話に割り込んでくる人の心理
寂しい
話に割り込んでくる人の心理の1つに、寂しいというものが挙げられます。
自分の周りで楽しそうに話している声を聞くと、無性に寂しくなってしまうのです。
まるで、自分が仲間はずれにでもされているような感覚になってしまうのでしょう。
話に入ってくる人は、意外と寂しがり屋の人が多いのです。
仕切りたい
話に割り込んでくる人は、仕切りたいという心理傾向があります。
話に割り込んでくる人の中には、支配欲が強い人もいます。
このタイプの人は、自分がその場を仕切らないと気が済みません。
自分の知らない話をされているのが嫌なので、話に入ってきていつのまにか自分の知っている話にすり替えているのです。
話の内容が気になる
話の内容が気になるというのも、話に割り込んでくる人の心理の1つです。
主に恋愛など、好きな人が他の人と話をしていると、何を話しているのか話の内容が気になることはありませんか?
何の話をしているのかを知るためには、話に入るのが一番ですから、いつのまにか話に入り込んでいるのです。
話に割り込んでくる人の対処法
聞き流す
話に割り込んでくる人への対処法の1つに、聞き流すが挙げられます。
他の人と会話をしているときに割り込んでくる人がいたら、適当に聞き流しておきましょう。
「ふんふん」「はいはい」などと、適当に相槌を打っておき、先に話していた人との会話に集中します。
毎回話に割り込んでくるのであれば、まともに相手をしても仕方が無いので、聞き流すのが正解です。
今話してるから待ってと言う
話に割り込んでくる人には、「今話してるから待って」とはっきり言うことも、対処法の1つです。
もし、ストレートに言いにくいなら、「私の○○取らないでよ笑」
「今〇〇の会話してたんですけどー」などと冗談っぽく言うのもいいでしょう。
先に話していた人を優先するのが当然の行動なので、はっきりと言うことは悪いことではありません。
割り切る
話に割り込んでくる人というのは、悪意がある場合もありますが、そうではなくて特に何も考えていなかったり、1人になるのが寂しいがゆえの行動だったりする場合もあります。
ですから、その人自身の性格だったりするため、
「悪気はないんだな」「この人はこういう人なんだな」
と割り切って接することも大切です。
※話を遮る人の特徴と対処法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
他人の話に割り込む上手な話し方
クッション言葉を使う
知らない他人同士が話している話題に自分も興味があって、自分もその話題に混ぜてもらいたい、割って入っていきたいというときがあります。
たとえば、パーティーに出席したとしましょう。近くにいる二人が、アメリカの生活について話しているのが耳に入ってきます。
二人とも、仕事の関係で何年かアメリカで生活した経験がある様子なのです。自分もちょうど近々アメリカに赴任する予定があるので、アメリカの情報をいろいろ調べていたところでした。
ですから、ぜひ二人の話の仲間に入れてもらいたいと思います。
このようなケースで、
×「じつは私、近々アメリカに赴任する予定があるもので、アメリカの話を聞かせてもらいたいんですが」
という話し方で、二人の話に割って入っていく方法もあると思います。
しかし、このように、
「私には、こういう事情があって」
「私も興味があって」
「私も同じことを経験しているんですが」
といったような話し方で、いきなり他人の話に割って入っていくというのは、相手にやや強引な印象を与えてしまう危険もあるように思います。
その結果、「何だ、この人は?」と警戒され、相手に引かれてしまう結果にもなるかもしれません。
このようなケースでは、最初にクッション言葉を入れてから話しかけるという方法があります。
クッション言葉とは
○「ちょっとよろしいですか」
○「失礼ですが」
といったような、相手に話しかけるときに最初にかける言葉のことです。
このクッション言葉を入れて話しかけることによって、クッションという言葉どおり、柔らかい印象を相手に与えることができます。
※クッション言葉を紹介している記事です。ぜひ参考にしてください。
本日のまとめ
話に割り込んでくる人の心理
・寂しい
・仕切りたい
・話の内容が気になる
話に割り込んでくる人の対処法
・聞き流す
・今話してるから待ってと言う
・割り切る
他人の話に割り込む上手な話し方
・クッション言葉を使う
〇「ちょっとよろしいですか」
〇「失礼ですが」など。