自制心がない人の特徴
感情のコントロールが苦手
自制心がない人は、感情のコントロールが苦手という特徴があります。
ムカつくことがあれば、烈火のごとく怒ったり、悲しいことがあれば、職場でも号泣したりと、自分で自分の感情を抑えることができない人は、常に頭の中が「理性＜感情」の状態です。
また、このタイプの人は、「あれもしたいこれもしたい」と自分を制御できないスタンスが強く残るため、感情の起伏が激しくなります。
感情が理性に勝ち、理性を失うと自分でもコントロール不可能な状態になるため、周りにどう思われようと自分の感情を優先してしまいます。
自分で決めたことがコロコロと変わる
自分で決めたことがコロコロ変わるというのも自制心がない人の特徴です。
一度決めたことを簡単に変える人は、気分屋の傾向があるので、その時の気分によって言ってること、やってることが変化します。
「毎日、英会話を学ぼう！」
「今日は気分じゃないから、やめとこう」
「韓流スターってかっこいいよね！やっぱり韓国語にしよっかな。」
など、その時の感情で、一回決めたことをやめることがあります。
よって、周囲の人はかなり振り回されてしまうことになり、敬遠されてしまいます。
時間を守らない
「時間を守らない」のも自制心が低い人の特徴です。自制心が低いというのは、表現を変えれば「他人の迷惑を考えないで自分本位に行動すること」でもあります。
よく遅刻する人や時間を守らない人は、相手との約束や決められた時間よりも自分の都合を優先するのです。
「友達と約束してるけど、今このドラマ見たいから、終わってから行こう。」など、とにかく自分の都合と感情が一番です。待たされている相手がどんな気持ちかなど想像しません。
さらにその自分のあり方を正当化して、相手に自分の行動を認めさせるという姿勢もあるため、時間を守らず自由に振る舞うというのは日常で見られます。
自分の行動を制御できないため時間にルーズな人は、自制心がないと言えるでしょう。
※時間にルーズな人の特徴と改善方法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
自制心を鍛える方法
夢や目標を持つ
物事を達成するには、我慢や努力が必要です。自制心は、目標を達成しようとする段階で鍛えられます。
鍛え方で大切なのは、目標を立てて、達成するという行為を繰り返すことです。その目標は、簡単で小さなものでもかまいません。
小さい目標でも達成していくと自分の時間がとても楽しくなるし自信がついてきます。
一方で、大きな夢は、叶えるためにどういうことを日々していけばいいのかを考えましょう。
そして達成するための計画を細かく立てることが大事です。
発言や行動をする前に、立ち止まって考える
自制心を高めるためには、感情に身を任せてないかを考える癖を作りましょう。
思った瞬間に発言をしてしまうと周りからは感情的と思われてしまいます。
特に怒っている時や焦っている時は、必ず一度考えるようにしましょう。 考えることで冷静になって、感情的な発言は免れます。
また思いついたことを行動する時も必ず一度考えましょう。 即断即決ももちろん大事ですし、行動力ももちろん大事です。
しかし、本当にそれは今すぐやることなのか？お金かけることなのか？をじっくりと考えましょう。
落ち着いて立ち止まって考えることで、自制心が強くなり、正しい判断ができるようになります。
自制心が無く、怒鳴り散らす上司の対処法
「すみません…」と耐えてはいけない
部下を呼びつけて怒鳴り散らす、明らかに自分が間違っているのに責任転嫁する。
こうした攻撃的な上司がいると職場の空気は重くなり、誰もが自分に矛先が向かわないよう身をすくめている状態になってしまいます。
しかしこれは、攻撃的な上司がより調子に乗ってしまう、最悪の対処法と言えるでしょう。
怒鳴られたときに身をすくめておびえるというのは、攻撃的な上司が望む姿をそのまま実現しているということです。
心理学でこれを「同調（ペーシング）」と言い、合わせる側はひたすら振り回され、ストレスをためるばかりになってしまいます。
何も言わずに話を聞くのも同調に分類されます。
こうした場合、取るべき対応は「反同調（ディスペーシング）」です。上司が怒鳴り始めても態度を崩さず、平然として
○「それは本当ですか？」
○「誰がそうおっしゃっているのですか？」
と相手の痛いところを突きます。
思う存分怒鳴り散らし相手を支配したいという相手のペースに合わせないようにします。
そうすることで相手は「…えっ！？」と調子を崩されおとなしくなるのです。
相手がアツくなってもそれに同調してはいけません。冷静に隙を付きましょう。
本日のまとめ
自制心がない人の特徴
・感情のコントロールが苦手
・自分で決めたことがコロコロと変わる
・時間を守らない
自制心を鍛える方法
・夢や目標を持つ
・発言や行動をする前に、立ち止まって考える
自制心が無く、怒鳴り散らす上司の対処法
・「すみません…」と耐えてはいけない
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