無責任な人の特徴
自分のミスを人のせいにする
無責任な人は、自分が失敗したり非をかぶったりすることで、周りからの評価が下がるのを恐れています。
ですから、自分が何かミスをした場合は、人のせいにして責任を逃れようとしたり、失敗そのものを認めないように振る舞ったりすることがあります。
そのため、何度も同じミスを繰り返し、その度に責任転嫁する癖がついてしまっている可能性があります。
明らかに自分のミスなのに、非を認めずに人のせいにする、言い訳をするのも責任感がない人の特徴です。
途中で投げ出してしまうことが多い
無責任な人は、無計画で後先を考えないため、一貫して何かをやり遂げる根気がありません。
そのため、自分の仕事を他人に任せたり、途中で投げ出したりすることも珍しくないでしょう。
責任を持つ、ということは仕事や物事を最初から最後まで受け持つことを指します。
それは仕事だけでなく、プライベートにおいてもいえることであり、なかなか人との信頼関係を築けない場合もあります。
受け身で言われたことをそのまま行う
無責任な人は、受け身がちな姿勢であることも特徴の1つです。
仕事などを請け負ったら、求められている結果や成果を出せるように仕上げます。
進めている間で疑問を感じた場合は、見方を変える、適度に質問するなどして進めるでしょう。
ところが、このタイプの人は、自分から率先して取り組むことで責任が生じることを避けたいと思っているので、誰かが決めたことに従ったり、指示されたことだけを行ったりすることが多いのです。
たとえミスしても「言われた通りにやった」と言って疑問に感じてもそのまま行ってしまうでしょう。
無責任な人の対処法
重要な仕事を任せない
無責任な人は仕事を任せても、言われたことしか行わない、途中で投げ出す、仕上がりが適当とマイナスな成果しか出さない可能性が高いです。
他人の意見も聞き入れられないため、改善も難しいでしょう。
よって、絶対に失敗できない大切な仕事は最初から任せないようにすれば、成果から出る損失やマイナスは未然に防げます。
証拠をとっておく
無責任な人の言い逃れの常套句として、「知らなかった」「聞いてない」「言ってない」というものが多いです。
このとき証拠が無いと嘘つき放題で、正しい人のほうが損をしてしまうことになります。
書き置きやメールなどはちゃんと保存しておき、場合によっては写真を撮っておくのもいいでしょう。
口頭で伝達事項があるときは、第3者とともに確認をとるなどして証人を作っておくといいです。
証拠を残しておくことは、上司が無責任で、言うことがコロコロ変わる場合、責任を押し付けられるリスクを減らすためには重要なことです。
無責任な人の約束に期待しない
無責任な人は、先のことを全く考えていない、今が良ければ良いという無計画な気質も持っています。
たとえ約束をしても、言い訳をすれば良い、約束自体を忘れるなどの可能性があり、反故にされることもあるでしょう。
責任感のなさからくる無計画さが改善できない場合は、約束をたとえしても期待しないようにすると、後から嫌な思いをせずに済みます。
「この人は無責任な人だから」と割り切って考えておくことで、あなたの心理的負担も軽減されるでしょう。
無責任な人との話し方
無責任な上司には、しつこく確認する
我々が受け持つ仕事の多くは、上司やクライアントの指示のもとで進行することが多いです。
さて、みなさんの周りにもいないでしょうか?すでに進行している業務の途中で
×「やっぱり、こっちに変更」
と言い出す上司やクライアントには
「いや、でもこれで指示を受けていたんですが…」
と言ったみたところで
「よりよいものにして」と一蹴してきます。
自分の上司がこういう無責任な人だとわかっているのであれば、ひとまず「わかりました」と、指示を受け取ってしまおう。
ここで、100%指示の実現を目指すのではなく、だからといって「どうせまた変更がくるし…」と放っておくのも得策とはいえません。
大事なのは自分なりに最良の手段で進めつつ、「早い段階でこまめな確認を取る」ことです。
○「あの案件、少し進めてみました。こんな感じでよろしいでしょうか?」
と小さな確認を繰り返そう。上司としても早い段階で全体的なイメージができて安心もするし、変更があったとしても早い段階なので傷は浅くて済みます。
本日のまとめ
無責任な人の特徴
・自分のミスを人のせいにする
・途中で投げ出してしまうことが多い
・受け身で言われたことをそのまま行う
無責任な人の対処法
・重要な仕事を任せない
・証拠をとっておく
・ 無責任な人の約束に期待しない
無責任な人との話し方
・しつこく確認する
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