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【 ズレている人の特徴と付き合い方】イライラせずに済む話し方とは?

ズレている人の特徴と対処法を解説

本日は、ズレている人の特徴と対処法を解説しています。そして、関心がズレている人との話し方を紹介しています。

 

ズレている人の特徴

人の話を聞かない

 ズレている人は、人の話を聞こうとしないという特徴があります。

 「自分はこう思う」という一つの考えに固執してしまうため、他の人の話が耳に入りません。

 ですから、「あの取引先に行きたいなら、◯駅を降りてすぐの角を左だよ」と言われても、話の途中で「そういえばあの駅には美味しいケーキ屋さんがあったな。食べたいな」など、相手の話を無視して自分の話を始めます。

 周囲の人のほとんどが、「こう考えるのが常識」とか、「こういう時にはこういう振る舞いをするのがふつう」と考えているのに、それとはちがう言動をしてしまうのは、そういう常識に耳を傾けようとしないからと考えていいでしょう。

自分を客観視できない

 ズレている人は思い込みが強く、自分の考え方こそが当たり前だと思っている傾向があります。

 他の人とズレている人は、自分がズレていると感じていません。

 たとえ人から「あなたはズレてる」と指摘されても、いったいどこがどうずれているのかわからないのです。

 もし、自分を客観視する目を持っていれば、人から言われなくても「ちょっと自分はずれてるのでは?」と感じることもあるでしょうし、人から指摘されれば、その指摘を正しく理解し、改善しようと思うに違いありません。

自分の思考や感性に自信がある

 ズレている人は、しばしば、人とは違う言動をするものですが、それは自分の思考や感性に自信があるためです。

 たとえば、「A→B→Cの順でやってね」と言われても、「B→C→Aのほうが早くできるはず」と考えるとその手順に固執してしまい、人にアドバイスされても頑なにその順番を変えません。

 本人なりに「正しい」と思っているため、周りの意見をなかなか取り入れられないのです。

 また、自分の感性に自信がある人は、周囲がどんなリアクションをしていたとしても、自分に自信があるため自分の感じたままの反応を見せます。

    その結果、他の人とのずれが生じます。

ズレている人との付き合い方

その人の強みを見つける

 独特な感性をもっているため、ズレている人はそれを活かした仕事を任せると思いも寄らない素晴らしい結果を出してくれる場合があります。

 「資料作りが綺麗だからレジュメを任せてみようかな」「日本酒に詳しいからプレゼントにおすすめのお酒を聞いてみよう」など、得意なことや周りより優れていることを見つけ、仕事を任せたり頼ったりしてみましょう。

 「ずれている」ことがむしろメリットとして活かせるため、お互いにより良いパートナーとなれますよ。

ペースを合わせる

 ズレている人は他人にペースを合わせるのが苦手です。うまく付き合いたいならこちらから合わせてあげる必要があります。

 職場ではむやみに急かさなくていいように仕事の納期を正確に伝えたり、「で、結局何なの?」と結論を急かさずに相手の話をじっくり聞いてみるようにしましょう。

 同じペースで物事を見ることで、より円滑にコミュニケーションが取れるようになります。

イライラせずに済む話し方

そういう生き方もあると学ぶ

 「あることに強い関心をもつ人」が「関心がない人」に対してやってしまう間違いと言えば、自分本位な「決めつけ」です。

 

 自信の出世や成功といったものに関心が強く、それに強いこだわりをもって生きている人がいるとします。社会的な成功こそが人生だ、考える人です。

 

 一方で、「私は仕事で成功するよりも、家庭を大切に生きていきたい」という人もいます。

 前者の社会的な成功こそが人生だの人は、家庭優先の人を指して、

×「結局あなたは仕事で成功する自信がないだけなんでしょう?」

 といった言い方をしてしまいがちです。

 家庭優先の人は、自信があるとかないとかという話をしているわけではありません。

    それを自分本位な価値観で、「あの人は、本音では出世したいのに、その自信がないんだな」と決めつけます。

 決めつけられた人は静かに傷つくこともあるでしょう。

 

 価値観が多様化し、人の働き方も多種多様になっています。

 もはや、ひとつの目標に向かって、みんなが価値観を共有しながら突き進んでいく、という時代ではありません。

 同じ会社の中で同じ仕事をしている人同士であっても、横を向いている人もいれば、後ろを振りかえっている人もいます。

 「まっすぐ前を向け」などと無理に号令をかけたら、人の離反を呼び込むだけです。

 

 多様化した時代には、お互いには、お互いに個々の価値観を認めあっていくしか、会社とか組織といった「まとまり」を保っていく方法はないのではないでしょうか。

 他人がもっている価値観を認めることは、その人自身が「そうか、こういう生き方もあるのか」という気づきにもつながります。

    自分の人間性や価値観が広がっていくきっかけにもなるのですから社交辞令であってもいいから、

○「家庭を大切にして、ライフアンドワークのいいバランスを取れていったら、そんなすばらしいことはありませんよね」

と、相手の価値観に同調してみると、

 「俺も家族のことをもう少し考えてみないといけないのかもしれないな」という思いが生まれるでしょう。

 これは自分の人間性が広がったということであり、また「価値観が異なる相手から教えられた」ということでもあります。

 自分の価値観ばかりにこだわり、しがみつき、価値観の異なる相手には否定的な話し方しかできない人は、人生に豊かな「広がり」がもたらせるチャンスが多くない、ということです。

    人の価値観を認めることが、自分の豊かさにつながります。

本日のまとめ

ズレている人の特徴

・人の話を聞かない

・自分を客観視できない

自分の思考や感性に自信がある

 

ズレている人との付き合い方

・その人の強みを見つける

・ペースを合わせる

 

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