穏やかな人の特徴
いつも笑顔
穏やかな人は、常に笑顔で明るいという特徴があります。
その笑顔も、決して無理をしたり何かを我慢したりするような笑顔ではなく、内面からあふれでるような魅力的な笑顔です。
笑顔は人間関係を良好にする誰にでもできるスキルですが、他人を思いやる心のゆとりがないと難しいことです。
相手が笑顔だと自分も前向きな気持ちになりますし、自分を認めてくれているような肯定的な気持ちにもなれます。
このように、笑顔には相手を安心させる力があるので、穏やかな人のそばにいると不安や緊張がやわらいでくる効果もあります。
※笑顔の効果とメリットについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
心にゆとりをもっている
焦ったり急いだりせず、常に心にゆとりがあるのも穏やかな人の特徴です。
職場でも仕事に追われていたり、イライラしている人が多いと、ギスギスした雰囲気になってしまいます。
そんなとき、普段はニコニコしていても、スイッチが入るとヒステリックになって当たり散らすような人もいます。
一方、準備や時間に余裕がある人は、雰囲気的にもゆとりを感じられます。
仮に感情に大きな変化があっても、穏やかな人は身近な人にぶつけたりしません。それが穏やかな空気感へつながっているのではないでしょうか。
感謝の気持ちをもっている
穏やかな人は忙しい生活の中でも、常に感謝の気持ちを忘れません。
そして、感謝の気持ちというのはポジティブな気持ちから生まれるものです。
この感謝の気持ちを心掛けることで、殺伐とした競争社会においても、嫉妬や不安といったネガティブな感情を遠ざけることができているのです。
時には、周囲への感謝を口に出すようにしてみましょう。自然と周りの人から好きになってもらえますし、自分自身の気持ちも穏やかになるのを感じられますよ。
穏やかな人になる方法
ポジティブ思考でいる
失敗やミス、不安や悩みは人生につきものです。
そんなとき、マイナス思考な人は、そのマイナス的な物事を何とか改善しようと躍起になり、やがてはその延長で他人に対しても強く当たります。
一方、穏やかな人は、いつも精神的に安定していて、物事に広い許容範囲をもっています。
そのため、大きな失敗や悲しいできごとがあっても、ネガティブな気持ちに心を支配されることなく、何ごとも前向きにとらえられる特徴があります。、
常にプラス思考でいることにより、「どんな状況でも何とかなるさ」「きっと上手くいく」という思考を持つことで、他人に対する物腰も自然と柔らかなものに変わっていきます。
動作や話すスピードをゆっくりと
穏やかな人になりたいなら、ゆったりとした話し方や動作を心がけましょう。
同じ動作でも動きがスローテンポになるだけで、時間の流れが変わり、丁寧な所作に変わります。
ポイントは、ただゆっくり動くのではなく、動きのおしとやかさや丁寧さを意識することです。
自然と気持ちも引き締まり、まわりからも「魅力的な人」「穏やかな性格の人」と認識してもらえます。
穏やかな人になるためには、ひとつひとつの動作を丁寧にすることがポイントです。
穏やかな人になる話し方
相手を受け入れる態度を示す
×しばしば視線をそらす。初めから相手の目を見ない。
×無表情なままうなずき、相槌もせずに人の話を聞く。
×こちらの話に、まったく興味や理解を示そうとしない。
こういう態度は「拒絶」の意思表示であり、これだけで、人の心は大いに傷つきます。嫌味な話し方をされるよりも深い傷になることもあるでしょう。
○にらみつける必要はありませんが、しっかりと目を見る
○気の抜けたダランとした表情はいけませんが、穏やかで、かつ好意的な表情
○迎合的になり過ぎない程度のほどよいうなずきや相槌で、相手の話に共感を示す
このような態度が、安心して相手の心を開かせる基本であり、コミュニケーションを充実させるコツです。
アメリカの心理学者が、ポートランド市の警察官と消防官の採用試験で、面白い実験をしています。
面接官が意識して志願者の話をするたびに肯定的にうなずいたところ、志願者の20人中17人の発言時間が増えたことがわかりました。
その「うなずき」によって志願者は心を開き、自分の志願動機やアピールポイントを積極的に発言したと思われます。
これは私たちの日常会話でも同じです。「相手を受け入れよう」という態度や表情を示してこそ、相手は安心してコミュニケーションの働きかけをしていきます。
本日のまとめ
穏やかな人の特徴
・いつもにこにこ笑顔
・心にゆとりをもっている
・感謝の気持ちをもっている
穏やかな人になる方法
・ポジティブ思考でいる
・動作や話すスピードをゆっくりと
穏やかな人になる話し方
・相手を受け入れる態度を示す
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