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【自己中心的な人の特徴と対処法】心を閉ざした若者にかける言葉

自己中心的な人の特徴と対処法について解説しています。

みなさんの周りに自己中な人はいませんか?本日は、自己中心的な人の特徴と対処法について解説しています。

 

自己中心的な人の特徴

自尊心やプライドが高い

 自尊とは「自分を自分で優れていると思い込むこと」です。

    自尊心がある人は自己肯定感が強く、言動は常に自信に満ちあふれています。

 しかし、自尊心が強すぎると、他人の干渉を一切受け付けず「自分が正しい」の一点張りになってしまうこともあります。

 また、このタイプはプライドが高いため、周囲から批判や注意を受けるとプライドが傷つけられたと感じます。

    ですから、時には憤慨して相手に自分を認めさせるまで攻撃することもあります。

 いかなる場面であっても自分が傷つきたくない一心から、何でも自分を正当化させてしまうのが自己中心的な人の特徴です。

※プライドが高い人の特徴と対処法については、こちらで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

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協調性が乏しく、団体行動が苦手

 自己中心的な人は「我慢」が出来ないタイプが多いため、周囲との折り合いをつけるのが苦手です。

 いつでも自分の思い通りに物事が進まないと気が済まないことから、周囲との協調性に乏しいのが特徴です。

 基本的に自分のことしか考えないので、みんなと同じことをすることに耐えられず自分のやりたいことをやるなど周りに迷惑をかける行動をしています。

 団体行動になるとすぐに不機嫌になったり空気を悪くしてしまい、周囲の人はストレスを感じてしまうことが少なくありません。

空気が読めず、思ったことを口にしてしまう

 自分の意見を無理にでも押し通そうとするのが自己中心的な人です。

    相手の気持ちや全体の流れを考えずに思ったことをそのまま口にしてしまうため、集団の中で雰囲気を悪くしてしまうことがあります。

 発言を控えたほうがよい場面でも、自分の主張を繰り返し、周囲をしらけさせてしまいます。

 たとえば、会話の流れをさえぎって自分の話をする人や、他人のプライベートにズカズカと踏み込んでくる人も「空気が読めない人」の代表格です。

 本人も自覚がない場合や、わかっていても「どうしたら空気が読めるのかわからない」ということもあるようです。

※空気が読めない(KY)な人の特徴と対処法について、詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

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自己中心的な人の対処法

プライドを逆なでしないよう、上手におだてる

 自己中な人はとにかくプライドが高いため、本人にとって痛い部分や触れて欲しくない部分に触れられるとプライドが傷ついてしまいます。

 こういったタイプの人は一度怒らせると収まるまでに時間がかかってしまうため、上手くバランスを見ながら上手におだてるのが得策です。

 下手に怒らせてしまうと余計に迷惑なことになりかねないため、基本的にプライドを傷つけることはやめましょう。

 会話をするときは「そうなんですね」「いいですね」など話を聞いていると感じさせるような相槌を打ち、肯定的に話を聞き流しましょう。

 ポイントは相手の話にいちいち反論したり、自分から話題を提供したりしないことです。

反論できないくらいに詰める

 自己中な人は、人の話を聞いたり受け入れたりすることが苦手です。

 とはいえ、勘違いさせずにしっかりと意見を理解してもらうためには、直球勝負で伝えて行くことが大切です。

 自己中な人は、自分を正当化するのに長けています。「自分は悪くない」の一点張りで、話がなかなか進まないかもしれません。

 さまざまな言い訳が出てくるのを想定した上で、相手が反論できない状態にまでもっていくのがポイントです。

 自分を見つめ直すきっかけを作ってあげましょう。

自己中心的な若者にかけるひと言

閉じた心を開く言葉

 今の若い人たちは「自己中心的」であり、「コミュニケーション能力が不足している」という傾向があるとのことですが、実際はどうなのでしょうか。

 たとえば、周りの人たちの視線や迷惑を顧みずに、駅などの出入り口付近でべったりと床にお尻をつけて座りこんでいる若者を見かけることがあります。

    こういう態度は、自己中心的な性格の表れでしょう。

    自己中心的とは、言い換えれば、「私はこうしたい」という意欲は旺盛だ、という側面もあります。

 

 ただ、残念なことに、コミュニケーション能力が不足しているために自分なりの主張や意欲を相手にうまく伝えられません。

 仲間内ではワイワイと仲良くやったり、SNSで交流するのは得意でも、会社のようなオフィシャルな場で、しかも年齢が離れていたり、立場が異なる相手とのコミュニケーションは苦手なようです。

 

 緊張のあまり萎縮してしまい、内にこもる傾向があります。

 そんな若い人たちの心を開き、会話のきっかけをつくるひと言が、

○「どうしたの?」

です。

 これは尾木ママこと、教育評論家の尾木直樹さんの受け売りですが、いつもと様子が違うなと感じたときは、「どうしたの?」と声をかけてみる。

 きっと「話したいこと」「聞いてもらいたいこと」が心の奥に溜まっているはずです。

 この声かけひとつで、心が軽くなるのではないでしょうか。

 「どうしたの?」は、「私はいつもあなたを見守っていますよ」というメッセージであり、相手を安心させます。同時に

○「相談に乗るよ」

○「一緒に頑張りましょう」

という励ましの言葉でもあります。

 

 コミュニケーション不足で、内にこもってしまう…これが常態化すると、自分は「浮いた存在「いてもいなくてもいいような存在」といった、よからぬ考えが生じやすくなります。

    これを避けるためにも、「どうしたの?」は、貴重な声掛け、といえます。

本日のまとめ

自己中心的な人の特徴

・自尊心やプライドが高い

・協調性が乏しく、団体行動が苦手

・空気が読めず、思ったことをそのまま口にする

 

自己中心的な人の対処法

・プライドを逆なでしないよう、上手におだてる

・反論できないくらいに詰める