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【支離滅裂な人の特徴と対処法】極度の緊張を和らげる方法

支離滅裂な人の特徴と対処法を解説。

本日は、支離滅裂な人の特徴と対処法を解説しています。そして、支離滅裂な話し方にならないために、極度の緊張を和らげる方法を紹介しています。

 

支離滅裂な人の特徴

話し方にまとまりがない

 支離滅裂な人は、「話し方にまとまりがない」のが最大の特徴と言えるでしょう。

 話し方にまとまりがないと、聞いている方は、話を理解することが出来なかったり、理解に時間がかかったりしてしまいますよね。

 コミュニケーションは、会話のキャッチボールです。

 しかし、支離滅裂な人は、話に筋道が立てられずに、あちこちに飛んでしまうのです。

 さらに、自分だけが知っている人物や場所などの名称を使うので、「それは誰なのか、何なのか」が全く掴めません。
 聞いているうちにドンドン相手が混乱していき、理解するのを諦めてしまいます。
 そして最後には、支離滅裂な人はあまりにも話がバラバラになり過ぎて、自分でも何を言っているのか分からくなってしまいます。

感情が優先して筋道を立てて話せない

 支離滅裂な人の特徴として、常に自分の意見をベースに話していることがあります。
 あるものごとに対して説明をしていても、途中で「もっとこうするべきだったのに」と、自分の感情を優先させて話してしまいます。

 聞き手はとにかく事実を知りたいだけなのですが、途中で何度も自分の感情を組み込まれると話を理解できなくなります。

 感情を優先させずに、筋道を立てて話していけば相手は理解しやすく、話は伝わりやすくなるのです。 

 また、話している側も、筋道を立てて話さなければ、途中で自分が何を言っているのかわからなくなります。

 結果、支離滅裂になってしまいます。

コロコロ違う意見を言う

 支離滅裂な人は、「コロコロ違う意見を言う」ことも特徴として挙げられます。

 これも、話にまとまりがなくなったり、コミュニケーションを難しくする要因のひとつとなっているでしょう。

 話をしているうちに自分の中で色々と考えを巡らすので、最初と最後で意見が違ってくるのです。
 話を聞いていると、最初は反対の内容の意見を述べているにも関わらず、結論がまるで賛成している内容になっていて、「結局どっちなの?」と突っ込みたくなることもあります。
 これは、最初のうちは自分の考えが正しいと思っているのですが、人の表情を見たり質問を受けているうちに、相手側に共感したり、感化されたりして自分に自信がなくなってきて、いつの間にか違う意見になってしまうのです。

※意見がコロコロ変わる人の心理と対処法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

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支離滅裂な人への対処法

気にせず付き合っていく

  親しい間柄で、こういう人だと割り切れるようであれば気にせず付き合っていくことも1つの方法です。
 支離滅裂な発言を直そう、注意しようと思いすぎてしまうと、付き合っていく上でストレスですし、お互いにとって良くない影響が出る可能性があります。
  親しい関係を気づけているのであれば、あえて指摘するよりかは、その部分も許容して付き合ってみましょう。

困っていたら手を差し伸べてあげる

 突発的な事件が起きたり、急いでいたりというシチュエーションだと、相手も気が動転していて、支離滅裂な話し方になってしまうことがあります。

 そういう時は、相手が冷静に話をできるように落ち着かせてあげましょう。
 そうではなく、いつも支離滅裂な話をする、最近様子が変わってきた等気になることがあれば、場合によっては医療機関の受診も勧めた方が良いでしょう。

極度の緊張を和らげる方法

1つ深呼吸する

 緊張からガチガチになると、人は頭の中がまっ白になり、つい支離滅裂な話し方になってしまいがちです。

 大勢の人の前でスピーチする場合や、取引先を集めた会場でのプレゼンテーションなどで、そういう経験をした人もいるのではないでしょうか。

 あるいは、好きな異性と初めてのデートで一緒にいるときに、緊張からガチガチになって訳のわからないことを言ってしまった、という経験をもつ人もいるかもしれません。

 支離滅裂な話し方では、聞いている人も、「この人、だいじょうぶだろうか」と不安感にとらわれることになるでしょう。

 

 過度な緊張感は、話し方を下手にします。

 気持ちを落ち着けて、冷静に頭の中を整理してこそ、上手な話し方ができます。気持ちを落ち着けるためのコツは、一つには深呼吸です。

 緊張する場面では、話を始める前に何度か深呼吸を繰り返すのがいいでしょう。すると気持ちが落ち着いてきます。

ゆっくりしゃべる

 緊張すると、人はつい早口になりがちです。

 しかし、早口でものをしゃべると、よけいに気持ちが急いてきて緊張感が高まるという悪循環にはまってしまうのです。

 意識してゆっくりしゃべることでも、気持が落ち着いてきます。

 もし、緊張感から、自分でも何を話しているのかわからないといった状況になったときには、

○「すみません、ちょっと時間をいただけますか」

 と言って、いったん話を中断し、頭の中を整理するのがいいと思います。

    そのまま先へ先へと話を進めると、ますます話が支離滅裂になっていきます。

本日のまとめ

支離滅裂な人の特徴

・話し方にまとまりがない

・筋道を立てて話せない

・コロコロ違う意見を言う

 

支離滅裂な人への対処法

・気にせず付き合っていく

・困っていたら手を差し伸べてあげる

 

極度の緊張を和らげる方法

・1つ深呼吸する

・ゆっくり話す

・一旦中断する