生き急いでる人の心理・特徴
夢や目標に少しでも早く辿り着きたいと思っている
自分の目標や夢に突進しているため、周りが見えなくなっていることがあります。
あまりにも夢が具体的ですぐにでも手が届きそうに感じているため、すぐにでもその夢を実現したくて、早く辿り着こうとするのです。
周りが見えなくて、視野が狭くなっているために、周囲からは生き急いでいるように見えてしまうのでしょう。
単純にせっかちな性格
常に何か用事を入れていないと、不安になる人が存在します。何かしていないと置いてけぼりになっているようで不安なのです。
そして、そういう人は大抵せっかちな性格で、動きもせかせかしています。
このタイプの人は、何もすることがないと不安でどうしようもなく、手持ち無沙汰でイラつきます。
また、待つ時間が無駄だと考える傾向があります。
自分ならこんなに時間がかからないのになぜこんなに返信が遅いのだろうか、作業が遅いのだろうか、といったことでイライラするのです。
そういう人は周りから生き急いでいるように見られてしまいます。
現状に満足せず、常に前進しないと退化すると思っている
「現状維持は退化である」という名言もあるくらい、成功者は常に前進し続けています。
同様に生き急ぐ人たちも前進しなくては退化すると思っている傾向があります。
無駄な時間を嫌いますので、短時間でどれだけの成果を効率よくあげられるかということを考えながら行動しています。
また、このタイプの人は、周りの人に置いていかれると感じることが多く、とにかく前進し続けなくてはいけないと感じて、精進しています。
立ち止まることが怖くてできず、周りの人のことを良く見ていません。
周りも前進しているように見えるので、立ち止まれないのです。
マイペースな人にイライラしない
答えを急かさない
生き急いでいる人は、相手の煮え切らない態度にすぐイライラする傾向があります。
たとえば、頼みごとをしたときに「うーん…」という曖昧な言葉が返ってくると、
×「嫌ならいいよ」
と自分から打ち切ってしまいます。
自分の考えを話したときでも、相手が「う―ん…」と返事をためらうと、
×「気に入らなかったらもういいよ」
と打ち切ってしまいます。
どちらの場合でも相手の反応は同じです。
「まだ何も返事してないじゃないか」
「誰も嫌だなんて言ってないよ」
最初からこういうやり取りになると、そのあとの会話もどうしても感情的になってしまいます。
生き急いでいる人(答えを急がせる人)は、「イエスかノーか、考える必要なんかないんじゃないか」と思っています。
一方、答えを出せない人は「考えなきゃ返事できないじゃないか」と思っています。リズムがまったく噛み合わないのです。
しかし、答えを急がせる人はなぜ「考える必要がない」と思うのでしょうか。
それは自分の中ではもう、答えが出ているからです。
「こうするしかない」
「こうするべきだ」
「やるならいまだ」
「いましかない」
という、ある意味ではとても単純な回路ができていて、あとは相手がオーケーと言えばそれでいいと思っています。
そういう人にとって、即答できない相手こそ不思議です。
「こんなわかり切ったこと、なぜ考える必要があるのか」とじれったくなります。
でも、同じ問題に対してすぐに答えを出せない人は大勢います。
いきなり、「どうだ」と言われても、
「よく考えないとわからない」
と思うほうが当たり前で、考える材料も条件も人によってずいぶん違います。
すでに答えを出している人が「こうするしかない」と信じていることでも、「それだけだろうか」と疑問に思う人もいるでしょう。
つまり、すぐに答えを出せない人のほうが、答えを急がせる人よりも、ずっとたくさんの方略や進路を思いつく可能性があるのです。
生き急いでる人は、そういったことも、頭の中に入れておく必要があります。
※せっかちな人の特徴と対処法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
本日のまとめ
生き急いでる人の心理・特徴
・常に夢や目標に少しでも早く辿り着きたいと思っている
・単純にせっかちな性格
・現状に満足せず、常に前進しないと退化すると思っている
マイペースな人にイライラしない
マイペースな人との会話で、すぐに答えが出ないからといって、イライラして答えを急がせないようにしよう。
すぐに答えを出せない人のほうが、たくさんの方略や進路を思いつく可能性があることを肝に銘じよう。