会話が盛り上がる人の特徴
相手の意見を尊重する
自分の味方をしてくれていると思える相手には、心が開きやすくなるものです。
話を遮ったり意見を否定せず「そうだよね」「それいいね」「その気持ち分かるよ」と相槌を打ちながら、話を聞いてくれたら、もっと話したいという気持ちになりますよね。
たとえ自分の意見と異なる場合でも相手の意見を尊重して受け止める事が大事です。
相手があなたと意見が違ったとしても「いや、私は○○だと思う」とすぐに否定をしてはいけません。
「そう思うんだね、分かったよ。私は△△だと思ってるよ」というように、一旦、相手の意見をと受け止めることが重要です。
リアクションが大きい
会話にリズムをもたらすと言っても過言でないのがリアクションです。
会話が盛り上がる人は、「へー、その話面白いね！」「うわー、大変だ」と身振り手振りを交えた大きなリアクションを取ることで、相手に退屈する間も与えません。
リアクションは、相手に話を聞いていることを伝えるサインになります。
また、面白い・すごい・知らなかったなど、どう感じているかを伝えるサインにもなります。
リアクションの大きさは、ちょっとオーバーかなと思うくらいが丁度よいです。
視覚的にも相手が話しやすい雰囲気をつくることで、気持ちの良い会話をさせてくれる傾向にあります。
ネガティブな言葉を使用しない
「もう無理」「出来るわけない」「あきらめよう」このようなネガティブな言葉を言われるとどんな気持ちになりますか？
ネガティブな言葉を使うと、その場の雰囲気を悪くしてしまいます。
人は一緒にいて楽しく気分が良くなる人と付き合いたいものです。
ですから、ネガティブな言葉はできるだけポジティブな言葉に言い換えるようにしましょう。 たとえば、「優柔不断」⇒「慎重に物事を考える」「頑固」⇒「自分の軸がある」「大ざっぱ」⇒「おおらか」などです。
このように表現次第で相手が受け取る印象は大きく変わるため、会話を盛り上げるのが上手な人は慎重に言葉選びをしているのです。
会話を盛り上げるコツ
話し相手に興味、関心をしっかり持つ
会話を盛り上げるためには、相手に興味、関心を持つことが重要なポイントとなります。
相手に興味が持てないと、会話が途切れてしまっても「まあいっか」と感じ、話をするモチベーションも湧いてきにくくなります。
「こんな話題が好きなんだな」と強い興味を持ち続けることで、自然と質問がでたりするので、話しやすい環境がつくれるはずです。
相手の本音も出やすくなるので、より会話が盛り上がっていくでしょう。
相手の話にしっかりと相槌を入れる
会話中の相槌をしっかり入れることで「話をちゃんと聞いているよ」という意思表示にもなり、相手へ好印象を与えやすくなります。
相槌がないと「退屈なのかな」と相手を不安な思いにさせてしまうこともあります。
まずは相手の目を見て話を聞き、適度に相槌を打つことを心がけてみましょう。
話しやすい空間をつくり出すことができるため、会話が弾むきっかけになり、円滑なコミュニケーションがとれるはずです。
※相槌のレパートリーを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
楽しい会話をするためには
共感と質問が大切
楽しい会話をするために大事なのは、「共感」と「質問」です。
これが、親子での会話、友人同士、上司と部下、同僚、親戚、男と女…など、あらゆる人間関係に共通するキーワードです。
×「やりたいんだったら、やれば」
といった言い方には「共感」も「質問」もありません。どこか突き放した、冷たい感じがします。このひと言で、会話はストップします。
会話を進展させたいのであれば、
○「なるほど、面白そうだね」
○「その気持ち、よくわかるわ」
○「すごい、素晴らしいじゃないか」
こんな共感する言葉に加えて、相手の話をさらに促すための質問をします。
○「もっと詳しく教えて？」
○「それで、どうなったの？」
○「次は何をするつもりなの？」
「共感する」のは、こちらが相手と同じ目線になって、その相手に好意を抱いているというメッセージになります。
「質問する」のは、こちらが相手の話に興味津々であるというメッセージになり、相手の話し口調もはずんでいきます。
この共感と質問に、「適度なしぐさ」を交えると、さらに効果的です。
「表情は明るく、大きく相槌を打って、瞳を輝かせて相手を見る」です。目を合わせることもなく、無表情でうなずきもせずに、「なるほど、それで？」といったところで、好意は伝わりません。
※共感力が高い人の特徴と、共感するときのコツについて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
本日のまとめ
会話が盛り上がる人の特徴
・相手の意見を尊重する
・リアクションが大きい
・ネガティブな言葉を使用しない
会話を盛り上げるコツ
・話し相手に興味、関心をしっかり持つ
・相手の話にしっかりと相槌を入れる
楽しい会話をするためには
共感と質問が大切
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