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楽しい人生は話し方が9割。

【傷つく言葉を言う人】男女別、傷つける言葉3選。

男と女本日は、男女別に分けて、傷つけてしまう言葉を紹介しています。 無意識の内に相手を傷付けないように気を付けたいものです。異性と話すときに、是非参考にしてみて下さい。

 

男を傷つける言葉

「当たり前じゃない。常識がないんだから」

 女には女の常識があり、男には男の常識があります。

 両者の常識は微妙にすれ違っています。それを自覚せずに、相手に自分の側の常識を押しつけたり、「常識がない」と非難するのは、相手を傷つけるだけです。

 

 相手の言い分に異議をとなえてはいけない、というのではありません。男性(あるいは女性)の言い分がどれほど常識はずれなものに思えたとしても、まずは

○「なるほど、そうなのね」

と受け入れてから、

○「だけどね」

と反論します。

 これを「イエス・バッド話法」といいますが、相手に与える印象がだいぶ柔らかくなり、傷つけることもありません。

「よけいなことはしないでよ」

 奥さんの立場に理解がある旦那さんが増えてきています。

「たまには家事を手伝うよ」

と、食器の洗い物や部屋の掃除などをやろうと申し出る人もいます。

 

そんなやさしい旦那さんに、

×「よけいなことしないでよ」

‥そう言いたくなる奥さんの気持ちもわかります。

 ふだん手慣れないことをするから、洗い物も掃除も雑な仕上がりで、いつも後で奥さんがやり直すことになります。

 そんなことを何度か繰り返せば、「もういいから」という気持ちになるでしょう。

 

けれども、旦那さんは傷つきます。

それよりも、

○「食器洗いはこうするの。掃除は、ここがコツ」

と、「きっちりとしたやり方」を伝授するのがいいと思います。

 そこに楽しい「夫婦の会話」も生まれるのではないでしょうか。

「男のくせに意気地がないのね」

 男には、男ならではのプライドがあります。

 女性にとってはバカらしいことかもしれませんが、男性はプライドを傷つけられるような言い方をされると、顔を真っ赤にして怒り出すこともあります。

 

女性は軽い気持ちで、

×「男のくせに」

 といった言い方をする人がいますが、後で取り返しがつかない結果になるかもしれません。要注意です。

 

 言いかえれば、男はオダテに弱い生き物です。

○「さすがね、見直したわ」

 といわれれば、半分はオダテとわかっていて、男は気持ちよく感じます。

 ですから、「くせに」ではなく「さすが」です。もちろん、あまり白々しくならない言い方で、です。

女を傷つける言葉

「女なんだから、もう少し女らしくすれば」

 「私、女子力がないからなあ」

などと自虐的な言い方をして、女性自身が冗談めかして、その場を明るくするのは悪くありません。

 

 しかし、男性から、それも身近にいる旦那さん、恋人、あるいは会社の上司から「女子力のなさ」をあからさまに指摘されると、ひどく傷つくのではないでしょうか。

 

 とくに「女なんだから」という言い方をする上司は、ほとんどセクハラです。

人はほめられてこそ、気持が華やぎます。

○「女性らしくて、いいね」

というセリフで、お互いにほっと安らぐ気持ちが通い合います。

「女なんだから」は絶対にNG「女らしい」はほぼOKです。

「…(無言)」

 女性は一般的に「親和欲求」が強くあります。相手と仲良くしたい、一緒に会話を楽しみたい、という心理欲求です。

 人と一緒にいるとき、女性はよく話しますよね。家庭でも、奥さん、娘さんといった女性たちは、家庭の誰かに頻繁に話しかけます。

 

「今日こんなことがあったの。あなたは今日、どうだった?」

 男性は、夫にしても息子さんにしても、そんな女性たちのオシャベリをうるさく感じて無言になり無視することもあるようです。

 これはうまくありません。無視されることほど、女性が心を傷つけられることはないのです。

 女性の話につきあう態度が男性には必要です。そんな男性に女性はほっと安心します。

「なんだその顔は、文句あるのか」

 家庭の主婦も大変ですが、会社で働くご主人も楽ではありません。

 職場では仕事に追いまくられて、取引先から叱られて、上司から説得されて‥ストレスが溜まります。

 帰宅してからもムシャクシャが収まらず、つい奥さんにわがままをいったり、八つ当たりしたり、無理難題を押しつけたりします。

 

 当然、奥さんはムスっとした顔になります。

 それに向かって、この文句。夫婦喧嘩に発展するのは必定です。会社のみならず、家庭でもストレスが溜まります。

家に帰ったら、奥さんに

○「いい顔しているね。何かいいことあったの?」

 と問いかけるのが、家庭を和やかにするセリフです。

 奥さんの寛いだひとときは、会社でのストレス解消にもなります。

本日のまとめ

男を傷つける言葉

・「当たり前じゃない。常識がないんだから」

相手に自分の側の常識を押しつけたり、「常識がない」と非難しない。

異議を唱える場合は、「イエス・バッド話法」を使うと、相手に与える印象がだいぶ柔らかくなり、傷つけることもない。

 

・「よけいなことはしないでよ」

家事が不慣れな旦那が手伝ってくれたときは、「食器洗いはこうするの。掃除は、ここがコツ」と、「きっちりとしたやり方」を伝授するのがいい。

 

・「男のくせに意気地がないのね」

男はプライドを傷つけられると、怒ることが多い。一方で、おだてに弱いので「さすが」という言い回しをするといい。

 

女を傷つける言葉

・「女なんだから、もう少し女らしくすれば」

女子力のなさをあからさまに指摘するのはよくない。逆に「女らしい」という言い方はOK。

 

・「…(無言)」

女性は一般的に「親和欲求」が強く、おしゃべり好きである。男性は、そんなおしゃべりをうるさく感じて無視をしてはいけない。

 

「なんだその顔は、文句あるのか」

会社のストレスを家に持ち帰って、奥さんに八つ当たりしてはいけない。帰ったら、「いい顔しているね。何かいいことあったの?」と問いかけてみよう。

 

※夫婦円満のために、知っておきたい。夫婦関係を修復する言葉を紹介しています。

 

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