「品がある人」とは、「普通の人とはちょっと違う。高級で、レベルの高い感じがする」ということです。
品がある人とは、普段でも質のいいものをさりげなく身につけています。また内面的にも教養があり、周囲に気遣いができる、穏やかな人です。
品がある人の特徴
礼儀正しい
品がある人は、他人に対して敬意を持ち、礼儀正しく接します。挨拶や感謝の言葉を大切にし、他人の気持ちや立場を考慮します。相手の立場に立って行動することが大切です。
※礼儀正しい人の特徴について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
言動に慎重さがある
品がある人は、言葉遣いや行動に慎重さを持ちます。
他人を傷つけないように注意深くコミュニケーションを取り、思慮深い発言を心がけます。
自制心がある
感情をコントロールし、冷静な判断を行います。怒りっぽくならず、感情に流されることなく落ち着いた態度を保ちます。
そのため、感情的な衝動からくる問題を避けることができます。
思いやりがある
他人の感情やニーズに敏感であり、助けが必要な人々に手を差し伸べることがあります。
共感力を持ち、思いやりのある行動を取ります。
知識と教養がある
広い知識を持ち、さまざまなトピックについて会話を楽しむことができます。教養があり、深い洞察力を持つことが多いです。
本や記事を読んだり、文化的な活動に参加したりすることで、教養を高めることができます。
忍耐力がある
困難な状況に直面しても冷静であり、忍耐強く対処します。ストレスやプレッシャーにもめげず、上品な態度を保ちます。
清潔感がある
身だしなみや服装に気を使うことが多く、清潔感があり、適切な服装を選びます。これにより、自分自身や周囲の人々に対する尊重を示します。
適切なユーモアがある
適切なタイミングで軽やかなユーモアを使うことで、緊張感を和らげることができます。ただし、他人を傷つけないよう注意が必要です。
※ユーモアがある人の特徴と身につける方法について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
感謝を忘れない
周囲の人々への感謝の気持ちを常に忘れず、お礼を言ったり、感謝の印を示すことがあります。
他人の善意や助けに感謝の意を示すことで、他人との関係を深めます。お礼の言葉や手紙を大切にしましょう。
聞き上手
品がある人は、自分の話だけでなく、相手の話にも耳を傾けることができます。会話の中で相手に興味を示し、適切なタイミングで質問や共感を示します。
他人の意見やバックグラウンドを尊重し、異なる視点を理解することが大切です。
※聞き上手になる方法について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
品がある人になる過程は、自己成長と意識的な努力が不可欠です。
継続的に取り組むことで、自分自身と周囲の人々にとって、より豊かな人間関係を築くことができるでしょう。
品がある話し方のポイント
周囲が軽い気持ちで口にしている、ざっくばらんな言葉を使わず、少しフォーマルで、丁寧なものを選んでみましょう。
「流行っているから」「気を使わない、ラクな言い方だから」という理由で言葉を選んでいては、素敵とは言えません。
周囲に流されない、毅然とした話し方があなたの品を高めます。
自分のことは「わたくし」という
自分を何と呼ぶかは、言葉づかいの基本です。
フォーマルな一人称は「わたくし」です。
○「わたくしは~」
と話し始めれば、後に続く言葉も自然と丁寧になるものです。まずはこの言葉を普段から使いこなしましょう。
俗語、略語、流行語を使わない
品がある人は、
×「ミスっちゃって、まじ、やばい!」
などと口にすることはありません。
○「ミスをしてしまい、本当に困ったことになりました」
ときちんと言えるからこそ、周囲の人も丁寧に接してくれます。
けなす言葉を言わない
食事の席で
×「これ、まずい!」
などとも言いません。そう言ってしまうと、周囲の人が不快になります。
○「これは苦手です」
とか
○「わたくしには少し辛すぎるようです」
と婉曲に表現できるのが品のある人です。
本日のまとめ
品がある人の10の特徴
・礼儀正しい
・言動に慎重さがある
・自制心がある
・思いやりがある
・知識と教養がある
・忍耐力がある
・清潔感がある
・適切なユーモアがある
・感謝を忘れない
・聞き上手
品がある話し方のポイント
・自分のことは「わたくし」という
・俗語、略語、流行語を使わない
・けなす言葉を言わない