一緒にいて楽しい人の特徴
否定的なことやネガティブなことを口にしない
話していることを否定されてしまうと、話していても楽しくありません。
反対に意見を否定せずに、受け止めてくれる人は、話していけないことを考える必要はなく素直に話せます。
何でも気楽に話せるので、話も弾みやすくなります。
また、一緒にいると楽しい人は、人の悪口や傷つけるようなことを言いません。
なぜならばそのような非難中傷が、人を不愉快にさせることを知っているからです。
ネガティブな言葉を口にしない人のところに人は集まります。
謙虚に耳を傾ける、聞き上手
一緒にいると楽しい人は、よく人の話を聞いてくれます。
話していて相手が良いタイミングで相槌を打ってくれたり、良い質問をしてくれたりすると話しやすくなります。
こうした聞き上手な方は一緒にいて楽しい人と言えるでしょう。
そして、このタイプの人は、決して話の腰を折らずに、自分のことを自慢したりもしません。
人間の欲求の1つに承認欲求があります。
承認欲求を満たしてあげることで楽しいという感情を抱いてもらいやすくなるのです。
ありのままの自分で過ごせる
初対面の人と話すと疲れてしまいます。
これは相手に遠慮して話していいことと話してはいけないことを区別して話しているからです。
では、どのような人であれば緊張せずにありのままの自分で過ごせるのでしょうか。
それは笑顔が多い人です。笑顔が多ければ自然と相手も笑顔になります。
笑顔は友好的というアピールなので、心の距離を縮める効果があります。
結果、打ち解けやすくなり、ありのままの自分で過ごせるようです。
知識や話題のバリエーションが豊富
自分が知らないことを知っている人は面白いですよね。
また、自分が振った少しニッチな話題についてこれる人も話していて楽しいと思うようです。
せっかく面白い知識を得ても細かく話せなければネタになりません。
もし、様々な話題についてこれる人になりたいのであれば、日頃からメモを取るようにしましょう。
メモを見返して、その分野を勉強することで、知識や話題のバリエーションを増やせるでしょう。
一緒にいると楽しい人の話し方
私たちが他人に何かの話題を持ちかけるときには、「聞いてほしい」という気持ちがあります。
「Aさんなら興味を持ってくれるかもしれない。そしたらたくさん話したいことがある」
そんな気持ちになってきます。
いきなりその話題を長く続けても相手は困るかもしれない、でも少し話してみて、興味を持ってくれたらどんどん話してみたい、そんな気持ちでいることが多いのです。
その一方で、「つまらなそうな顔をされたらどうしようかな」という不安もあります。
なかには相手の興味や関心なんかまったく無視して、自分の話したいことだけ話し続ける人もいますが、ほとんどの人はそこまで図々しくなれません。
したがって、とりあえず相手が聞いてくれそうな返事をしただけでホッとします。あとはどこまで話せるか、それは雰囲気次第です。
聞き上手の人は、この雰囲気を作るのが上手です。
〇「へ―え?」
とか
〇「それでどうなったの?」
と相手の話を引き出してくれます。
しかし、そこまで聞き上手でなくてもいいのです。まず、「聞いてくれるかな」という相手の不安を取り除くこと、それだけでもずいぶん違います。
気をつけて欲しいひと言は
×「知らない」
です。
「知らない」は、一発で拒絶ですからほとんどの相手は突き放された気分になります。
「この人と、話すことなんかない」という気持ちになってしまいます。
でも、持ちかけた話題を
〇「うん、うん」
と頷いてくれたり
〇「面白そうだね」
と応じてもらえたりすると、それだけで安心します。
「聞いてもらえそうだから話してみようかな」という気持ちになれます。相手にいい感情が生まれるのです。
たったそれだけの効果しかなくても、会話の雰囲気はずいぶん違ってきます。
相手が楽しそうに話すことをあなたはニコニコしながら聞いているだけでいいのです。
あまり興味のない話題だとしても、相手が楽しそうならあなただって悪い感情は生れません。
一通りその話が終わったら、今度は自分の話題を持ち出せば相手も機嫌よく応じてくれるはずです。
※会話を盛り上げるコツについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
本日のまとめ
一緒にいると楽しい人の特徴
・ありのままの自分で過ごせる
・否定的なことやネガティブなことを口にしない
・謙虚に耳を傾ける、聞き上手
一緒にいると楽しい人の話し方
私たちが他人に何かの話題を持ちかけるときには、「聞いてほしい」という気持ちがあると同時に、「つまらなそうな顔をされたらどうしようかな」という不安もある。
したがって、この不安を取り除く話し方をすることが大切である。