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【不安を煽る人の特徴と対処法】不安は人から活気を奪う

不安を煽る人の特徴と対処法について解説しています。

不安を煽る人とは、相手が心配になるような言動を取る人です。本日は、不安を煽る人の特徴と対処法について解説しています。

 

不安を煽る人の特徴

面白がってる

 不安を煽る人の心理には、面白がってることがあります。

 不安な気持ちを増幅させて、オロオロしているのを面白いと思っていたりします。

 誰かが心配事を抱えていたりする時、その人がさらに心配になることを言ってしまうのは、人が困っているのを見て面白がっているからです。

 「何だか頭が痛い」なんて言っている人に、わざわざ「頭痛って怖いらしいよ、大きな病気だったりすることもあるんだって~」なんて言って、更に不安にさせたりします。

 不安を煽ることを言ったって、所詮は他人事です。

 自分には関係がないからこそ、相手を煽ってその反応を見て、面白がっているのです。

自分も不安がある

 不安を煽る人の心理には、自分にも不安があることがあります。

 このタイプは、無意識に不安を煽るようなことを言っているため、悪気もなければ、「不安を煽っている」という自覚もありません。

 ある意味、一番厄介なタイプと言えます。

 たとえば、皆で作業をしている時に「この仕事、絶対間に合わないよね~、どうしよう」なんて口に出してしまうと、それを聞いている周りの人はとても不安な気持ちになります。

 そうやって、周囲の人の不安を煽っておきながら、意外と本人は気持ちが楽になっていたりします。

 こういう人は自分も同じように不安を感じているため、知らず知らずのうちに相手も不安にしてしまっているのかもしれません。

知識を自慢したい

 不安を煽る人の心理には、知識を自慢したいことがあります。

 正確なことも分かっていないのに、ただ聞いたことや思いついたことを、あれこれと話してしまいたくなってしまいます。

 そしてそれが、相手の不安を煽るのです。

 たとえば、「聞いた話なんだけど」なんて言いながら、色々なことをただ伝えているだけです。

 それを聞いた相手がどう思うかということを考えてはおらず、話したいから話しています。

 その話を聞いた人が、不安な気持ちになるとかそんなことは考えてもいないのです。

 他の人が知らなそうな情報であればあるほど、その知識を自慢したいと思っています。

※自慢話する人の心理と特徴について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

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 不安を煽る人への対処法

できるだけ距離を置く

 不安を煽ってくる人とは、できるだけ距離を置くようにしましょう。
 不安を煽る人はその人自身が不安になりやすい性質があり、一緒にいる人も心配癖がつくことがあります。

 挨拶はしても雑談には相槌程度で済ませるなど、角が立たないようにやり過ごします。忙しい振りや、相手の誘いに乗らない事も大切です。

 困難があっても前向きに物事を考えられる人と過ごすなど、付き合う人を選ぶことは大切です。

話し合う

 距離を置くことができないなら、お互いの本音を話し合うのも一つの方法です。

 相手の言い分の中に、自分の認識とは違った意図があることも考えられます。

 話し合いの機会を持つことでお互いの理解が深まれば、上手くいけば以前よりも良い関係を築けるでしょう。

 もし、相手の言い分に納得する点がなければ、

「心配しようと思えばきりがないし、行動しないことには始まらない」

「やってみてから考えるよ」

というように、対処してみてはいかがでしょうか。

不安は人から活気を奪う

安心させてこそ、人は活気に動く

 「不安を煽って、人を動かす」という方法があります。

 独裁政治のリーダーが使ってきた手法、あるいは、宗教団体への勧誘にもよく使われたそうです。

 仕事でも、同じような言い方をする人がいます。

×「もっと頑張ってもらわないと、あなたね、会社で居場所がなくなっちゃうよ」

 このような言い方は、上司にとっては「有効」と思えるでしょう。これで部下も仕事に一生懸命になるだろう、と。

 

 けれども、これは逆です。

 部下を、仕事も手につかないといった心境にさせてしまいます。

 次のように言い換えてみたらどうでしょう。

○「だいじょうぶ、何とかなるから」

○「気にしないでいこう、希望を持ってね」

○「ゆっくりいこうよ、今日一日を大切にして」

 このような心情が行き来している仕事場のほうが、活気が生まれやすいと思います。

 

 「一日一生」という言葉を言葉をご存じでしょうか。

 今日という日を、自分の生涯すべてのように思いなして暮らしていくことです。

 「朝は起床とともに生まれ、夜は就寝にともなって死ぬ。今日という日で自分の人生が終わってしまうのですから、あえて明日何をするかは考えない。」

 明日のことを考えると、不安なことや心配ごとが脳裏を駆け巡るからです。

    明日はない、だから今日という日を精一杯生きる…

    「今日がすべて」と腰が据われば、周りの人たちも「腹が据わった言い方」ができるようになるはずです。

本日のまとめ

不安を煽る人の特徴

・面白がってる

・自分も不安がある

・知識を自慢したい

 

不安を煽る人の対処法

・できるだけ距離を置く

・話し合う

 

 

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