すぐキレる人の特徴
プライドが高い
すぐキレる人はプライドが高く、常に上から目線です。
違う意見にすぐキレることで自分を正当化し、プライドを保とうとしています。つまり、キレることは自分を守る行為でもあるのです。
また、このタイプの人は、自分のメンツを大切にしているため、からかわれたり小バカにされたりすると屈辱を感じてしまいます。
冗談が通じないのも特徴で、相手がほんの冗談で言ったことにも過敏に反応し、キレてしまうなんてこともあります。
自分の考えが常に正しいと思っている
視野が狭く、自分の考え方や価値観が常に正しいと思っている人は、人の考えが自分と少しでも違っているだけで怒りをあらわにします。
物事を、自分の物差しでしか推し量ることができないのです。
そんな人が他者に優しくするのは、どこかで相手からの見返りを期待しているからかもしれません。
「感謝してほしい」という期待を抱くなど、どこか自己中心的な考えをしています。
神経質
「どうしてこんなところまで気が付くのだろう」と思うくらい、何事にも細かくて神経質な人がいます。
神経質な人は、人が気にしないところまで気になってしまうため、どうしても他の人よりも気持ちがイライラしやすい気質を持っています。
たとえば、書類のファイルの順番がバラバラだったとします。おおらかな人は全く気にしませんが、神経質な人は気にしてしまい、イライラしてすぐに怒りやすい状態になるのです。
周りが「そんなこと?」と思うような小さな要素も大きく捉え、キレたり怒ったりすることがあります。
すぐキレる人の対処法
相槌を打って聞き流す
相槌だけ打って、さらっと流すというのも対処法の1つです。
よくキレる人が怒り出したら、深くつっこまずに「すみません」とだけ伝えてやり過ごしましょう。
特に職場の上司の場合はプライドを損ねたり、上司の考えを曲げたりすると怒りやすくなってしまいます。
上司が何か話している時には口を挟まずに聞き流すようにします。このときに注意したいのは、必ず相槌を打つことです。
聞き流すだけでは、相手の感情を刺激してしまいます。
なるべく否定的な言葉を使用しない
すぐキレる人は、臆病だったり自分の評価が気になったりするのを隠すために怒っている場合があります。
否定的な言葉を使用すると、まるでその言葉全てが自分に向けられているように思ってしまうため、怒らせやすい状況になってしまうでしょう。
かといって、全面的に肯定してしまうと調子に乗ってますますキレる行為に拍車がかかってしまうかもしれません。
「〇〇なところがすごいですよね」などと、譲れる部分を部分的に立てながら、なるべく肯定的な言葉を使って会話をするのがコツです。
※怒りっぽい人の特徴と対処法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
キレやすい上司・クライアントとの接し方
心の中で実況中継をしよう
上司やクライアントからの理不尽な叱責に悩むビジネス・パーソンは少なくありません。
明らかなミスをしたならまだしも、プライベートでの鬱憤をぶつけてきたり、見せしめ的に人格否定をしたりといった人間に当たってしまったら悲劇です。
しかし上司やクライアントは選べません。こうした避けられない悲劇に対しては、相手のペースに飲み込まれたら終わりです。
カッとする相手に意識して淡々と接する「反同期行動」を意識し、まずは黙って冷静にその状況をとらえましょう。
そうすることで、飲み込まれることなく状況をやり過ごすことができます。
心を守ることも大切です。そのためのテクニックとして大事なのは、第三者的視点を持つことでしょう。
そのために効果的なのが脳内実況です。
たとえば
「部長選手、さらに怒りが増幅してきた模様、動脈硬化が進むその血管、耐えきれるか!? 血圧も怒りにともない上昇の予感、優先するのは命かそれとも怒りの放出か!!」
などと野球中継よろしく脳内で実況してみましょう。
理不尽な怒りをまともな精神で受け止めてはいけません。心が折れないためにも心でふざけるのは賢い手段です。
上司もひとりの人間だということを理解する
上司もあなたと同じ人間。不安や焦りと戦いながら日々を過ごしていると考えると、理不尽な言動にあっても感情のコントロールができるようになります。
※怒りの感情の伝え方については、こちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
本日のまとめ
すぐキレる人の特徴
・プライドが高い
・自分の考えが常に正しいと思っている
・神経質
すぐキレる人の対処法
・相槌を打って聞き流す
・なるべく否定的な言葉を使用しない
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