WAKATU(話活)のススメ

人間関係の悩み解消!~話し方で道は開ける~楽しい人生は話し方が9割。presented by WAKATUの広場

ネガティブな人を変える!ポジティブな言葉で自分も周りも元気にする方法

 

場の雰囲気をかえる、ポジティブな言葉

ネガティブな言葉は、その場の雰囲気を悪くしてしまいます。本日は、ネガティブなことを言う人の特長を紹介しています。そして、ポジティブな言葉がいかに大切かを具体例を挙げて解説しています。

はじめに

 ネガティブな人って、確かに周りにいると自分もネガティブな気持ちに引っ張られてしまいますよね。

 このブログでは、ネガティブな人の特徴と、ポジティブな言葉で周りの雰囲気を変える方法についてご紹介します。

 ネガティブな人は、周りの雰囲気を悪くしてしまうだけでなく、自分自身の人生も損なってしまう可能性があります。

 ポジティブな言葉は、自分自身も元気になれる魔法の言葉です。今日から、意識的にポジティブな言葉を使ってみてくださいね!

ネガティブなことを言う人の特徴

 ネガティブな人は、周りの雰囲気を悪くしてしまうだけでなく、自分自身の人生も損なってしまう可能性があります。

 ここでは、ネガティブな人の特徴を3つに分けて、わかりやすく解説します。

挑戦前に失敗を想像してしまう

 ネガティブな人は、何か新しいことに挑戦しようとする前に、まず失敗するビジョンを思い描いてしまいます。

 これは、過去の成功体験が少ないことや、自分に自信がないことが原因と考えられます。

具体的には、以下のような考え方が当てはまります。

・「どうせうまくいかない」

・「失敗したら恥ずかしい」

・「周りに迷惑をかける」

 このような考え方に囚われてしまうと、せっかくのチャンスを逃してしまうだけでなく、自己肯定感も低下してしまいます。

気持ちの切り替えが苦手

 ネガティブな人は、仕事や勉強でミスをしてしまった時、なかなか気持ちを切り替えることができません。

 いつまでも過去の失敗を引きずってしまうため、次のことに集中できなくなってしまいます。

 気持ちの切り替えが苦手な人は、以下のような行動をとります。

・ミスをいつまでも悔やむ

・同じ失敗を繰り返してしまう

・周囲に八つ当たりしてしまう

このような行動は、周囲の人にも悪影響を与えてしまいます。

自己肯定感が低い

 ネガティブな人は、自分自身を肯定的に評価することができません。そのため、何事においても自信を持てず、積極的に行動することができません。

 自己肯定感が低い人は、以下のような考え方をします。

・「自分はダメな人間だ」

・「周りの人より劣っている」

・「成功するなんて無理だ」

ポジティブな言葉をかけよう!

意欲的な提案をしてきた部下に対して

 日頃から意欲のある部下が、「こんな仕事をやってみたい」と、企画を持ってきた。

その時に、

×「難しいんじゃないか?」

×「だいじょうぶだろうね?」

と心配する言葉を口にしてしまう上司がいます。

 しかし、そのような言葉は、部下のやる気を奪う可能性があるので、あまり口にしないほうがいいです。

 上司も責任者ですから、その仕事がうまくいくか心配になるのはわかります。

 しかし、部下とすれば

「私を信用していないのだろうか」

「能力を疑っているのかもしれない」

と、ネガティブな気持ちになるでしょう。

    そうすれば、仕事にかける意欲も弱まることになります。

 

 飲料メーカーのサントリーを創業した鳥居信治郎は、部下の提案に対して否定的な言葉は口にしなかったといいます。

    鳥居信治郎には、こんな口ぐせがありました。

「やってみなはれ」

これは大阪弁ですが、標準語に直せば、

〇「やってみなさい」

〇「とりあえずやってみよう。やってみなければわからない」

ということでしょう。

 亀井信治郎は、部下の提案を実行に移すときは、よけいな心配など口には出さず、その部下を全面的に信頼して「やってみなさい」と、すべてを任せていたのです。

「だいじょうぶか?」よりも「やってみなさい」のほうが、部下の意欲をより高めるのに効果的な言い方なのは明らかです。

よどんだ雰囲気になっている人たちに対して

 話の中にネガティブな言葉が多いと、まわりの人たちから嫌われる原因のひとつになります。

×「こんな仕事のどこが面白いの?イヤになる」

×「やってられないよ。やる気にならない」

×「世の中、どうなってしまうのか。お先、真っ暗だよ」

 といったネガティブな言葉が話の中にひんぱんに出てくると、聞いている人の心も暗くなってしまいます。

    そのために、その場の空気も悪くなってしまうのです。

 このように、ネガティブな言葉で心を暗くし、空気を悪くする人が、まわりの人たちから好かれるわけがありません。

 

    まわりの人たちに好かれる人は、いつでも、ポジティブな言葉をたくさん使っています。

 ポジティブな言葉は、聞いている人の心を明るく、元気にします。

 その場の空気も活力に満ちてきます。

 したがって、どんな時でも、ポジティブな言葉を多く口にすることが大切です。

〇「この仕事、こうすれば面白くなるんじゃない?」

〇「夢があるね」

〇「ワクワクする」

といった言葉です。

 

 心理学の教えの中に、「ポジティブな言葉は自分自身の心を元気にするばかりか、まわりの人たちの心も元気にする」というものがあります。

 ですから、ポジティブな言葉を使って、まわりの人たちの心に、元気というエネルギーを注ぎ込んでいくことが必要です。

本日のまとめ

 ネガティブな人は、周りの雰囲気を悪くしてしまうだけでなく、自分自身の人生も損なってしまう可能性があります。

 このブログでは、ネガティブな人の3つの特徴と、ポジティブな言葉で周りの雰囲気を変える方法についてご紹介しました。

 

ネガティブな人の3つの特徴

・挑戦前に失敗を想像してしまう

・気持ちの切り替えが苦手

・自己肯定感が低い

 

ポジティブな言葉で周りの雰囲気を変える方法

・部下の提案には「やってみなさい」と背中を押し、ネガティブな発言は控え、ポジティブな言葉で周りの空気を明るくしよう

・ポジティブな言葉は、自分自身も元気になれる魔法の言葉

今日から、意識的にポジティブな言葉を使ってみてくださいね!