、何でもぺらぺら口にしてしまいます。
たとえば、その場に居ない友人の気まずい噂話や、目の前にいる友人に対して「太ったね!」って言ってしまいます。
これを今この場でこの人に喋ると、この後どんなことが起きるのか?この人はどう感じるのか?といったことには考えが及びません。
周囲への配慮が充分でなく、自分の行動の結果を深く考えないので、知っていることや思ったことを短絡的に軽々しく口にしてしまいがちです。
時間にルーズまたは超厳しい
KYな人は、時間に正確すぎる人とルーズすぎる人の両極端に分かれます。
ルーズでドタキャンが日常茶飯事な人と、反対に時間にものすごく厳しく、相手の遅刻やドタキャンを絶対に許さない人です。
いずれも自己中な性格によるものです。時間に厳しいタイプは、自分が時間厳守しているのだから、相手も同じ様にするべきだと決めつけています。
時間にルーズなタイプは、約束の時間を守らないことが相手の時間を奪うことだと気づいていません。
自分の考えが常識だと思っている
KYな人は、自分の考えはすべて常識だと思っているので、許容範囲が狭い特徴があります。
したがって、自分の思い通りに行動を取らない人にいらいらし、傍若無人な振る舞いや発言をすることもあります。
このタイプの人は、世の中にはいろいろな考え方や事情があるということを、あまり考慮していません。
常識や序列をわきまえず気が利かないので、自分勝手な発言をし、周囲に煙たがられて孤立していきます。
「正しいのは自分だけ」と思いこんでいる王様的な性格の持ち主です。
KYな人への対処法
自分からはなるべく関わらないようにする
空気も読めない人に困っているなら、必要最小限の付き合いに留め、自分からはなるべく関わらないようにしましょう。
空気が読めない性格を他人が改善させることは容易ではありません。
そのため、相手とのコミュニケーションを最小限に抑えることが有効な対処法といえます。
KYに関わるストレスでがんじがらめになる前に、付き合い方を考え、できる限り関わりを持たないようにすることが重要です。
どういう対応をすれば良いか教える
空気を読めない原因が、無知や経験不足から来ている場合は対処法があります。
知らないからわからないだけですので、こういう時はこうすれば上手く行くよ、とか、こういう方法で進めたほうが良いよと教えてあげれば良いのです。
大切な関係性の人で空気が読めない言動が目立つときには、「今はこういう状況だから…」とその場の雰囲気を事細かに教えてあげてください。
状況を教え続けるうちに、他人の気持ちや空気を読み取ることができるようになるかもしれません。
教えるのは手間や時間のかかることですが、空気を読めないだけだと思っていた人が仕事を覚えて、自分の担当分も引き受けてくれるようになれば、大事な自分の戦力になり、パートナーとなるかもしれません。
適当に相槌だけうつ
KYな人は、こちらの態度を深読みすることもありません。こちらが気を遣う必要もないので、ある意味疲れない人とも言えます。
KYな人に真面目に対応しても、思うような反応が返ってくることは稀で疲れるだけです。
適当に対処しても持ち前の鈍感さで深読みされることはないので、人間関係が悪化する可能性は限りなく低いでしょう。
KYな人と話しをしなければならない時は、余計な口をはさまず、相槌だけに留めるのが無難です。
KYな人との話し方
デスクで小休止中、隣の同僚が仕事とはまったく関係のない話をしてきた。ところが、大きな声で話が続き、上司が渋い顔をしている。なんとかやめさせたい…。
そんなとき、
×「おい!ちょっと空気読めよ」
この言い方は、あまりにストレートすぎです。同僚の気持ちを考えて、伝え方を考えてみましょう。
少し前、「KY」という言葉が進行したことがありました。
そのためか、空気を読めないというフレーズは非常にネガティブなイメージを伴うものとなってしまいました。いくら仲の良い同僚が相手でも、このフレーズは避けたほうが無難でしょう。
ここは
○「(小声で)ちょっと、部長の顔!」
○「お前のアツさは好きだけどさ、ちょっと部長の顔がさ…」
と部長の顔を見るように促し、やめたほうがいいことを暗に伝えるといいでしょう。
親しき仲にも礼儀ありこの意識が大切です。
本日のまとめ
KYな人の特徴
・口が軽い
・時間にルーズまたは超厳しい
・自分の考えが常識だと思っている
KYな人への対処法
・自分からはなるべく関わらないようにする
・どういう対応をすれば良いか教える
・適当に相槌だけうつ