はじめに
仕事やプライベートにおいて、話が分かりにくい人と会話をする機会は誰にでもあると思います。
話が分かりにくいと、聞き手は理解に苦しみ、イライラしたり、コミュニケーションがうまく取れなくなったりすることがあります。
そこで、今回は、話が分かりにくい人の特徴と原因、そして、話が分かりにくい人への対処法について、ブログを書いていきたいと思います。
話が分かりにくい人の特徴
結論から話せない
話が分かりにくい人は、結論から話すことができません。そのため、相手は、話し手が何を言いたいのか、全体の流れが理解しにくくなります。
話が冗長になってしまう
話が分かりにくい人は、話が冗長になりがちです。そのため、本質的なポイントが埋もれてしまい、聞き手が情報を取捨選択しにくくなります。
主語が分かりづらい話し方をする
話が分かりにくい人は、主語が分かりづらい話し方をすることがあります。そのため、誰が何をしているのかが明確でなく、理解が難しくなります。
順序立てて説明していない
話が分かりにくい人は、順序立てて説明していないことがあります。そのため、相手は話の途中で迷子になりやすくなります。
説明に一貫性がない
話が分かりにくい人は、説明に一貫性がないことがあります。そのため、理解が難しくなります。
★話が分かりにくい理由の1つが、「主語がない」ことです。主語がない人との会話で困ったら、コチラの記事をご覧ください。
主語がない人との効果的なコミュニケーション術: 誤解を避ける方法 - WAKATU(話活)のススメ
話が分かりにくくなる原因
コミュニケーション能力の低さ
コミュニケーション能力が低いと、相手に自分の考えや気持ちを正確に伝えることができません。そのため、話が分かりにくくなります。
具体的には、以下の点が原因として考えられます。
・表現力が不足している
・リスニングのスキルが不足している
・相手の立場に立って考えることができない
自信の不足
自信がないと、自分の考えや意見を主張するのが苦手です。そのため、結論から話したり、具体的な内容を話したりするのが難しくなります。
具体的には、以下の点が原因として考えられます。
・自分の意見を否定されたくない
・失敗したくない
準備不足
十分な情報の整理や事前の準備がないと、話がまとまりにくくなります。そのため、本質的なポイントが埋もれてしまい、聞き手が情報を取捨選択しにくくなります。
具体的には、以下の点が原因として考えられます。
・話の目的やゴールが明確になっていない
・話の内容が整理されていない
・伝えたいことが明確になっていない
★もしも、自分の話がわかりにくい、コミュニケーション力が不足していると感じたら、以下の記事を読んでみてください。
【会話力を上げるには?】相槌の種類。3つのパターンをマスターしよう。 - WAKATU(話活)のススメ
【トーク力が高い人の特徴と磨きをかける方法】興味のない話をされたときの話し方 - WAKATU(話活)のススメ
【会話が盛り上がる人の特徴】楽しい会話をするには? - WAKATU(話活)のススメ
話が分かりにくい人への対処法
相手の話に集中する
相手の話に注意を払い、聞き取ることが大切です。相手の目を見て、うなずきや相槌を打ちながら、相手の話をよく聞きましょう。
また、相手の表情や身振り手振りからも、相手の意図や感情を読み取るようにしましょう。
相手の話の要点を整理する
相手の話が複雑な場合は、自分なりに要点を整理しましょう。メモをとったり、頭の中でまとめたりして、話の流れや重要なポイントを把握します。
自分の理解を相手に伝える
相手の話の内容を、自分の言葉で言い換えて伝えてみましょう。これにより、自分が理解した内容が正しいかどうかを確認することができます。
また、相手にも自分の理解度を知ってもらうことができます。
具体的な話し方としては、以下のようなものが挙げられます。
○「◯◯ということですよね?」
相手の話の要点を簡潔に言い換えて確認する方法です。
○「◯◯ということなら、つまり◯◯ということですよね?」
相手の話の要点をさらに具体的に確認する方法です。
○「◯◯については、どうですか?」
相手の話の中で、特に確認したい部分がある場合に使用します。
○「◯◯について、詳しく教えてください」
相手の話の理解が不十分な場合に使用します。
また、相手の話を確認するときは、以下のような態度を心がけましょう。
相手に敬意を払う
相手の話を尊重し、相手の意見を否定したり、自分の意見を押し付けたりしないようにしましょう。
明るく丁寧に話す
相手の話を聞いてあげているという姿勢を示すために、明るく丁寧な口調で話しましょう。
さらに、話が分かりにくい人本人に、話が分かりにくいことを伝えることも有効な手段です。
ただし、伝え方には注意が必要です。相手の話を否定したり、感情的に怒ったりせず、あくまでも建設的な意見として伝えるようにしましょう。
具体的には、以下のようなものを伝えるとよいでしょう。
「あなたの話は、とても興味深いのですが、少し分かりにくいところがあります」
「あなたの話の要点をまとめると、◯◯ということですよね?」
「◯◯について、もう少し具体的に説明していただけませんか?」
本日のまとめ
話が分かりにくい人の特徴
・結論から話せない
・話が冗長になってしまう
・主語が分かりづらい話し方をする
・順序立てて説明していない
・説明に一貫性がない
話が分かりにくくなる原因
・コミュニケーション能力の低さ
・自信の不足
・準備不足
話が分かりにくい人への対処法
・相手の話に集中する
・相手の話の要点を整理する
・自分の理解を相手に伝える