決断力がない人の特徴
行動に移すのが遅い
物事を決める時に常に迷いが生じてしまうのが、決断力がない人の性格といえるでしょう。
でかける時の服で迷う、でかけた先の飲食店をどこにするかで迷う、入った飲食店で何を食べるか迷うと、あらゆることに迷ってしまう人がいますよね。
また、自信のなさのせいで、何度も何度も確認しながら作業をしないと安心できない、という人もおり、決断力のない人は心配性でもあるといえます。
ことあるごとに迷うので、決断して行動に移すまでにどうしても時間がかかってしまうのです。
人の意見に流されやすい
決断力がない人は、自分の意見を持っていないケースが多く見受けられます。
人の意見に左右されやすく、自分の発言を自分で簡単に覆してしまう傾向があるのです。
何らかの決定を下した後でも他によさそうな意見があれば、一度決定したことを撤回してしまいます。
「周りの意見を尊重できる」ともいえますが、自分の意思が弱いため、周囲から頼りない人、リーダーシップに欠けている人と思われることもあるでしょう。
会社のような組織の中で、特に自分の考えがなく、意見を求められても、「みなさんに合わせます」などと発言する人が当てはまるでしょう。
責任から逃げがち
自分が下した結論に対して、責任を取ることから避けてしまいがちなのも決断力がない人の特徴です。
決定すること自体を無意識に避けてしまいます。また、責任を負いたくないと思うあまり、決定を先延ばしにし、物事の進捗を遅くしてしまうこともデメリットの一つです。
上司から、顧客からのクレーム対応に裁量を与えられ、体一つで出向き謝罪と善後策を決めてきたにも関わらず、そんな対応は認められないと言われたらもう状況は最悪です。
顧客との信頼は崩壊しあなたのストレスも増え、誰も得をしない結末になることでしょう。
決断とは、本当に責任を取れる人にしか下せないタフな能力の一つと言えます。
※逃げ癖がある人の特徴対処法について、こちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
決断力を鍛える方法
とにかくやってみる
決断に迷った時に、どうすべきか、あれこれ考え続けても、結論はなかなか出ずに時間を無駄にしてしまうこともあります。
決断が必要な場面で、失敗したらどうしようとネガティブなことばかり想像し、後先のことばかり考えてしまいがちです。
しかし、選択に迷った時は、あれこれ考えるよりも、実行してみるのもおすすめの改善方法です。
あれこれ迷って何も決められないよりも、とにかく行動することが決断力につながっていきます。
日常の小さな決断から意識する
決断力がないと感じている人は重要な物事に限らず、身の回りの些細なことに対しても決断できていない可能性があります。
日頃の些細なことさえ決断できないようだと、人生を左右するような大きな決断を迫られても決めることはできません。
たとえば、レストランに入った時のメニュー選び、デートでどこに遊びに行くかなど、小さな決断を素早く決めるように意識して行動してみましょう。
常日頃から、一つ、一つしっかりセルフジャッジをすることで、次第に決断力が養われていくものです。
ビジネスはスピード重視!
その場で決め、すぐ動く
「ビジネスはスピード重視だから決断を先延ばしにするな」とは、よく言われることですが、なぜその場所で決断することが重要なのでしょうか。
決断の遅さは3つの弊害を生みます。
まず、決断を先延ばししていると、決断すべきことが積み重なって手に負えなくなってしまいます。
また、決断を先に延ばすことで、周囲の人間の決断も先延ばしにさせてしまいます。そして、決断が早ければできた、課題の発見や軌道修正が間に合わないことがあります。
以上の3つの弊害を防ぐため、自分に裁量権のあることに関してはその場で即断することが重要とされています。
特に小さな決断ほど後回しにして、埋もれがちです。メールの返信などがいい例です。
その場でできるメールの返信を放置して、あとで電話がかかってきたというのは誰しも経験があるでしょう。その場で返信しなければ、新たな仕事や問題に追われてしまい埋もれてしまうので、すぐに返信するのが望ましいのです。
もちろん内容によってはすぐに返信できないメールもあるでしょう。
そういった場合でも、とりあえずメールが届いた旨だけでも返信することが重要です。
本日のまとめ
決断力がない人の特徴
・行動に移すのが遅い
・人の意見に流されやすい
・責任から逃げがち
決断力を鍛える方法
・とにかくやってみる
・日常の小さな決断から意識する
ビジネスはスピードが命!
・その場で決め、すぐ動く
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