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【使いすぎると損する言葉】「やっぱり」を連発する人の特徴とは?

押し付ける人

「やっぱり」という言葉を口癖のように言う人がいます。「やっぱり」を連発されると、とても耳障りで、結局、何が言いたいのかが、分からなくなることがあります。「やっぱり」を連発する人の特徴や相手へ与える印象について解説しています。

 

「やっぱり」を連発する人の特徴

自分に自信があり、威張る

 「やっぱりね」「ほらやっぱり」と、相手から聞かされたことに対して「私の言っていた通りじゃない」という意味で、「やっぱり」を連発する人がいます。

 相手がそれまで疑っていたり、信用せずにいたことに対して、「自分の言ったとおりになったでしょ」と威張りたい気持ちを持っています。

 こうした人の心の中では、疑ってきた相手に対して攻撃したい気持ちと、謝らせたい気持ちがあります。

頑固者

 自分の考えを曲げない性格の人は「やっぱり」を連発していることが多く見受けられます。

 例えば、自分が主張してきた意見とは異なる意見が、多数決によって決められたときに「やっぱり、納得できないなぁ」「やっぱり、デメリットが多いのでは‥」など言って、自分の意見を押し通そうとします。

 このような人は、どんな理由や事実を述べても、意見を変えることは少なく、納得させることも難しい頑固者です。

優柔不断

 「やっぱりやめようかな」「やっぱり、どうしよう…」と、自分の意見や考えに迷いがあるときに「やっぱり」を連発する人がいます。

 自分が初めに出した答えに自信を持っておらず、不安になったり迷いが強くなったりと、自分でも答えが出せない優柔不断な人によく見受けられます。

 こうした迷いから生じた「やっぱり」は、またその後意見が変わる可能性があると思っておいた方が良いです。

※優柔不断のメリット

 

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「やっぱり」の連発が与える印象

押しつけがましい

「TVでのコメント」

「最近の若者の個性についてどう感じますか?」という質問に対して

コメント

なんかやっぱり、僕たちの時代とは違いますね。当時は個性が良いという風潮じゃなかったから。やっぱり、あの時代に個性が強いのは変人に思われたのよ。それでいて、やっぱり、僕たちの時代っていうのは…」

 

 「やっぱり」の連発は、「そんなの当然」「私にとって当たり前」といった自分の価値観を人に押し付けるような印象を与えます。

くどい

「社内での意見交換」

やっぱり、今のブランドでいったほうがお客様も、やっぱり馴染があるので良いと思います。やはり、新ブランドは時期尚早で…」

「やっぱり」「やはり」を連発すると、くどいという印象を与えます。

やっぱり、やはりを省くと

「今のブランドでいったほうがお客様も、馴染みがあるので良いと思います。新ブランドは時期尚早で…」

 やっぱりが無い方が、スッキリと相手に伝わります。

しつこい

やはり、今回の計画は一旦中断ということで。理由としては、やはり、準備が間に合わないことが挙げられます。やっぱり、準備期間を十分に設けまして、それから取り組みたいと思う次第です。やっぱ、最初から少し無理があったようで‥」

 

 言いたいことは、今回の計画は中断ということと、その理由の2点であるのに、「やっぱり」「やはり」「やっぱ」を連発することで、しつこく聞こえます。

「くどい」と同様に、「やっぱり」「やはり」「やっぱ」という言葉が無いほうが、相手に伝わります。

「やっぱり」の使い方

ここぞというときに、一度だけ使う

「やっぱり、この問題が一番大切です!」

「たっぱり、このプランで行きましょう!」

というように、

 「ここぞ」というときにだけ「やっぱり」を使うことで、本当に伝えたいこと、わかってほしいことが、真っすぐに相手に伝わります。

本日のまとめ

「やっぱり」を連発する人の特徴

・自分に自信があり、威張る

・頑固者

・優柔不断

 

「やっぱり」の連発が与える印象

・押しつけがましい

・くどい

・しつこい

 

「やっぱり」の使い方

・ここぞというときに一度だけ使う