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【仕事を任せられる人の特徴】仕事を任される人と任されない人の違いを解説

ビジネスマン

仕事を任される人、任されない人の違いはどこにあるのでしょうか?人から仕事を任される人の特徴についてと、社内で仕事を任される人になるための上司との接し方について解説しています。

 

仕事を任せられる人の特徴

ゴールとスケジュールを共有する

 仕事を任される人は、常にゴールとスケジュールを相手と共有します。

 共有することは「私は、あなたが求めていることを、計画的に実行します」と示すことになり、相手を安心させます。

 いかに仕事相手に安心感を与えられるかが、仕事を任される人 とそうでない人の違いです。

約束を守る

 仕事を任される人には、約束をきちんと守ります。

 仮に、約束を守れなかったことがあっても、うそやごまかしで逃げるようなことはしません。

 たとえば、納期が遅れたときに「同僚のせいで遅れた」「自分は手一杯でどうしようもなかった」と言い訳する人は、信用されない人です。

 仕事を任される人は、遅れた原因を究明し、その対策を具体的に伝えます。このような行動が人から信用されることになります。

他人を尊重する

 自己中心的な人や言われたことだけやる人は、仕事を任される機会は少なくなります。

 一方で、信頼され仕事を任される人は、「自分は相手に何を提供できるか」を考えて行動しています。

 たとえば、相手が抱えている問題点は何かをヒアリングし、役に立つ情報を提供します。

 このように他人のためを考えて動くと、「この人と一緒なら安心だ」と思われる人になります。

仕事を任される人と任されない人の違い

 ここまで、仕事を任される人の特徴を紹介しました。

 職場では、仕事を与えてくれるのは直属の上司です。

    ここからは、上司から仕事を任される人と任されない人の違いについてみていきます。

報告の仕方で差がつく

「都合の悪いニュースを上司に報告しないといけないとき」

×「こういう状況になりました。どうしたらいいですか」

これだけでは、物足りない印象を残してしまいます。

 

〇「対処策として、こういう方法があると思いますが、ご指示お願いします」

このように、具体的な提案を前もって考えておきたいものです。

 

 対処策を上司に丸投げして、自分は指示を待つだけ…これでは、自分が担当する仕事への責任感が足りないと疑われます。

 かといって、対処策がわからないからと言って、報告をしないのはダメです。

上司が嫌うのは「悪い報告をしてくる部下」ではなく「悪い報告をしてこない部下」です。

 

都合が悪い報告をしなければならないときの第一声にも注意が必要です。

唐突に

×「悪いニュースがあって…」

と焦って、話し出すのも良くありません。

 焦った表情で話しかけられたら、上司も冷静ではいられなくなります

緊張感が高まり、どなり声が響くことが多くなります。

〇「ちょっとだけいいですか。報告したい件があります」

 報告上手な部下は、この、頭出しの「ちょっといいですか」という言葉づかいが上手です。

 この一言で上司も、話を受け入れやすくなります。

とっさの反応の仕方で差がつく

 思ってもいなかったバッドニュースを聞かされて驚く。

 そんな動揺したときに、咄嗟に口から飛び出す「ひと言」は、その人がどんな人であるかを強く印象づけます。その多くは「よくない印象」です。

 

上司「今回のプロジェクトはみんなに頑張ってもらって、私としてもうれしかった。しかし残念ながらトップの判断で、プロジェクトを中断せざるを得なくなった」

と知らされたときに、

×「マジかよ」

×「冗談でしょ」

と間髪入れずに、いわゆるタメ口で反応してしまう人がいます。

 衝撃がそれほど大きかったのでしょうが、ふいに出たこんな言い方は「この部下は、まだ社会人として物足りない」といったマイナス評価になります。

 

〇「困った事態になりましたね。どうしたらいいですかね」

 このように、自問自答している素振りを見せるのがコツです。

これが「思慮深い人だ」「きちんとした社会人だ」という印象になります。

 

※社会人の話し方のルール。ぜひ参考にしてください。

www.wakatusmile.com

 

本日のまとめ

仕事を任される人の特徴

・ゴールとスケジュールを共有する

・約束を守る

・他人を尊重する

上司から仕事を任される人と任されない人の違い

・報告の仕方で差がつく

・とっさの反応の仕方で差がつく