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【冷たい人の特徴と付き合い方】冷淡な態度は人間関係を悪化させる

冷たい人の特徴と付き合い方を解説。

本日は、冷たい人の特徴と付き合い方を解説しています。そして、冷たい人と言われないための方法を紹介しています。


冷たい人の特徴

自分さえ良ければいいと考えている

 冷たい人は、自分さえ良ければOKという考え方を持っている傾向があります。

 周りの人が困ったり落ち込んだりしていても、自分にメリットがなければ思いやりの言葉をかけるなど助けようとしません。

 このタイプは、自分の損得だけを考えて行動することが多いです。

「自分がやりたければやる、やりたくなければやらない」

「プラスになりそうなことだけやる、プラスにならないことはやらない」

といった具合です。

 このことで、他人からの評価が落ちてしまっても気にしません。結果、人間関係に悪影響を与えてしまうこともあります。

非常にマイペース

 冷たい人は、独自の世界を持っており自分のペースを崩さないことが多いです。

 周りのみんなが楽しそうに和気あいあいと談笑しているようなシーンであっても雰囲気に流されることなく冷静に対応します。

 たとえば社内でお祝いをしているような状況であっても冷静さを崩さないので「嫌々参加しているのかな」という印象を持たれてしまうこともあります。

 一方、マイペースな性格が良い方に発揮されることもあります。職場でとても忙しく周りが焦ってミスをしがちな状況であっても、このタイプの人はマイペースかつ冷静に対応してくれるので周りから重宝されます。

 そんなときは、冷たい人という評価は改善されるでしょう。

無表情で笑顔を見せることがない

 うれしいときも悲しいときも感情をあらわにしないのも冷たい人の特徴の1つです。

 感情的に振る舞ったところで、状況は何も変わらないと思っているのかもしれません。
 普段から笑顔も見せず無表情であるため感情が伝わりにくく、人によっては怒っているように見えることもあります。

 周囲からは「何を考えているかわからない」「気持ちが通っていない」と思われてしまいます。

 ただし、実際は好き嫌いで無表情になっている訳ではなく感情が表に出ていないだけで、誤解されている場合も多いです。

冷たい人との接し方

メリットを提示する

 冷たい人は合理的な性格である場合が多いので、感情で動くことが少ないです。

 ですから、相手にお願いごとをしたいときは、相手にとってのメリットを提示することがおすすめです。

 たとえば、「あなたの仕事にも役立つので~」「あなたのためになるので~」といった言い方です。

 情では動かないタイプかもしれませんが、損得勘定では動くことも多いので、相手にとってメリットになることをうまく提示すれば動いてくれるでしょう。

 ポイントは、どのようなメリットがあるのかをはっきりと伝えることです。

程よい距離感を保つ

 冷たい人と相性が何をしても合わない場合は、無理に距離を縮める必要はないでしょう。

 ただし、まったくコミュニケーションできない状態になってしまうと支障をきたしてしまうこともあります。

 ですから、「必要最低限の会話しかしない」「期待しない」「こちらから寄り添わない」というように、程よい距離感をとっておくことで、お互いにストレスを感じることなく過ごせるのではないでしょうか。

冷淡な態度は人間関係を悪化させる

 「無理なの」「ごめんね」「できません」‥‥そんな同じような断り文句であっても、その「言い方」によって印象がずいぶん変わってきます。

 相手の顔をちゃんと見て、申し訳ない、残念だけど、という思いを込めて断れば、相手も「しょうがない。この人には、この人の都合があるのだし」と納得します。

 しかし、相手の顔も見ずに、冷たい口調、いかにも迷惑だといった態度で「無理」のひとことで断ったら、印象は大きく変わるでしょう。

「遠慮しておきます」「ご勘弁ください」という言葉も、言葉面は丁寧に聞こえますが、その言い方が冷淡だと嫌味な印象を与えます。

 

 冷淡な断り方をする人も、それなりに理由があるのでしょう。

×「この人ったら、いつも甘えたことばっかりいってくるんだから」

×「自分でやらなければならないことを、なんで俺に押しつけてくるんだ」

など、言葉にはしないまでも、「冷淡な態度」で、そう相手に悟らせたい‥‥。

 しかし、そうであるならば冷淡な態度よりも、はっきりとそう相手に伝えるほうが後々に遺恨を残さないのではないでしょうか。

○「私にも優先してやらなければならないことがあるんだから、あなたのことはあなたが責任をもってやってもらわないと困ります」

 このように、横柄な言い方にはならないように注意して、毅然と、たんたんと伝えます。そのほうが効果的です。

 

 「冷淡な態度」は相手の感情をゆさぶって、不愉快、怒り、場合によっては怨根といったネガティブ感情を芽生えさせる危険もあります。

 そこから相手との人間関係がおかしくなって「冷戦状態」となり、冷たい態度や話し方でお互いに傷つけあうことになる、というケースもあるでしょう。

 冷淡な態度で悟らせようとするのではなく、自分の思っていることをたんたんと相手に伝えるほうが正しく伝わり、賢明な話し方になると思います。

本日のまとめ

冷たい人の特徴

・自分さえ良ければいいと考えている

・非常にマイペース

・無表情で笑顔を見せることがほとんどない

 

冷たい人との接し方

・メリットを提示する

・程よい距離感を保つ