はじめに
刺々しい言い方をする人は、自分の意見や考えを押し付けようとする傾向があります。
また、相手を否定するような言い方や、命令口調で話すなど、相手に不快感を与える言動をすることが多いのです。
刺々しい言い方をする人は、仕事やプライベートで出会う可能性もあります。そのため、刺々しい言い方をする人の特徴や対処法を知っておくことは、円滑な人間関係を築くために大切です。
このブログでは、刺々しい言い方をする人の特徴と対処法について、具体的な例を挙げながら説明していきます。
刺々しい言い方をする人に出会ったときに、どのように対応すればよいのか、参考にしていただければ幸いです。
こんな人に読んでほしい
・刺々しい言い方をする人との接し方に悩んでいる方
・心を落ち着かせ、ストレスを軽減する方法を知りたい方
・人間関係を改善したい方
具体的な例
・仕事で上司からいつも厳しい言葉で指摘される方
・パートナーや家族から攻撃的な言い方をされる方
・友人との会話でいつも言い争いになってしまう方
このブログ記事で得られるもの
・刺々しい言い方をする人の特徴を理解できる
・刺々しい言い方への対処法を知ることができる
・心の平穏を守るためのヒントを得られる
刺々しい言い方をする人の特徴
余裕がない
刺々しい言い方をする人の心理として、余裕がないという特徴があります。
精神的に余裕がないことで、本人に自覚がなくてもついうっかり刺々しい言い方をしてしまうということがあります。
たとえば、仕事がとても忙しくて、あれもこれもと仕事をしている時というのは心の余裕がなくなっていきます。
そんな時に「ちょっと質問があるんですが・・・」と後輩に声をかけられたらたら、「それくらい自分で考えてよ」と言ってしまうかもしれません。
余裕がなくなった時に豹変してしまうタイプの刺々しい人は、普段は穏やかでいる事が多いです。
そのため、刺々しくなってしまうと、周囲は普段の余裕の態度とのギャップに驚く事でしょう。
負けず嫌いである
負けず嫌いな性格の人は、刺々しくなる特徴があります。負けず嫌いな人は、ともかく負けたくないのです。
負けたくないという気持ちが強いことから、相手を陥れるためにわざと刺々しい言い方をします。
たとえば、
「こんなこともできないの?」
「やっぱり〇〇さんではダメだね」
と相手を自分より下であることを印象づけるような言葉を選んで使ってしまうことで、刺々しい言い方をしていると思われてしまうこともあります。
負けず嫌いであるので、自分が相手に負けていると感じているとき、その気持ちを隠すためにわざと刺々しい言い方をしてしまうという人もいるようです。
プライドが高い
プライドが高い人も刺々しい言い方をする傾向があります。
プライドが高い人の多くは、相手よりも自分のほうが上だと感じているものが多いようです。
そのため、つい相手を見下してしまう傾向にあります。
何か1つでも相手より秀でていれば、それだけで勝ち誇ったような気分になる事も特徴です。
相手の事を小ばかにするような刺々しい発言をする事もあるでしょう。
※プライドが高い人の特徴と対処法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
刺々しい言い方をする人の対処法
話をはやく切り上げる
言い方が刺々しい人と長く一緒にいると精神的に傷ついてしまいます。
接する時間をなるべく短くするようにしましょう。そのためには、話を早く切り上げるようにします。
話を切り上げるコツとして
×「そうなんですね」
×「なるほど」
というような相手の話を引き出すような反応はせずに
○「分かりました」
○「その点に気を付けて仕事します」
というように話を完了させるようにします。
話の重要ポイント以外は聞き流す
言い方が刺々しい人の中には、要点の他にも話を広げてこちらを責めてくる人がいます。
「君が失敗したのは、君のプライベートでの過ごし方から問題があるんじゃないかな。」
「俺が君の立場だったらそんなことはしないのに、最近の子は面白い発想をするよね」
このような話をすべてを聞く必要はありません。
大抵の会話は大事なポイントだけが分かれば後は聞き流してしまっても問題ないのです。
自分の考えを言ったり、反論したりしたところで聞き入れてくれないと感じる人には話を受け流してしまってもよいでしょう。
割り切る
刺々しい言い方をされてしまったとしても、世の中には人のことを考えられない性格の人もいると考えて割り切りましょう。
相手によってはあなたに非がなくても、強い口調で責められることもあります。
そんな場合でも「自分が悪かったのではないか」といちいち考え込んでいては、耐えられなくなってしまいます。
深く考えずに、割り切って考えることもときには重要です。
刺々しい言葉一覧
刺々しい言葉は言わないようにしよう
たとえば、遅刻してきた人に対して、
×「どうして、いつも遅刻するんだ!」
と言ってしまうことがあるかもしれません。
この「いつも」が刺々しいひと言になります。
相手は心の中で「『いつも』じゃないのに…。」「一昨日は遅刻しなかったし…」などと反論します。
また、
×「ちっとも反省が活かされてないね!」
と言えば、
相手は心の中で「反省して遅れないように頑張っているのに、それを認めてくれないなんて、これじゃ頑張っても意味ないよ!」などと反発することでしょう。
事実はそこまで極端ではないわけですが、「いつも」「ちっとも」という言葉をつけ加えて叱ることで、相手は「そんなことないのに」と反論・反発してしまうのです。
そのため、かえって反省させることができません。
それどころか、「不当に責められた」と傷つき、逆に言うことを聞かなくなってしまいます。
その他にも、
「絶対」「ばっかり」「なんにも」「まったく」「~だけ」「本当に」「全部」「全然」
なども、相手を責めるときに使ってしまうと、刺々しい言い方になってしまいます。
本日のまとめ
刺々しい言い方をする人の特徴
・余裕がない
・負けず嫌いである
・プライドが高い
刺々しい言い方をする人の対処法
・話をはやく切り上げる
・話の重要ポイント以外は聞き流す
・割り切る
刺々しい言葉一覧
「いつも」「ちっとも」「絶対」「ばっかり」「なんにも」「まったく」‥‥など。