心に余裕がない人の特徴
すぐにイライラする
自分自身の身体や精神状態が弱っている状態だと、周囲への配慮ができなくなり心の余裕のなさにつながります。
ストレスや疲労が溜まっていて、感情的になりやすいのも心の余裕がない人に現れやすい特徴の1つです。
たとえば「スーパーのレジが混雑している」「インターネット回線の接続が悪い」「ゲームに負けた」などの些細な理由でもイライラしてしまいます。
些細なことで感情的になる、イライラしやすいなど情緒不安定なため、周囲を見る余裕がなくなっているのです。
視野が狭く、自分の事しか考えられない
心の余裕がないと、自分のことだけで精いっぱいになってしまうため、周囲の人に対する配慮や思いやりに欠けてしまいます。
周囲を見渡せる余裕のなさから、自分勝手な行動が目立ち、周囲の人と協調性を持った付き合いをすることができなくなります。
その結果、多くの人を振り回すことになります。このような視野が狭い人は、周囲から自分勝手な人、協調性や思いやりがない人というレッテルを貼られてしまいます。
何事もネガティブな方向に考えてしまう
ストレスが溜まっている、悩みがあるなど自分が辛い状況にあると、おのずとネガティブな気持ちを持ちやすくなってしまいます。
どんなに頑張っても無駄、どうせ失恋するなど、悲観的な考え方のため、一緒に過ごしている人も暗い気持ちになってしまいます。
そして、ネガティブな思考が強くなることで、自分に自信がなくなってしまいます。悪循環にはまってしまうため、消極的な姿勢となり、時に塞ぎ込んでしまうこともあります。
心のゆとりを育むには?
小さな成功体験を積み上げる
他人と比べて劣等感を抱えてしまうと、考え方もネガティブになってしまうため、どんどん心の余裕はなくなってしまいます。
自分への自信のなさが心の余裕のなさになっている場合は、自信をつけて自己肯定感を高めるのが、有効な心の余裕の持ち方です。
そのためには、大きな目標でなくてよいので、実現が可能な小さな目標を立ててみましょう。
少しずつ達成していくなど、成功体験を積んで徐々に自信をつけていけば、心の余裕のなさも少しずつ解消できるはずです。
リフレッシュする
心に余裕がないと実感し始めたら、意識的に休息を取るようにしましょう。
人の集中力は本来、長時間持続するものではありません。
1時間に1回は少し立ち上がってストレッチをしたり、コーヒーなどを飲んでリフレッシュしたり、近くの同僚と少し話をするなど気分転換をしましょう。
どんだけ忙しくても、タイマーで設定するなどして、時間が来たら休息するようにしてください。
リフレッシュしたり休息したりすることで、心の余裕を取り戻すことができます。
心に余裕がなくて、つい怒鳴ってしまったら
怒鳴ることは、よくない。それはわかりますが、立場を入れ替えて考えてみると、怒鳴る人にも、それなりの理由があります。
つべこべ言う人、しつこい人、決めたことに従わない人、甘えん坊、あくまで自分の都合を押し通そうとする人、言い訳ばかりの人」、心配ごとを口に出さないでいられない人…そんな人たちの言い分を聞いているだけでイライラしてきて、つい
×「うるさい」
こう書くと、怒鳴ったのは「相手のせい」と思いたくなるのですが、そうではありませんね。
多くの場合は自分のせいです。
「感情的な言葉」が口から出やすくなる状況があります。
・自分のことで精一杯のとき
・締め切りが迫ってあせっているとき
・先の見通しが立たなくなっているとき
・周りの、自分を見る目に敏感になっているとき
総じていえば、
「心のゆとりを失っているとき」
です。
うまくいかない、予定通りにいかない、そんな自分を周りの人たちはどんな目で見ているのだろうか?いや、自分はこれからどうなるのだろう?
そんな不安とイライラが心の中に同居しているときに、誰かにぎゃあぎゃあ言われたり、甘えたことを言われたりすると、それがきっかけとなり、つい「うるさい!」となってしまうのです。
その瞬間、「しまった!」と思うのでしょうが、さて、この後、どうすればいいか。
その場を離れて、空を眺め、深呼吸をして「心のゆとり」を取り戻すことをおすすめします。
心の中に「ゆとり」を再生させてから、
○「つい怒鳴ってしまい、申し訳なかった」
と、素直に詫びる。これが、周りの人との関係を原状回復させる、唯一の方法です。
※怒りの鎮め方を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
本日のまとめ
心に余裕がない人の特徴
・すぐにイライラする
・視野が狭く、自分の事しか考えられない
・何事もネガティブな方向に考えてしまう
心の余裕を育むには
・小さな成功体験を積み上げる
・リフレッシュする
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