緊張しやすい人の特徴
真面目な性格
真面目な性格の人は何事にも真摯に向き合います。
これは長所といえますが、その思いが強すぎると「失敗してはいけない」という焦りや不安が強くなります。その結果、緊張が高まりやすくなります。
そのため、成功を目指してひたむきに努力する真面目な人は緊張しやすい傾向があります。
真面目だからこそ、失敗しても良いという考えができず、程よく気が抜けないため緊張してしまいます。
完璧主義
緊張感は、失敗への不安や焦りが強いほど強く感じます。失敗することを許せないような人ほど不安を感じやすくなります。
完璧主義の人は、「完璧にやり遂げなければならない」「失敗は許されない」というように、自分自身にプレッシャーをかける傾向にあります。結果、緊張感生み出します。
そして、自分の思った通りに進んでいる場合には緊張せずに振る舞えても、想定外のことが起きるとそこで頭が真っ白になってしまいます。
※完璧主義な人の特徴について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
自分に自信がない
緊張しやすい人の中には、自分に自信を持てない人が多いです。
自信がなく成功するイメージが描くことができず、「失敗するかもしれない」という不安が強くなっているのです。
成功するイメージが持てないのは、成功した経験が少ないためです。
そのため、自分への自信がないほど緊張しやすくなり、失敗が増えるほど強い緊張に襲われてしまいます。
自信は成功することでしか持てないため、自信の無さによる緊張感からは抜け出せないことも多いです。
緊張しやすい性格を克服する方法
他人からのイメージを気にしない
他人からどう見られているかを意識しすぎると、緊張しやすくなってしまいます。
緊張しやすい性格を克服するためには、日頃から他人からどう見られているか、どう評価されるかをできるだけ気にしないように心がけましょう。
あまり緊張しない人は、他人からの評価を気にしつつも、それ以上に自分が何をすべきかをしっかり理解しています。
自分自身の評価を大切にしているからこそ、必要以上にひと目を気にすることなく、目の前のことに集中できるようになります。
「相手からよく思われたい」という気持ちからはいったん離れて、自分の心を大切にしましょう。
完璧の出来でなくてもいいと思う
どんな場面でも100%の力を発揮できれば、それに越したことはありません。
とはいえ誰しも本番は緊張し、自分が思い描いていたとおりにすべてをうまくこなすのは難しいものです。
常に完璧を目指す必要はありません。
途中で失敗しても問題ないと思えれば、自分へのプレッシャーを軽減し気持ちに余裕ができます。
本当に失敗しても想定内だと受け止められ、余計な緊張を感じないなくなるのです。
事前準備をしっかりする
時間の都合などで準備ができない部分があると、準備できなかった部分が緊張の原因となります。
事前準備を行う場合は、納得いくまで時間をかけて事前準備を行いましょう。
しっかりと準備することができていれば、あとはやるべきことをやるだけと、落ち着いて対処することができます。
もし失敗したとしても、次は失敗した部分を準備すれば大丈夫だという自信につなげることができるでしょう。
リラックスしてもらうための言葉
安心を与えるひと言を伝える
相手が緊張しているかを確認したいとき、
×「緊張してる?」
と聞くのは直接的すぎます。
人によってはプレッシャーを感じ、さらに緊張してしまうからです。
もちろん、慈悲の心に満ち溢れているような笑顔の人に聞かれるなら別でしょう。
たとえば、体調を崩して詳しい検査結果を聞くときは、誰もが緊張しますよね。
緊張してるのに医師から
×「緊張してる?」
と聞かれたら、
「はい、緊張しています」
と答えながら、結果が悪かったのかなと不安になり、さらに緊張してしまいます。
一方、患者に不安を与えない話し方をする医師もいます。
検査の結果を伝えるときは、微笑みながら
○「緊張しなくて大丈夫だからね」
と、最初に言います。
このひと言が、結果を聞く不安な気持ちをコントロールしてくれるのです。
仕事関係でも家族でも友人でも、誰かが緊張していると感じたら、
○「緊張しなくて大丈夫だからね」
という言葉をかけて、相手の不安を少しでも取り除くことができたら素敵です。
本日のまとめ
緊張しやすい人の特徴
・真面目
・完璧主義
・自分に自信がない
緊張しやすい性格を克服する方法
・他人からのイメージを気にしない
・完璧の出来でなくてもいいと思う
リラックスしてもらうための話し方
・安心を与えるひと言を伝える
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